まあはいきょねん2017年11月むいかにカリフォルニア州などから受注しとった客車130両の製造を断念しとった日本車両だけど、このためにつくったイリノイ州の工場も先月2018年8月末で閉鎖になっちゃった。
◇ ◇
(ちゅうにち - 2018.7.25)
|
◇ ◇
(さんこう)
- 川崎重工がアメリカのパストレインから通勤電車の新造72両と更新350両を受注 - あきひこゆめてつどう|2018/08/08
- 日本車両、まずい! - カリフォルニア州などから受注しとった客車130両の製造を断念 - 2017年11月むいか - あきひこゆめてつどう|2017/11/07
- あの新幹線メーカーがアメリカ市場でおちいった窮地|経営|東洋経済オンライン(大坂直樹さん)|2017/03/06 6:00
- だが、そんな期待も車両の試作段階であえなくしぼんだ。2015年に製造したプロトタイプ車両が、連邦政府の定めた衝突時の衝撃吸収基準を達成できなかったのだ。
- なぜ、初歩的な設計ミスを犯したのか。まず考えられるのは、日本とアメリカの安全思想の違いだ。日本では信号や運行管理システムを使って列車同士の正面衝突を回避するようにしているが、アメリカでは列車同士が正面衝突する可能性を前提に鉄道車両の強度を含めた対策を決めている。もっとも、日本車両はこれまでもアメリカに2階建て車両を納入しており、そんなことは先刻承知だろう。
- 次に考えられるのは、今回の車両は準高速車両であり、最高時速200キロメートル程度と想定されている点だ。これまで日本車両がアメリカ向けに製造してきた車両の最高速度は時速126キロメートル。つまり、速度の違いが衝突時の強度計算に影響を与えた可能性がある。
- さらに今回の車両は、アメリカ製部品の100%使用、車両の仕様の標準化、メンテナンスをしやすい車両にするなどの諸条件がついている。そのため過去のノウハウが役に立たなかったのかもしれない。