岩泉線、22億円で復旧できるじゃん！？

ことし 3月 30日に JR東日本が復旧断念を表明し、廃線になるもんだっておもっとった岩泉線（いわいずみせん）。安全確保のための対策をほどこすべきかしょが 111かしょもあって、ほのための費用が 130億円もかかっちゃうだけど、にほんでいちばん利用客のすくないこの路線にほんなにおかねかけれやへん！ってのが廃線にする理由だった。

ところが、岩手県と宮古市、岩泉町でつくる安全対策費用検証委員会が、「工事をやるのは緊急性のたかい 66かしょでいい。ほかは落石や岩盤崩壊の検知装置などを整備することで安全性は確保できる。したがって費用も 22億円でおさまる」っていう報告をだしたげな。

岩泉線（いわいずみせん）路線図

のぞみはつながるのか。

（さんこう）

岩泉線全線の安全性評価と対策費用（120330 JR東日本）

1日 1キロあたり通過人員（JR東日本 2009年度）

1日 1キロあたり通過人員（全国 2008年度）

（ついか）

朝日新聞デジタル:安全対策強化 22億円で可能岩泉線-マイタウン岩手｜2012年10月25日
- 安全対策費用検証委員会は、JR東日本の試算について「危険事象の切迫度のちがいにかかわらず、一律にハード対策実施を前提としとる」って指摘。岩盤崩壊や落石を防止するハード工事 13億 4千万円と、落石検知装置や監視カメラの設置などのソフト工事 8億 9千万円を併用することで、安全を確保しながらすくない費用で工事ができるとした。
- 委員長をつとめる日本大学生産工学部の三田地利之特任教授は「山岳地のローカル線の安全運行確保のため、JR東日本には提案をうけてほしい」ってのべた。