2022年4月ついたち、きんようび、平日。会社の新年度、学校の新学期がはじまるこのひ、名古屋本線は妙興寺(みょうこうじ)のえきでおりて、妙興寺のてらにおまいりしてきた。
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西尾線ふつうでふるいからしんあんじょうまででる。電車は、きんぎょばちのあっかい電車。
しんあんじょうから名古屋本線こおろぎ特急で国府宮までいく。のったときは満員電車。神宮前でさらにこむ。新年度で熱田さんにおまいりにいくひともあるのか。金山ですいて、うんよくベンチシートにすわれる。名古屋でどばーっておりたけど、また、スーツをきた男女新入社員くんらをふくめてなんにんかのってくる。庄内川をわたったとこで、こおろぎ特急とすれちがい。すすんで、五条川はさくららんまん。大里、奥田って通過のあと国府宮にとうちゃく。
国府宮で、むかいにまっとったふつうにのりかえ。電車は、きんぎょばちのあっかい電車。島氏永(しまうじなが)に停車するとこで、急行のあっかい電車とすれちがい。ひだりにゆみなりながら高架をあがっていく。こんどはみぎにゆみなりながら、妙興寺のえきにとうちゃく。のってきた電車が、おもいっきり車体をひだりにかたげてでていくのをみおくり。
のりばをかくにん。おりぐちはのりばの前后にひとつづつ。ほいで、こんなにせばいのりばなのに、まちあいしつがふたつもある。はんたい線ののりばとあわせると、ぜんぶでよっつもまちあいしつがある。うちひとつづつは、とまでついとる。さらに、のりばのそとがわをしっかり防風壁がかこっとる。こんなら伊吹おろしもへいちゃらか。さて、みなみがわのおりぐちから高架したにおりて、かいさつをでる。
えきのすぐにしにピアゴパワーがみえて、ほっちのほうにいってみる。妙興寺のてらは東南方向にあるだけど、いっかいにしがわを探検してみる。ピアゴパワーのきたがわに、名古屋本線をくぐって東西にはしる幹線道路。中央分離帯もあるかたみち2車線の道路だ。幹線道路にそって、ピアゴパワーのにしにカーマ。ほか左右に郊外店がたちならぶ。
さらににしにいって、きりむぎやってみせを発見。ここでおっそいひるめしにする。うどんとくしかつを注文。ごちそうさまでした。
はらごしらえができたとこで、いよいよ妙興寺のてらをめざす。幹線道路をひがしにいく。えきをぬけてさらにひがしにいって、さいしょの交差点を右折。みなみにすすんで、郷(ごう)にはいる。えきのひがしがわはずーっと市街地がつづいとるだけど、とちゅうであたらしい市街地からふるくからの郷にかわるだ。
郷にはいったとこで、ひだりに妙興寺のてらを発見。ひがしむきに境内にはいっていって、ひだり、きたがわに本堂。ただし、まわりは塀にかこまれとって、どっからはいっていいのかわからん。そとでそうじをしとるわっかいおぼうさんがいっぱいおって、ひとりにきいてみると、本堂は公開しとらんとのこと。
通路をすすんで、せめて山門ごしに本堂をみる。
がっかりしとったとこで、まんだおくに境内がつづいとることがわかって、いってみる。本堂まえをぬけたとこから、みぎかねんてに、みなみむきに境内がひろがっとるだ。
おくにいって、すぐに仏殿。いや、まるで東大寺大仏殿をおもわせる荘厳な伽藍だ。かいまみた本堂もりっぱだっておもったけど、さらに仏殿はりっぱだ。
仏殿からみなみにいったとこに三門。やまのもんじゃなくて、みっつのもんの三門。三門からふりかえって仏殿をみとるとこで、ラテンギターのしらべがながれてくる。いや、めにみる光景とみみにきくしらべのなんちゅう調和しとることか。しかも、うまれてはじめて体験するくみあわせだ。こころみたされて、えきにもどる。