日本車両、アメリカ工場も閉鎖 - 2018年8月末で

まあはいきょねん2017年11月むいかにカリフォルニア州などから受注しとった客車130両の製造を断念しとった日本車両だけど、このためにつくったイリノイ州の工場も先月2018年8月末で閉鎖になっちゃった。

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日本車両アメリカ工場閉鎖
来月2018年8月末 - 生産体制たてなおせず

(ちゅうにち - 2018.7.25)

  • JR東海こがいしゃの日本車両製造名古屋市)は2018年7月にじゅうよっか、アメリイリノイ州の工場を2018年8月末で閉鎖するって発表した。受注したしんがた車両の製造をまあはい断念しとったけど、経営上の危険の拡大をさけるため、車両の現地生産から撤退をきめた。
  • 日本車両ではアメリカで一般的な「ギャラリーがた」ってよばれる2階だて客車を得意としとったことから、海外ゆいつの製造拠点として2012年に工場を新設。おんなじとしのうちには住友商事をつうじて、カリフォルニア州などの公営鉄道にあわせて130両を納入する契約をむすんだ。
  • 2018年5月までに納入をおえる計画だったけど、試作車で強度不足が判明して、設計をやりなおした。さらに、台車を発注予定のアメリカメーカーが倒産して、2016年12月には納期にまにあわせることがむづかしいってアメリカがわにつたえた。ほのあとも事態は好転せんで、2017年11月にはアメリカがわへの遅延損害金をふくむ解決金として住友商事に372億円をしはらうことで和解して、受注契約を解除した。日本車両JR東海からのかりいれきんを和解金にあてとる。
  • アメリカ事業の不振から、日本車両は2018年3月期まで4年連続で連結純損益があかじとなり、アメリカでの生産継続は困難って判断した。
  • 工場は売却を検討しており、従業員の大半はまあはい解雇するなどした。工場を運営する現地こがいしゃには現在、31人の社員がおるけど、べつの受注案件で納入した車両の保守にあたるため、こがいしゃは存続させる。
    日本車両がアメリカ工場閉鎖(ちゅうにち - 2018.7.25) 980-1340
    △ 日本車両がアメリカ工場閉鎖(ちゅうにち - 2018.7.25)

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(さんこう)