山田線の内陸部が全線復旧 - 2017年11月いつか

盛岡から内陸部をひがしにすすんで宮古で太平洋岸にでて、ほっから沿岸部をみなみにすすんで陸中山田をへて釜石にいたる、全長157.5キロの山田線。宮古-釜石間の沿岸部55.4キロについては、まんだ2011年3月11日のひがしにほん地震のつなみ被害で運行休止になったままなだけど、盛岡-宮古間の内陸部102.1キロについては、ひがしにほん地震のあとのはやい段階で運行再開しとった。

山田線上米内-川内間の運行再開図(あきひこ)
△ 山田線上米内-川内間の運行再開図(あきひこ)

ところでしらんかっただけど、2015年12月のおおあめで、山田線内陸部のうちの上米内(かみよない)-川内(かわうち)間51.6キロが運行休止になっとった。さらに、2016年8月には史上はじめて東北地方太平洋がわに上陸したっていう台風10号があって、ほのえいきょうもあってかずーっと運行休止状態がつづいとった。あまちゃんで有名になった三陸鉄道北リアス線宮古からきたにでとる。2014年4月に全線復旧しただけど、この北リアス線にのるために盛岡から鉄道でいかあっておもってもいけんかっただ。

いや~、ざんねんなことだな~っておもっとったら、やっと2017年11月いつかに運行再開をはたした。年末の帰省に山田線内陸部がつかえるようになってよろこぶひとたちのようすを、岩手放送がつぎのように報じとる。

  • 盛岡-宮古が開通の山田線 - 帰省客でこみあう/岩手・宮古市|IBC NEWS(松原友希アナウンサー)|2017年12月30日17:20
    • 年末の帰省ラッシュは2017年12月30日がやまばです。およそ2年ぶりに盛岡と宮古の間で運転を再開したJR山田線は、帰省客で混み合いました。
      2017.12.30 山田線(岩手放送) (2)
      2017.12.30 山田線(岩手放送) (3)
    • 午后1時過ぎにJR宮古駅に到着した快速列車からは、およそ80人がホームに降り立ち混雑しました。土砂崩れ事故のため、先月2017年11月5日まで1年11か月に渡り、盛岡-宮古間の一部区間で運休となっていたJR山田線。久しぶりに列車での帰省となりました。
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    • (神奈川から帰省した会社員)「まあ懐かしいなというのがひとつありますね。とにかくゆっくりしたいですかね」
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    • (仙台から帰省した家族)「ずっとしばらくバスだったので、子どもたちいると、どうしても広い山田線の方がよかったのですごい助かります。帰りも乗って帰りたいと思います」
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    • (仙台から帰省した子ども)「岩手のおばあちゃんとかおじいちゃんと、いっしょにいろんなことして遊びたい」
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    • 駅には帰省客を迎えに来た人たちもいて、年末の宮古駅は久しぶりににぎわっていました。
      2017.12.30 山田線(岩手放送) (1) 松原友希アナウンサー
      (松原友希アナウンサー)

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いや~、じつに2年ちかくも陸の孤島にちかい状態にあった宮古のえき。帰省客でひさしぶりのにぎわいだったとのことで、なによりだ。おめでとう、山田線!


(さんこう)