まえに 美濃赤坂支線に のりたいって だけで 美濃赤坂に いった。この 駅の ちょっと きたを 東西に とおる 中山道と これに 交差する 南北の 街道を ほねぐみと して 赤坂宿の まちが ひろがるだけど、きょうは この 赤坂宿の 公共 交通に ついて 紹介する。
まずは 鉄道 交通。
これは 美濃赤坂支線が 美濃赤坂から 大垣までの 5.0キロを むすぶ。運行 本数は 平日で 1日 19本。ただ 19本って いっても かたよりが あって、あさゆうには 1時間に 2本の 運行が ある 時間帯も あるのに、ひるまは 3時間 ちかくも 運行が ない 時間帯が ある。ほれでも 終電が 美濃赤坂 23時 20分 発と おそい 時間帯まで 運行が あり、公共 交通の やくめを きちんと はたす。料金は 180円。
美濃赤坂 駅舎 |
美濃赤坂 停車中の 電車 |
つぎに バス 交通。
これは 名阪近鉄バス 赤坂線って いう 路線で 大垣に つながる。起点は 赤坂宿の 西南に ある 赤坂総合センターって とこで、昼飯 (ひるい)から 中山道に はいって、赤坂西町、虚空蔵口 (こくぞうぐち)、赤坂丸本前 (あかさかまるもとまえ)、赤坂港跡 (あかさかこうあと)と ひがしに すすみ、赤坂大橋から 中山道を はずれ 東南に むきを かえて 大垣駅前に いくって いう 路線だ。さらに この 路線は 大垣駅前から みなみに ひろがる 市街地を とおって、市民病院から 終点の 総合庁舎まで いく。総合庁舎ってのは 岐阜県西濃総合庁舎の ことで、市街地の 東南の まちはずれに ちかい。赤坂宿と 大垣って いう ふたつの まちの 中心を つなぐって だけじゃ なくて、まあ ちょっと きめこまかく まちの なかまで カバーするって とこが バスらしくて いい。
運行 本数は 平日で 1日 18本。こっちは 鉄道と ちがって ひるまも 1時間に 1本の 運行が あるだけど、最終便は 赤坂総合センター 18時 51分 発と はやい 時間帯で 運行が おわる。料金は 赤坂港跡から 大垣駅北口までで 300円と、やっぱり 鉄道より わりだか。
赤坂丸本前を でた バス |
赤坂港跡 バス停 |
赤坂港跡に くる バス |
さいごに、おまけで 貨物 鉄道。
赤坂宿は きたがわに セメント 採掘場が あって、これを はこぶ ために 西濃鉄道 (せいのてつどう)って いう 会社が 貨物線を ひいとるだけど、美濃赤坂支線に のりいれて 全国に はこべる ように なっとる。赤坂宿の にしがわを とおる 昼飯線 (ひるいせん)は まあはい 廃止に なっとるけど、赤坂宿の 中心の ちょっと ひがしがわを とおる 市橋線 (いちはしせん)は いまも 現役だ。
市橋線 谷汲巡礼街道 ふみきり (西北) |
市橋線 谷汲巡礼街道 ふみきり (東南) |
市橋線 中山道 ふみきり |
昼飯線 西町 ふみきり (みなみ) |
中山道から 東海道線に メーン ルートが うつって、大垣の 衛星 都市って いう 位置 づけに かわった 赤坂宿だけど、いまも 中山道を ひんぱんに クルマが いきかう 元気な まちは、公共 交通でも ちゃんと 大垣と つながっとる。
(さんこう)