わがふるいのまちは西川(にしがわ)のあんでらさんの東北、ちいさな十字路の西北かどにお地蔵さんを発見。山伏塚ってかいてあるだけど、はてどういういわれのもんか。はたけをへだてたきたがわのうちのひとにきいてみると、あんでらさんのみなみのうちのひとがたてたもんだってことがわかって、いってみる。おくさんがでてみえておしえてくれる。江戸時代にこのへんでいきだおれになったのぶしをとむらうためのもんで、そもそもはまつがうえてあったもんを、いわおさんがまつにかえてお地蔵さんをたてただっていう。いわおさんがだれなのかきくとなくなったご主人のことだった。おくさんは18才でこのうちに養女にはいられたとのこと。おくさんじゃあくわしくはわからんとのことで、のぶしが武士のことなのか山伏のことなのかもようわからんけど、いまもはなをたむけつづけてみえるってすごいな。
〔2023年9月みっか訪問〕