一畑電車が新造車両

島根県にあって鳥取県にないもの。ほれが私鉄だ。島根県には県都松江と出雲大社をむすぶ一畑電車(いちばたでんしゃ)っていう私鉄がある。映画『RAILWAYS』でも、主演の中井貴一さんがにほん最古級の電車デハニ50がたを運転したり、ふるめかしい電車がいなかの人情をのせてはしったりしとった。中小私鉄に新造車両を導入する余力はないだ。っておもっとったら、このたび、一畑電車がデハニ50がた以来86年ぶりに新造車両を導入するっていう記事をめにした。

一畑電車7000系(北海道新聞)
一畑電車7000系(北海道新聞)

バタデンの新車のりにきて、島根 - 86年ぶり導入
  • 島根県宍道湖北岸をはしり、社名から「バタデン」の愛称でしたしまれる一畑電車は2016年8月19日、86年ぶりに導入する新造車両を報道陣に公開した。1両編成で2016年12月から運行する。
  • 一畑電車によると、新造車両の定員は129人。ボックスシートロングシートをくみあわせ、座席数が従来のものより20席ちかくふえた。公開された車体の側面はステンレス製で無地だけど、全体をラッピングする予定で、デザインは2016年9月に公募をはじめる。来年2017年3月までにまあ1両導入する。
  • 一畑電車松江市出雲大社などをむすび、あわせて42キロほどを運行。
    岐阜新聞 - 2016年08月19日12:35)
7000系(導入予定)|一畑電車 - Wikipedia
  • 1両編成で運行可能な、デハニ50形以来86年ぶりとなる新造車両。
  • 当初は2015年度に1両、2016年度に2両、2017年度に1両の合計4両を新造する予定であったが、後に2016・2017年度に各2両を導入する計画に変更された。1両あたりの新造費用は2億4000万円で、費用の全額を国と沿線自治体が負担する。定員129名(うち座席定員64名)とし、案内表示器を日英2か国語に対応させることにしており、製造は後藤工業が担当する。2016年秋に車体外装のラッピングデザインを公募で選定し、1両目が同年12月、2両目が2017年2月より営業運転を開始する予定。

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車両形式は7000系。たった1両ではあるけど、中小私鉄が新造車両を導入ってのがうれしい。

一畑電車の路線図(あきひこ)1360-655
一畑電車の路線図(あきひこ)


(さんこう)