よみがえれ、仙台鉄道! 〜急行 バス 社会 実験に おもう〜

仙台から きたへ いくのは 東北線だ。きたって いっても 精密に いうと、いったん 東北 方向に すすんで 松島 海岸の へんを とおって、ほれから きたに むきを かえて 陸羽東線 (りくうとうせん)と 石巻線 (いしのまきせん)が 分岐する 小牛田 (こごた)を とおって、さらに 岩手県に はいって 一ノ関 (いちのせき)に たっするって いう ルートだ。要は ちょっと ひがしまわりの ルートに なるって ことだ。

これに たいして 奥州街道 (おうしゅうかいどう)の ほうは 仙台から まきたに すすんで、小牛田より ちょっと にしの 古川 (ふるかわ)を とおって、一ノ関に たっする。まあ、直線 ルートって いって いい。

で、こんかい みみに した 急行 バスが はしるのが、この 奥州街道に そった 直線 ルートだ。


宮城県 急行 バス 運行 社会 実験の がいよう)

  • 時期
    2013年 あきの 2か月間。
  • 運行
    平日 あさの 通勤 時間帯に、郊外から 仙台 方面に かたみち 3本の 急行 バスを 運行。
  • ルート
    大和町 (たいわちょう) やくば きたがわに 4月に 開設する バス ターミナルを 出発し、国道4号 ぞいに 南下。途中 富谷町 (とみやまち)の ひより台に よって 仙台地下鉄 泉中央駅 (いずみちゅうおうえき)に たっする ルート。
    大和町 バス ターミナルと ひより台 バス停 ちかくには、駐車場や 自転車 おきばを 整備する。
  • 所要 時間
    この 区間を はしる 通常の バスより 15分 はやい、30分を みこむ。
  • かえり
    泉中央駅 発の 急行 バスは 設定せず、帰路は ふつうの 路線 バスで かえる ことに なる。
  • 参加者
    75人 以上を 目標に 宮城県が 参加者を 募集。対象者は 大和町、富谷町などから 仙台 方面に 通勤する 住民。料金は 宮城県が 負担するで 参加者は 無料に なる。
  • 事業費
    8百万円。

なるほど、仙台地下鉄 南北線の きたの はし、泉中央駅から さらに きたを 急行 バスで つなぐって わけだ。公共 交通を 核と した まちづくりを 模索する ための この 社会 実験。もちろん、ほの 成功を いのる わけだけど、この 大和町から 富谷町を 経由して 仙台に いたる ルート、じつは むかしの 仙台鉄道の ルートと かさなる。したの 地図に ももいろの ふとせんで ひいたのが 仙台鉄道の ルートで、あかいろの ほそせんで かいたのが 社会 実験で はしらせる 急行 バスの ルートだ。

仙台鉄道 路線図と 宮城県 急行 バス ルート (あきひこ)
仙台鉄道 路線図と 宮城県 急行 バス ルート (あきひこ)

うん、仙台鉄道は 1960年に 廃止に なっちゃっただげなけど、この 地図 みや みる ほど、まあ いっかい 仙台鉄道を 復活させたく なる。



(さんこう)