とりあえずバス専用道方式にするでってことで、レールがはがされた。ほのまま3年もバスがはしりつづけて、まあこのままでいいやっておもうようになっちゃった。
気仙沼線(けせんぬません)のはなしだ。前谷地(まえやち)から気仙沼までの全線72.8キロのうち、前谷地がわの17.5キロがはやい時期に復旧したものの、のこる55.3キロはバス専用道方式での運行がつづくうちに、沿線住民も鉄路の復旧をのぞまんくなっちゃったみたいなだ。
1977年っていうあたらしい時代に全線開業した気仙沼線。ぢもとのながねんの悲願がみのっての全線開業だったはずなのに、まあはがされたレールがもとにもどることはないのか。
(さんこう)
- JR東、BRTの優位性強調 - 気仙沼線復旧めぐり協議:朝日新聞デジタル(森治文さん、青瀬健さん、茂木克信さん)|2015年6月6日18時40分 〔ねたもと〕
- 震災で不通になっているJR気仙沼線(柳津-気仙沼間、55.3キロ)について、鉄路による復旧をめざすか、バス高速輸送システム(BRT)での運行を続けるかを話し合う会議が2015年6月5日、国土交通省であった。JR東日本はBRTの優位性を強調し、自治体側からも強い異論はなかった。
- 気仙沼線の復旧をめぐる会議は1年4カ月ぶり。非公開で開かれ、宮城県側からは気仙沼、南三陸、登米の沿線3市町の首長らが参加し、JR東日本は深沢祐二副社長が出席した。
- 参加した首長らによると、JR側は、鉄路での復旧について、約700億円かかり自社での単独負担は難しい▽利用者増が見込みにくい▽地域交通としての役割を果たせなくなる恐れがある、と報告した。
- 一方、柳津から気仙沼までの線路跡の舗装路や一般道を走るBRTについて、駅数が震災前の18から19に増えた▽鉄道よりも運行本数が多い▽90分だった所要時間は106分にのびたが遅れはほとんどないと利点を強調した。
- これに対し、3首長からは、鉄路かBRTか決まらないと街づくりにも影響する、と心配する声が出た。
- 菅原茂・気仙沼市長は会議後、報道陣に「気仙沼では鉄路復旧が望ましいとの声が強い」と説明したうえで、「JRの考えを示してほしい」と述べた。佐藤仁・南三陸町長は「本数が増え、高校生にはBRTの方が使い勝手がいい」などと指摘。「とにかく早く結論を出してほしい」と求めた。
- 協議を受け、JRは2015年7月下旬にある次の会合で具体的な方針を示す。(森治文さん)
- 鉄路の復旧、難しく
沿線では復興事業が本格化し、鉄路の復旧は難しくなりつつある。 - 震災前は海水浴客でにぎわった気仙沼市本吉町の大谷海岸駅。震災後、標高9.8メートルの防潮堤が計画され、線路は敷き直すには巨額の費用がかかりそうだ。
- BRTは気仙沼-本吉間を1日上下65本走る。震災前の鉄道の3倍近くに増え、住民にも親しまれている。
- BRTで看護専門学校へ通う川口安耶香(あやか)さん(20)は「このままでいい。通院するお年寄りもそうじゃないかな」と話す。
- 南三陸町は、柳津駅から町の玄関口となる陸前戸倉駅までの区間12.0キロで、鉄路での復旧を求め、残る気仙沼までの区間はBRTが走る構想を考えている。
- 町内では大規模なかさ上げ工事が進み、震災前に鉄道があった場所は、10メートル近い高低差が何カ所もできている。同じルートでの復旧は現実的でないとの判断がある。
- 昨春の町民アンケートでは、鉄路復旧を望む人がBRT継続を求める人の2倍以上だった。佐藤仁町長は「長年の悲願で開通した気仙沼線への思い入れは深い」と話す一方、「車の方が利便性が高い。鉄道が復旧しても町民はそれほど乗らないのではないか」とみる。(青瀬健さん、茂木克信さん)
- JR気仙沼線を巡る動き
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- 最終的には 柳津−気仙沼間の 6わりを バス 専用道に するって いうだけど、いったい ほの 完成は いつの ことやら。さらに ほの さきの 鉄道での 復旧なんか ほんとに 実現するのか どうか。
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- 気仙沼線 - Wikipedia
- 1977年12月11日、全線開業
- 全線単線非電化、最高時速85キロ