まちがった決定 - 大船渡線沿岸部と気仙沼線沿岸部の廃止

三陸沿岸に高速道路の建設がすすむいっぽうで、三陸縦貫鉄道を構成するいくつかの路線のうち、大船渡線沿岸部と気仙沼線沿岸部について、復旧をおこなわずに廃止となることがきまったみたいだ。

◇            ◇

なんちゅうかなしい決定だ。なんちゅうまちがった決定だ。ほれもこれも、大船渡線気仙沼線を運営するJR東日本がくろじ企業であるっていう理由で、ひがしにほん地震からの復旧にたいする支援をこばんだくにの決定による。おんなじように被害をうけた三陸鉄道北リアス線南リアス線はまあはい復旧をはたし、また、JR東日本から三陸鉄道に移管することがきまった山田線沿岸部は復旧することがきまっとるっていうのに。


(さんこう)

  • 大船渡線(おおふなとせん)のありかたこんだんかい - あきひこゆめてつどう|2015/08/29
    • ひがしにほん地震の被害をうけた鉄道はぜんぶ復旧させるはずだったのにね。大船渡線沿岸部43.7キロはちゃくちゃくと廃止にむかってすすんどる。
  • ぜんぶバスにしちゃっていいのかん - 気仙沼線 - あきひこゆめてつどう|2015/07/12
    • 気仙沼(けせんぬま)は宮城県の東北のはしにある。県都仙台からは128.8キロのきょりにあるだけど、仙台から小牛田(こごた)までの43.2キロは東北線がうけもち、小牛田から前谷地(まえやち)までの12.8キロは石巻線(いしのまきせん)がうけもち、さいごの前谷地から気仙沼までの72.8キロは気仙沼線がうけもつ。
    • この128.8キロの区間のうち、柳津(やないづ)から気仙沼までの55.3キロの区間がまんだひがしにほん地震の被害からたちなおっとらんくて、俗にBRTともわれるバス専用道方式による暫定的な運行をしとる。このかんのおもな経由地は志津川(しづがわ)とか本吉(もとよし)っていったとこだ。バス専用道方式を実施するにあたっては、ぜんぶがぜんぶじゃないだけど、バス専用道にするために線路のレールをはがしちゃったりしとって、こころがいたんだもんだ。
    • ところで、ついさいきんのことだけど、さらにバス運行区間をのばしたってことをしった。鉄道での運行再開をはたしとる前谷地(まえやち)と柳津(やないづ)のあいだ17.5キロの区間を、列車と平行してバス専用道方式のバスをはしらせるようにしただ。鉄道ピクトリアルにつぎのようにでとった。先月2015年6月27日からほうなっちゃっただね。