あいの風とやま鉄道はいま

2015年3月じゅうよっかの北陸新幹線の金沢開業を機にできた、あいの風とやま鉄道についてしらべてみた。

路線
路線は、富山を中心に、にしは倶利伽羅(くりから)まで、ひがしは市振(いちぶり)までの全長100.1キロ。北陸線をひきついだものであり、軌間1067ミリの狭軌で全線複線電化。

あいの風とやま鉄道の路線図(あきひこ)
△ あいの風とやま鉄道の路線図(あきひこ)

本数
運行本数はにしいきが1日42本で、ひがしいきが1日36本。名鉄の支線のふつう停車駅であるわが古井が、きたいきが1日40本、みなみいきが1日39本であり、だいたいこれとおんなじだ。県都、富山を発着する電車の本数としてさびしい。

  • 富山駅1日運行本数【平日】 - あいの風とやま鉄道(2017年2月現在)
    • にしいき=42本
      • 高岡いき=11本
      • 金沢いき=31本(うち2本はあいの風ライナー)
        〔※ 倶利伽羅-金沢間はIR石川鉄道にのりいれ〕
    • ひがしいき=36本

速度
表定速度をみてみると、ふつうが時速63.3キロで、主要駅にだけとまるあいの風ライナーが時速75.1キロ。まあまあのようなきもするけど、駅間のながさをかんがえるとまっとはやくてもいいようなきもする。北陸新幹線の金沢開業まえのJR西日本北陸線時代は、特急しらさぎサンダーバードはくたかがいきかった路線だ。最高速度110キロは、以前よりさがっとるのかもしれん。しなの鉄道信越線時代の120キロから100キロに最高速度をさげとる。

  • 表定速度 - あいの風とやま鉄道(2017年2月現在)
    • ふつう
      倶利伽羅 11:26*1 → 11:32 石動 11:33 → 12:05 富山 12:07 → 12:52 泊
      〔90.7km、1時間26分、63.3km/h、1,860円〕
    • あいの風ライナー
      石動 17:35*2 → 18:02 富山 18:04 → 18:42 泊
      〔83.9km、1時間7分、75.1km/h、1,960円(うちライナー券300円)〕

経営
経営状況はきびしいらしい。優等列車を新幹線にもっていかれちゃったあげくに、他社線としてきりはなされちゃっただで、あたりまえっちゃああたりまえなだけどね。きょねん2016年12月時点の予測で、2016年度の決算は3億7,200万円のあかじと、2015年度の7千万円のくろじからおおきく転落。

  • 経営状況 - あいの風とやま鉄道
    • 2016年度は3億7,200万円のあかじみとおし(2015年度は7千万円のくろじだった)
    • 2016年4~10月の1日あたり利用者数は41,763人(前年同期比0.6%減)
      • 定期利用者=30,759人(前年同期比0.5%増)
      • 定期外利用者=11,004人(前年同期比3.6%減)

(さんこう)

*1:始発は金沢11時7分

*2:始発は金沢17時17分