ふるいのれきし

2023.12.2 (1) ふるいのれきし - ひょうし 1300-1810 2023.12.2 (0) ふるいのれきし - うらびょうし 1190-1670

ふるいのれきしってほんをはっけんした。ちょこっとづつよんでいきたい。

〔もくじ〕〔かんこうのことば〕〔じょげん〕

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もくじ

2023.12.2 (2) ふるいのれきし - もくじ 970-1540

ふるいのれきしもくじ

  1. やはぎがわかどうあんていじだいのふるい
  2. やはぎがわらんりゅうじだいのふるい
  3. さくらもとじんじゃ
  4. ふるいのちめい
  5. はくさんだいじょうじ
  6. れいぜいかついえ
  7. ほうぞういん(はいじ)
  8. きんぞうづかならびにやまぶしづか
  9. こがし
  10. ふろくふるいきげんこう

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かんこうのことば

2023.12.2 (4) ふるいのれきし - かんこうのじ (2) 1040-1670 2023.12.2 (3) ふるいのれきし - かんこうのじ (1) 980-1560
2023.12.2 (5) ふるいのれきし - かんこうのじ (3) 1040-1560

かんこうのことば

れきしはちりのほそくであるといはれておりますが、じぶんのうまれたきょうどがいかなるゆいしょのちであるかをつまびらかにし、これをおおやけにしこうせいにつたへんとこころざし、きょうどれきしけんきゅうかなかがわかくしにたくししょうさっしをへんさんしたのでありますが、わがふるいちほうのちけいはきんじねんどのさいくつやとうかいどうしんかんせんのふせつ、ふるいだんちけんせつなどによりおおきなへんぼうをあらはしつつあるのであります。ほんねんなつごろふるいちないほんじみなみはたのさいくつによりせんじゅうみんのじゅうきょいせきやしゅつどひんによりやく1,200ねんまえのものとすいていされ、このちほうがいかにふるきれきしをゆうするかのしょうさといへよう。わたしはこのゆいしょあるちにうまれ、ここにそだち、ふそでんらいののうぎょうをいとなみながらなんとかしてわがきょうどをはってんさせ、すみよいあかるいぶらくをけんせつせんことをねんがんし、まづさんぎょうくみあいのけいえいかつどうによりぶらくみんのけいざいてきこうじょうをはかるとともにせいねんかいにじんじゃけいだいのせいそう、せいねんかいほうのはっこう、せいねんきょうどうちょきんのれいこうなどをなさしめ、しょうぼうだん、ざいごうぐんじんかいなどのかつどうをうながし、ぶらくのそうごうてきはったつにどりょくしたしだいであります。

しゅんぷうしゅううすでに74ねん、めいじ、たいしょう、しょうわのみよにこきゅうし、せいねんかい、しょうぼうだん、ちょうへいによるぐんたいせいかつ、きたしなちゅうとん、きょうどうそしきによるさんぎょうくみあいれんごうかい、のうぎょうかい、のうぎょうきょうどうくみあいれんごうかいのけいえい、だいとうあせんそうのせんちゅうせんごのくなんをこくふくし、しゅうせんご20ねんにしてこうどなけいざいせいちょうをみたるにほんこくにせいぞんし、ぶんかふくしこっかけんせつのいちいんとしてろうこつささげえることをよろこぶしだいであります。

かいこしますとわたしはせいねんじだいはきょじゃくでありましたがぐんたいせいかつをけいきとしてきょうけんとなり、どくがくしゅうようにつとめたのでありますが、24さいより64さいまで40ねんかんれいすいよくぎょうし、27さいよりげんざいまで46ねんかんあさゆうにしょくせいかつ、しゃこうなどにてちゅうしょくをとればゆうしょくをはぶく、30さいより現在まで44ねんかんながひげをた くわへてはをまもり、26さいよりげんざいまで47ねんかんのふうふせいかつちゅう3なん2じょをあげ、14さいよりこんにち まで60ねんかんのうぎょうけいえいにじゅうじさんかく、24さいよりげんざいまで50ねんかんくみあいけいえいならびにうんどうにじんすいし、33さいよりげんざいまで40ねんかんれんごうかいけいえい、41さいより51さいまで10ねんかんこうせいびょういんのそうせつとけいえい、62さいよりこんにちまで11ねんかんまいあさていじにぎょうてんほうそう、60さいよりげんざいまでまいとしなつおんたけとざん15かい、このちょうきかんのくとうはただいなりしもさいわいにかくじぎょうともじゅんちょうにすすみたるはかんけいしょげんのあつきごこうえんのたまものでかんしゃとよろこびにたへぬしだいであります。

ちなみにこうせいびょういんのしゅんこうをきねんし、こうせいじんじゃをぞうえいし、これがきょうりょくにかんしゃのいをささげるためめいじようすいかいさくのせんかくしゃつづきやこうおうどうぞうまえにこうろうをたたへたかやはらかざんのしひをこんりゅうし、ふるいじんじゃけいだいにゆきさいでんてんていきねんじゅひをこんりゅうし、ひりにふるいぶらくのげんせいをきざみ、こうせいのさんこうにきょうし、まるへきれんごうかいのけんはんこうれんがっぺいかいさんをきねんし、やまざきえんきちおうのひぶんならびにひりにまるへきれんごうかいのげんせいをほり、きねんひをこんりゅうし、にほんでんまーくのかおりをいささかなりともこうこんにのこさんとし、なおわがきょうどしゅっしんきょういくしゃ、いながきくにさぶろうおうのじゅぞうをおくねんじけいだいにけんせつなどじんりょくしたり。ながねんげつのかんのどりょくがみとめられけんちじをはじめ、だいにほんのうかいそうさいなしもとのみや、さんぎょうくみあいちゅうおうかいとう、ぜんこくのうきょうちゅうおうかいちょうそのほかかんけいしょだんたいよりかんしゃじょうやひょうしょうじょうをじゅよせられ、せんねんはさんぎょうこうろうしゃとしてらんじゅほうしょうじゅしょうのこうえいによくしましたがほんねん4がつ29にちてんのうこうたんびをぼくしはからずもせいぞんしゃじょくんのれつにはいりくん5とうにじょしずいほうしょうをたまわりどうねん5がついつかあんじょうしめいよしみんにすいきょされましたのでこれらのえいよをきねんしほうおんかんしゃのびちゅうをひょうするためこのかんこうをいたしたしだいであります。

1965ねん8がつ13にち

かんどういわせわいち

ついき
おろかなわたしをぜんどうしてくださったせんけんごしんをまいとし7がつ19にちしょうそうしてどきょうくようし、ほうおんのまことをささげております。

せんけんごしん
がのうせい|やまざきえんきちのみこと
1954.7.19にゅうめつ|だいしんいんたんあんのうせいこじ|ぎょうねん82さい
こうどう|まきのひでのみこと
1955.7.19にゅうめつ|せきぜんいんしゃくしゅうとくこじ|ぎょうねん69さい
かざん|かやはられんたろうのみこと
1952.8.4にゅうめつ|れいかいんまんしょうかざんこじ|ぎょうねん83さい
さんざん|よこおそうざぶろうのみこと
1961.1.26にゅうめつ|きんがくいんさんざんそうおうこじ|ぎょうねん77さい
おかだきくじろうのみこと
1962.9.3にゅうめつ|はくじゅいんしゃくちげん|ぎょうねん96さい

2023.12.2 (7) ふるいのれきし - かんこうのじ (5) 1000-1540 2023.12.2 (6) ふるいのれきし - かんこうのじ (4) 960-1550

あいちけんあんじょうしふるいちょうなかほんじ11ばんち
いわせわいち
1891ねん8がつ13にちうまれ

がくれき|おうりんこうとうしょうがっこうだい2がくねんしゅうぎょう

しょくれき|1905ねん4がつからげんざいまでのうぎょう

へいえき|ほへいだい18れんたいちょうへいにゅうたい、きたしなはけんほへいだいたいへんにゅう(てんしん、さんかいかん、しょうれいちゅうとん)

こうしょく|あんじょうちょうやくばしょき、かのりがわあくすいすいりくみあいぎいん、あんじょうちょうかいぎいん(とうせん4かい)、あんじょうしぎかいぎいん(1かい)、(のうそんかんけい)ふるいさんぎょうくみあいちょう、ふるいようさんじっこうくみあいちょう、へっかいぐんべいこくはんばいくみあいちょう、へっかいぐんこうばいはんばいりようくみあいれんごうかいちょう(れんごうのうぎょうそうこそうぎょう、こうせいびょういんそうせつ)、あいちけんはんばいこうばいくみあいれんごうかいせんむりじ、ぜんこくべいこくはんばいこうばいくみあいれんごうかいかんじ、あいちけんしんようくみあいれんごうかいりじ、へっかいぐんようさんくみあいれんごうかいふくかいちょう、へっかいぐんようけいくみあいれんごうかいふくかいちょう、さんぎょうくみあいへっかいぐんぶかいちょう、あいちけんべいこくとうせいくみあいじょうむりじ、あんじょうちょうさんぎょうくみあいちょう、あんじょうちょうのうぎょうかいふくかいちょう、どうかいちょう、あんじょうちょうのうぎょうきょうさいくみあいちょう、ふるいのうぎょうきょうどうくみあいちょう、あんじょうちょうせいさんのうきょうれんごうかいちょう、あいちけんのうぎょうきょうさいくみあいれんごうかいりじ、あんじょうちょうのうぎょうきょうさいくみあいかんじ、あいちけんはんばいこうばいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかいりじ、あいちけんこうせいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかいりじ、あいちけんきょうさいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかいちょう、あんじょうしのうぎょういいんかいふくかいちょう、あいちけんのうぎょうかいぎいいん、あいちけんのうぎょうきょうどうくみあいちゅうおうかいりじ、ぜんこくきょうさいのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかいとくべつさいがいきゅうえんいいん、あんじょうしのうぎょうきょうどうくみあいちょう、あいちけんしんようききんきょうかいりじ

じゅしょう|さんぎょうくみあいへっかいぐんぶかいちょうよりさんぎょうくみあいけいえいのこうせきによりひひょうしょう、だいにほんのうかいそうさいなしもとのみやでんかよりのうそんしせつけいえいのこうせきによりひひょうしょう、さんぎょうくみあいちゅうおうかいあいちしかいちょうよりさんぎょうくみあいけいえいのこうせきによりひひょうしょう、しょうくんきょくそうさいよりじへんにかんしざいをきふしたのでひほうしょう、さんぎょうくみあいちゅうおうかいとうよりいえのひかりふきゅうこうろうでかんしゃじょうをうける、あんじょうけいさつしょちょうよりみんしゅうけいさつこうろうでかんしゃじょうをうける、さんぎょうくみあいちゅうおうかいとうよりさんぎょうくみあいこうろうによりひひょうしょう、のうりんちゅうおうきんこりじちょうよりくみあいきんゆうのこうせきでかんしゃじょうじゅしょう、ふるいさんぎょうくみあいよりくみあいじぎょうのこうせきをたたえしょうとくひをこんりゅう、あんじょうちょうちょうよりじちこうろうしゃとしてひひょうしょう、ざいだんほうじんしゅうようだんちょうよりしゅうようだんうんどうこうろうしゃとしてかんしゃじょうじゅしょう、とうかいしぎかいぎちょうかいよりじちこうろうしゃとしてひひょうしょう、あいちけんのうきょうちゅうおうかいちょうよりのうぎょうだんたいはってんのこうせきによりひひょうしょう、ぜんこくしぎかいぎちょうかいよりしせいしんこうのこうせきによりひひょうしょう、ぜんこくのうぎょうきょうどうくみあいちゅうおうかいちょうよりのうきょうはってんのこうせきでひひょうしょう、あいちけんちじよりのうぎょうだんたいのはってんとのうぎょうけいざいのあんていこうじょうにきよしたこうせきであいちけんひょうしょうじょうれいによりひひょうしょう、さんぎょうこうろうによりらんじゅほうしょうじゅしょう、ぜんこくのうぎょうきょうどうくみあいちゅうおうかいよりのうぎょうきょうどうくみあいのはってんこうろうしゃとしてこうじゅこうろうしょうじゅしょう。せいぞんしゃじょくんのれつにはいりくん5とうずいほうしょうをたまふ。あんじょうしめいよしみんすいきょ。

2023.12.2 (9) ふるいのれきし - しゃしん 990-1600 2023.12.2 (8) ふるいのれきし - しゃしん 1090-1620

しゃしんみぎから=つづきやこうおうどうぞうまえしひ、いわせわいちきごう、おくねんじけいだいいながきくにさぶろうおうじゅぞう、もとふるいのうきょうまえいわせわいちしょうとくひ

2023.12.2 (10) ふるいのれきし - じょげん (1) 940-1520

なかがわかく
1889ねんうまれ
1907ねんかんりつきょうとこうとうさんぎょうがっこう(げんきょうとこうげいせんいだいがくぜんしん)そつぎょう
1911ねんちょうせんそうとくふぎじゅつかんににんかんしてぎしにすすみ、1945ねんひきあげ。じゅ5いくん5とう
ざいかんちゅうしな7しょうにしゅっちょう
1947ねんいらいあいちけんひきあげしゃだんたいれんごうかいちょうとなり、ひきあげしゃえんごじぎょうにじゅうじ。
このかん1947ねん3がついこうげんざいまでちほうしちょうさにじゅうじし、あんじょうしぶんかざいほごいいんちょうのしょくにあり。

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じょげん

2023.12.2 (12) ふるいのれきし - じょげん (3) 940-1600 2023.12.2 (11) ふるいのれきし - じょげん (2) 970-1530

じょげん

ふるいは1せいきのころやはぎがわちゅうせきちにおこったいなさくぶんかのいせきちであり、こふんぶんかじだいにはみやけがおかれてそれがこうひのみなしろべにさだめられやがてさくらいごうめいはっしょうのもととなり、かつさくらいごうのほんごうちとなった。

かくてさくらみとしのかみをまつるさくらもとじんじゃがしゅつげんしてだじょうかんぷのさだむるしょうしゃとなり、こうだいなるしゃいきをととのえ、じんぐうじたるさくらいでらがこんりゅうされ、かまくらきにはいってはくさんをごうしし、そのほんじどうのはくさんだいじょうじもせっちされた。 そしてあたかもこのころげんざんみよりまさのえいするがのかみひろつなにゅうどうちちこがらいおうしてさくらいでらおよびはくさんだいじょうじにじゅうし、はくさんだいじょうじがおくねんじとなるにおいてひろつなにゅうどうはそのかいそとあがめられた。

このころしきのしょうからあおみのしょうにつうずるじゅうようどうろがありそのとせんばのせいがんちにふじのむらがしゅつげんしてふじのはなのめいしょをなしかつたいがんのあおみのしょうとともにいぬがしらのいとのさんちのひとつをもなしていた。そしてまたこのころはじめてしんしゅうのめばえがあっておくねんじはこれにかいしゅうしたがはくさんのほんじぶつはながくおくねんじのかんするところとなってめいじじだいまでおよんだ。

むろまちじだいにゆうりょくなしゅげんどうぎょうじゃがすんでそのいせきをのこした。またそのころほうぞういんなるこさつもそんざいしてきんかくじのまつじをなしていたやにかんさつせらる。

むろまちまっきにはいってふるいはあんじょうまつだいらしのじょうかのむらとなっておおくのじょうしのやしきちにへんぼうしたがあたかもそのころからこうかのしのすむところともなってとくがわしょきにはいってそのかつやくのあとをしじょうにとどむるにいたった。

ほんぺんはいじょうのだいたいをしるしたもので、そのげんしきにかんするじこうはこうこがくしゃのげんざいのけんかいとやはぎがわちゅうせきちゅうぶちたいのぼーりんぐによるがくじゅつちょうさせいせきをもって、こふんぶんかじだいのれきしはだいにほんし、にほんぶんかしおよびきゅうしるいといせきとをさんしょうし、じんじゃおよびじんぐうじかんけいはしんとうし、じんぎし、にほんぶんかし、だいにほんしりょう、みかわきゅうちしなどにより、またおくねんじかいそ、しんしゅうかいしゅうのじこうはだいにほんしりょう、しょけいふるい、みかわねんぶつそうしょうにっき、そのほかきゅうしをさんしょうし、そのいこうのことはみかわきゅうちし、だいにほんしりょう、まつだいらしかんけいきゅうしおよびふるいのちめいなどをけんきゅうしてかくそのたいようをじょしかくてせつめいとこうしょうとにしするもくてきをもってしりょうのいちぶをふきしておいた。

なおあやしいとみとめられるじいんえんぎならびにとちにたいするでんせつのたぐいはこうしょうじょうのこんきょなきかぎりいっさいこれをさいようしなかった。それはれきしではないとみとめたがためである。

1965ねん2がつこれをしるす。

なかがわかく