きょう2022年8月よっか、もくようび、平日。一宮は篭屋(かごや)ってとこまでいって、「のこぎり二(のこぎりに)」をみてきた。のこぎりやねんなかにひろがるあっかいいとの空間、いいようもなくすばらしい。
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みなみあんじょう11時27分、しんあんじょういきふつうのあっかい電車にのる。しんあんじょうでのりかえ。11時42分、岐阜いき特急のこおろぎ特急にのる。
庄内川鉄橋をわたっておおきくひだりにゆみなっていくとこで、豊橋いき快速特急のパノラマスーパーとすれちがい。
国府宮でセントレアいき特急のこおろぎ特急とすれちがい。12時24分、高架の一宮にとうちゃく。
えき1階のラーメンやでひるめし。めのまえ、まどしたのさんにほこりがつもっとってげんなり。
はらごしらえができたとこで、えき1階バスターミナルから一宮11時27分の起(おこし)いきバスにのる。あめがふりだしきて、いっしゅんひるんだけどのった。にしにすすんで篭屋(かごや)バス停にとうちゃく。定刻の13時6分から5分おくれになっただけど、バス停バス停でのりおりがあったでだ。
バス停からちょこっともどってみなみにはいったひだり、しきちのおくにのこぎり二のたてもん。おりもんこうばだったこのたてもんが、こんかいあいち国際芸術祭の会場のひとつになっとるだ。おりもんこうばは、不等辺三角形のやねがつらなるさまがまるでのこぎりのはみたいにみえるために、のこぎりやねっていわれとった。
なかにはいって、おおーっ!あっかいいとがくものすみたいに、いや、くものす以上にぎっちりはりめぐらされとる。のこぎりのはふたつぶんの空間に、通路になるトンネル部分だけのこして、あっかいいとがしたからうえにぎっちりはりめぐらされとる。いや、なんちゅうおもしろさだ。ベルリンにすむ、しおたちはるさんっていう現代美術家の作品。
ぎっちりはりめぐらされたあっかいいとのむこうに、あかりとりのたかまど。
おくにすすんで、「廃工場第二の人生」っていう新聞記事のきりぬき。もとは平松毛織っていうおりもんこうばだったこのたてもん、いったんとりこわしをきめたもんの、整理をすすめるうちにあらためてこのたてもんの魅力にきづいて存続することにしたとのこと。いまは芸術家のアトリエにかしだしたり、地域のひとたちのかたりあうばにしたりして活用しとるっていう。のこぎり二ってのは、のこぎりやねの第二の人生って意味でなづけただげな。なるほど。
新聞記事のきりぬきのはりだしてあるかべのはんたいがわ、ゆかにおいてあるなんだいかのおりきからのこぎりやねにかけて、あっかいいとがぎっちりはりめぐらされとる。おんなじしおたちはるさんの作品だけど、なんちゅうすばらしさだ。おおあめんなか、すそまくりをしてバス停からあるいてきたかいがあった。
たてもんをきたにぬけてみると、ほこはバスどおり。きたむきのたかまどがバスどおりにめんしてある。これもすてきな光景だ。表札に平松毛織株式会社ってかいてあるのをかくにん。
かえりのバス。篭屋バス停13時53分の一宮駅いきバスにのる。バスはひるまでも1時間に4本ぐらいあって、とってもべんりだ。車内はたちきゃくもあるほどひとがのっとって、とちゅうのバス停でののりおりもある。バスが公共交通として機能しとるのがうれしい。
電車にのりかえ。一宮からセントレアいき特急のこおろぎ特急、神宮前から豊橋いき特急のこおろぎ特急ってのりついで、知立でとちゅう下車。えきまえミスタードーナッツでひとやすみ。
かいさつをはいりなおして、吉良吉田いき急行のあっかい電車にのる。牛田をすぎて、岐阜いき特急のパノラマスーパーとすれちがい。陸橋のしたで、豊明いきふつうのあっかい電車とすれちがい。いや、それぞれこんな時間にこんなとこをはしっとるべき電車じゃない。はんたい線の電車がおくれとるだ。
しんあんじょうで佐屋いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。これも牛田をすぎたとこですれちがうべき電車だ。すすんで、みなみあんじょうにとうちゃく。きょうのみじかいたびをおえる。