2019年10月26日、つまとふたり岩瀬文庫の旧書庫と児童館をみてきた。旧書庫のほうは、ふだんは内部非公開のとこを年に1回の特別公開にあわせてみにいったもんだ。
◇ ◇
旧書庫
外観はレンガづくりふうだけど、なかは木造。土蔵のつくりらしい。ボランティアガイドのかたの案内で、1階から3階までみてまわる。
お礼をいって、うえから順番に写真さつえい。さいしょは3階。天井はなくてこやぐみがまるみえ。木造三角トラスになっとって、室内にはしらがないようになっとる。ゆかはすのこになっとって、したの階がすけてみえる。このすのこのうえに書架がぎっちり。中央みなみにしたにおりていく階段。勾配がかなりゆるやかなのは、おもい本をもってのぼりくだりせにゃいかんでか。
3階をきたむきにさつえい。まんなかの通路のむこうのまどから、いまの岩瀬文庫の本館のいちばんにしの部分がみえる。
2階におりたとこからきたむきにさつえい。ボランティアガイドのかたはいっぱいみえて、来訪者ごとに対応してくれる。
1階におりたとこからきたむきにさつえい。
1階いりぐちからそとにでる。
たてもんのそとにでて、玄関をみる。南北にほそながいたてもんのみなみがわに玄関はある。
ひがしがわのひろばにでて、たてもん全体をにしむきにさつえい。まどのあいた状態で写真がとれるのは、このときだけだ。うしろはいまの書庫。
登録有形文化財岩瀬文庫旧書庫 |
児童館
いまは西尾市立図書館おもちゃ館になっとる児童館に移動。
内部は中央にでっかいへやがひとつと、にしがわにちいさなへやがひとつ。すてきな洋館だ。
きたむきにある玄関もいいかんじ。
外観をみて、岩瀬文庫をあとにする。
岩瀬文庫児童館(現:西尾市立図書館おもちゃ館) |
◇ ◇
(さんこう)
- 岩瀬文庫にいったあとのひるごはん
- 岩瀬文庫の…|いわせあきひこ|フェースブック|2019年10月26日10:54
- 岩瀬文庫の旧書庫。きょうとあした公開。
- 岩瀬文庫の旧書庫。きょうとあした公開。
- 岩瀬文庫までいって弥生時代のはなしをきいてきた - 2019年8月18日 - あきひこゆめてつどう|2019/08/18
- 『三州西尾の岩瀬文庫』 - 斎藤吾朗画伯 - あきひこのいいたいほうだい|2019/05/28
- 2019年4月26日、西尾市役所で斎藤吾朗画伯の『三州西尾の岩瀬文庫』っていうえをみてきた。っていうか、たまたま市長室のまえにかざってあったのをみてきた。
- なるほど、ふたりのひとは岩瀬弥助のわかいときと、としくってからとだっただ。おおきなテーブルは回転式読書台だった。いや、いまの図書館だってほんなもんないじゃないか。いけはこいのいけだって、おりはやっぱり動物園だった。まるで遊園地だね。かしだしをせんかわりに筆写用の宿泊所を用意しとったってのもおどろきだ。じつにおもしろい図書館だ。えのはいったほんがいっぱいっておもったのは、稀覯本(きこうぼん)、めったにないめずらしいほんだった。こんな岩瀬文庫を画伯は「世界のたからだ」っていっとる。「ほの価値は金鉱以上のおもさがある」とも。岩瀬弥助が西尾高等女学校はじめいくつかの学校の設立に貢献しとるってのはしらんかった。西尾高等女学校はわが母校西尾高校の前身だ。ほんなとこまでかかわっとったとは。
- 画伯は、世界的にも評価のたかい岩瀬文庫を世界のたからだっていう。ただ、西尾市民にはじゅうぶんに認識されてない。岩瀬文庫がすごいってことをしってほしい。西尾市民がほのたからをまもっとるってこともしってほしい。ほんなおもいで、画伯はこのえをねるまもおしんでかいたっていう。おもいのいっぱいこもったえだっただ。いや、じゅうぶんにつたわってきたよ。
- 岩瀬文庫の御即位慶賀展よかった~ - 2019年4月29日 - あきひこのいいたいほうだい|2019/05/01
- 三州八郡地理之図 - あきひこゆめてつどう|2019/05/01
- 岩瀬文庫 - あきひこのいいたいほうだい|2016/02/21
- 西尾にある岩瀬文庫。高校時代、西尾高校にかよいながらいったことのなかったこの岩瀬文庫だけど、詩人茨城のり子展が開催されとるってことで、きょう2016年2月21日、いってきた。
- 岩瀬文庫書庫
1919年ごろのたてもので、地上3階、地下1階だてである。構造は土蔵のおおかべをレンガにおきかえたもので、木造のこやぐみにかわらをふいたやねをつくる。内部は木造で、はしらをたててはりをわたし、すこしづつすきまをあけてゆかをはり、かべをしっくいぬりとする。外部には玄関の外観、のきさきまど台に洋風意匠がみられ、外壁の表面にレンガににせたタイルがはられとる。設計は西原建築工務所、タイルは常滑の陶栄かぶしき会社で生産された。
現在はアルミサッシにとりかえられとるけど、まどにも鉄とびらをいれて火気を遮断するなど、耐火性能をたかめるために導入された構造であり、外壁のタイルばりは外装材としてつかわれる初期段階にあたる。
西尾におけるゆいつの現存レンガづくり建築であり、近代建築の成立過程の一端をしめすたてものとして貴重なものである。
2003年10月/西尾市教育委員会
- にしお本まつり|古書の博物館西尾市岩瀬文庫
- 第14回にしお本まつり
- 2019年10月26日(土)・27日(日)に開催します。ぜひお越しください。
- 趣旨
- わたしたちの西尾は、世界に誇る古書の宝庫である岩瀬文庫を111年間にわたって維持してきた歴史をもつ町です。岩瀬弥助翁が設立したこの文庫には、書物の公共利用を通して地域文化の発展と先人の知恵の恒久保存をめざすという崇高な志が込められています。西尾は書物と特別なかかわりを持つ、「本のまち」なのです。
2005年7月、国によって制定された「文字・活字文化振興法」によって、「国および地方公共団体は文字・活字文化を振興し、知的で心豊かな国民生活および活力ある社会の実現に寄与すべきである」と提唱され、また10月27日が「文字・活字文化の日」として定められました 。
そこで、西尾市岩瀬文庫と市立図書館、さまざまなボランティア団体が中心となってにしお本まつりを開催し、本をテーマとする催しを通して「本のまち西尾」を市内外へとアピールします。このまつりを通じ、市民のみなさんの本に対する親しみと関心をさらに高め、西尾への誇りや豊かな文化都市に暮らす満足感を感じていただきたいと思います。
- わたしたちの西尾は、世界に誇る古書の宝庫である岩瀬文庫を111年間にわたって維持してきた歴史をもつ町です。岩瀬弥助翁が設立したこの文庫には、書物の公共利用を通して地域文化の発展と先人の知恵の恒久保存をめざすという崇高な志が込められています。西尾は書物と特別なかかわりを持つ、「本のまち」なのです。
- 主催
- 会場
- 后援
- 参加・協力
- 西尾文化協会文芸部・西尾書店会・東西三河の古本屋・西尾市商業協同組合・夢創庫・岩瀬文庫資料調査会・西尾市小中学校教師OB・西尾市職員OB(市友会)・岩瀬文庫ボランティア・岩瀬文庫同好会・図書館ボランティア・にしお観光ボランティアガイドの会・西尾市社会福祉協議会ボランティアセンター・ブタヤマさん・西尾おはなしの会きらら・おはなしたまてばこ・おはなしドキドキ・水曜おはなし会・図書修理ホビット・一色おはなし会・こうまの会・幡豆よみきかせの会・幡豆ろうどく練習会・しはと民話サークル・おはなし012・かたりべ一寸法師・西尾おもちゃ病院・鶴城丘高校音楽部・よみまあす・みすゞ星の会・工藤眼科クリニック・西尾クリニック・金山化成株式会社・そのほか大勢のボランティアのみなさん(※ 敬称略・順不同)
- お問い合わせ先
- 第14回にしお本まつり