2010年2月ついたちに豊川市(とよかわし)に合併されてなくなった小坂井町(こざかいちょう)には、名鉄名古屋本線に伊奈駅(いなえき)、JR東海道線に西小坂井駅、JR飯田線に小坂井駅と、みっつの線にそれぞれひとつづつえきがあるだけど、きのうはほのうちでまんだいったことのない小坂井駅にいってきた。
豊橋から
まずは豊橋でパノラマスーパーから313系にのりかえ。おんなじホームのりょうがわにとまっとるふたつの車両だけど、まったくふんいきがちがうのがおかしい。かたや電車の女王、かたや高性能通勤電車ってかんじか。ここがJR飯田線の起点になる。あわてて、ホームのまんなかにあるのりかえ改札機にマナカをタッチして313系にのる。名鉄の料金を精算して、JRにのることをしめすためだ。こいつをやっとかんと小坂井でおりれんくなっちゃう。いや、ほれにしても、ドアをあけるのにいちいちボタンをおさにゃいかんのはわずらわしい。
11時42分、本長篠(ほんながしの)いきふつう313系は豊橋を出発。しばらく名鉄との共用区間をすすむ。船町(ふなまち)を通過。ふつうなのに船町とつぎの下地(しもじ)のふたつは通過するだ。飯田線はこの区間、基本的に1時間に4本の運行があるだけど、船町、下地にとまるやつが2本、とまらんやつが2本っていう設定だ。つぎのふつうはとまる。
東海道線のさがり電車とすれちがいながら、とよがわをわたる。鉄橋のむこうはすぐ下地だ。
下地をすぎ、とよがわ放水路をわたると平井信号場(ひらいしんごうじょう)となり、名古屋本線とわかれてみぎにまがっていく。とよがわ放水路鉄橋の写真にみえる、ひだり2本の線路はのぼりくだりの東海道線で、みぎ1本が飯田線と名古屋本線共用区間のくだり線だ。のぼり線はちょっとはなれたとこに、単独の鉄橋がある。
小坂井
じきに小坂井にとうちゃく。ホームにだあれもまっとるひとがないのがかなしい。おりたのもおれのほか、わかいにいちゃんがひとりだけ。
やねをもぎとられてむざんなすがたのこせんきょうをわたって、かいさつのあるのぼりホームに移動。と、なんにんかがかいさつをはいってくる。豊橋いきの電車がとうちゃく。おりてくるひともなんにんかあった。
かいさつをでる。っていっても簡易改札機があるだけで、ではいりは自由だけど。と、ほのよこにまちあいしつを発見。ちいさなまちあいしつではあるけど、しゃれた八角形のかたちをしとって、うちまわりにきのベンチがめぐらされとるのもうれしい。さっき電車をおりたおやこづれも、写メ(しゃめ)どりにはしゃぐ。
小坂井支線のあと
住宅街がひろがるだけで、なんにもないえきまえ。ひるめしはあとまわしにして、えきのうらがわにまわって、小坂井支線のあとをたずねる。小坂井支線ってのは名古屋本線の伊奈(いな)から分岐してここ小坂井にいたる名鉄の線だ。1926年の開業当初はこれが名古屋本線であり、つぎのとし1927年の豊橋のりいれの実現にともなって支線となった。ほのあと、1944年の単線化をへて、1954年に廃止となる。
見当をつけてほれらしいみちをいってみる。みちはまっすぐで、ほのまま名古屋本線につきあたるだけど、つきあたったとこで曲線がとれたようなかんじはない。ちがったみたいだ。
伊奈え
きをとりなおして、伊奈駅のほうにむかう。小坂井駅と伊奈駅のあいだが小坂井町の中心部なだ。しばらくして、あんのじょう、にぎやかなとおりにでる。さいしょにみつけためしやで海鮮ランチをちゅうもん。ひるにたべるにはぜいたくだったけど、まあいいか。はらがふくれたとこで、まあちょっと伊奈駅にちかいとこ、豊川市役所小坂井支所のまえの喫茶店でいっぷく。ちょっと酸味があって、まろやかなコーヒーをたのしみ、いえじについた。
(さんこう)
- ホーム - あきひこ ゆめてつどう|2014/09/23
- はらがいっぱいになったとこで、こんどはコーヒーやにはいる。|いわせあきひこ|フェースブック|2014年9月23日 14:04
- 小坂井駅から伊奈駅まであるくとちゅうに、めしやあり。|いわせあきひこ|フェースブック|2014年9月23日 13:22
- 小坂井にとうちゃく。|いわせあきひこ|フェースブック|2014年9月23日 12:50
- 豊橋でパノラマスーパーから313系にのりかえ。|いわせあきひこ|フェースブック|2014年9月23日 12:46
- いな - あきひこ ゆめてつどう|2014/04/30
- 安城、豊川に ぬかれる 〜2月 ついたち〜 - あきひこの いいたいほうだい|2010/01/29