須原トンネル脱線事故の原因はレールの損傷 - 長良川鉄道

きょねん2016年4月15日におこった、長良川鉄道の須原トンネルのなかでの脱線事故の原因が、レールの損傷にあるらしいことがわかった。まいにちとあさひのきじにつぎのようにのっとった。

まいにちのきじ

  • 「レール腐食きづかず」 - 運輸安全委報告書

あさひのきじ

  • 脱線報告書うけ「安全対策一丸」
    • 昨年2016年4月、長良川鉄道の列車が美濃市のトンネルで脱線した事故について、国の運輸安全委員会が2017年2月23日、レールの損傷が脱線につながった可能性があるとする調査報告書を発表した。これを受け長良川鉄道の日置敏明社長は「会社一丸となって安全対策に取り組む」とする談話を出した。
    • 長良川鉄道によると、事故を受けてトンネル内のレールを点検し、25本を取り換えた。レールの締結ボルトの緩みについては緩みを発見しやすくするため、ボルトに白色の一本線が入ったキャップをかぶせたという。 
    • レールの腐食につながった可能性が指摘されたトンネルからの漏水については、漏水箇所や過去に漏水があった場所を巡回する際に、検査項目になかった「レールの状態確認」を追加。少しでも腐食の可能性がある場合は、打音検査などを行う運用に改めたという。佐々木綱行運輸部長は「二度とこのような事故を起こさないよう、点検や整備に努めたい」と話した。
      脱線報告書うけ「安全対策一丸」:朝日新聞デジタル(山野拓郎さん)|2017年2月24日10時05分

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三セク鉄道だって中小私鉄だって、鉄道事業者として乗客のいのちをあずかるだいじなしごとをしとるってことにかわりはない。安全をおろそかにすることなかれ。

須原トンネルの位置図(あきひこ)
△ 須原トンネルの位置図(あきひこ)

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(さんこう)