きのう2022年8月ふつか、かようび、平日。一宮にいって、おもいもかけずおすし街道を発見、オリナス一宮を見学、真清田神社におまいりしてきた。
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名古屋本線にのりかえ。しんあんじょう11時42分、岐阜いき特急のこおろぎ特急にのる。しんがりの特別車1号車にあいとった4Aの席にすわっていく。みぎまどがわはしらまえ。
知立で4Aに席をとっとったひとがのってきて、0Aの席に移動。0列は通路ひだりがにもつおきばで、通路みぎもまどがわのこの1席だけ。車掌さんがまわってきて、特別車料金360円を車内精算。
高架の鳴海を通過するとこで、ひだり45度に伊勢湾岸道トリトンがみえる。はじめてきづいた。
名古屋をでて、国府宮に停車。
12時24分、高架の一宮にとうちゃく。
本町どおりのアーケード街にみつけた敏正(としまさ)ってみせにはいって、ひるめし。とりそばはしおあじとしょうゆあじがあるうちのしおあじを注文。じっくりにこんだとりぱいたんスープがじまんらしいだけど、しるがしろくあわだっとるのがおもしろい。追加でからあげ2個を注文。
ところで、たべながらグーグル地図をみとるうちに、この本町どおりがおすし街道だってことにきづく。おすし街道ってのは、岐阜を起点に加納、笠松をとおって木曽川をわたって、清洲のてまえで美濃路に合流する街道だ。いや、これまでなんかいも本町どおりにはきとるだけど、まさかこのとおりがおすし街道だったとはしらんかった。一宮はほのおすし街道のしゅくばまちだったわけだけど、「いまもしゅくばまちのふぜいをのこしとる」ってわけじゃなくて、むかしのにぎわいがほのままいまの近代的な商店街につながっとるだ。
ごちそうさまをして、本町どおり、すなわちおすし街道をきたにあるく。きょうは苅安賀(かりやすか)のえきをみに一宮まできただけど、予定変更。
みぎにオリナス一宮。1924年に旧名古屋銀行一宮支店としてたてられた、いしづくりのりっぱなたてもんだ。なかをみてみたいだけど、トリエンナーレあらためあいち国際芸術祭の会場になっとる。
たてもんわきのうりばであいち国際芸術祭のフリーパスをかって、オリナス一宮の玄関をはいる。いや、きづくりで八角形のちゃいろい風除室(ふうじょしつ)のしゃれとること。
みぎのかべぞいにおくにすすむ。天井は2階分のたかさ。かべのうえはんぶんは、アーチまどもふくめてしろぬり。したはんぶんは、たてぐもふくめてきづくりのちゃいろい内装。
おくのかべのまんなかに、いしづくりのわくにかこまれた金庫。
ひだりのかべまでみて、見物をおえる。
きたにすすんで、真清田神社(ますみだじんじゃ)につきあたり。尾張のくにのいちのみやだ。名古屋じゃなくてここがいちのみやなだ。おすし街道の時代、門前は三八市(さんぱちいち)でおおにぎわいだったっていう。
とりいと楼門をくぐって、拝殿からおまいり。社殿はすべて銅板ぶき。つまいり二重やねがとくちょうの拝殿のおくにひらいりの本殿。っておもったら、さらにおくにばかでっかい本殿があるのを発見。ひらいり銅板ぶき、垂直ちぎかつおぎつき。おそれいった。
拝殿からひだり、神水舎にみこさん。ちょうずしゃかっておもったら神水舎だった。よみかたはわからん。
真清田神社の境内をみぎおくにぬけて、あいち国際芸術祭の会場になっとるもと一宮市中央看護専門学校のたてもんを見物。5階のまどからまちがようみえる。
ほのとなりのもと一宮市スケート場もあいち国際芸術祭の会場。なかにはいって、アンネイムホフの映像作品をちょこっとみる。いや、無声劇でなんなのかようわからん。
いったんもどって真清田神社の境内をにしにぬけて、おすし街道がきたにのびていくのをかくにん。きたに真清田神社につきあたったおすし街道が、いったん左折したあと、また右折してきたにのびていくだ。むかしながらのみせもおおくあって、やっぱり街道のふぜいをかんじる。
えきにもどって、えきビル1階ドトールでいっぷく。
一宮からセントレアいき特急のこおろぎ特急、金山から豊橋いき特急のパノラマスーパー、しんあんじょうから西尾いきふつうのぎんいろ電車ってのりついで、ふるいにかえる。