こおりつくホーム。発車まちの気動車。たたずむおとことおんな。
留萌線(るもいせん)の終着駅、増毛(ましけ)を舞台につくられた映画『駅』のいちばめんだ。健さん、かっこいいよね~。倍賞千恵子さん、きれいだよね~。でも、まあ、こんなばめんもみれんくなっちゃうだ。
きのう、再放送の『駅』をみて感激したとこで、きょう、留萌線の増毛-留萌間16.7キロの廃止がことし2016年12月よっかにきまったことをしった。
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マイナビニュースの記事から
2016年4月28日、JR北海道は留萌線の留萌-増毛間の鉄道事業廃止とどけを提出した。沿線の留萌市、増毛町の同意をとりつけたうえでのとどけでとなった。鉄道事業法は廃止期日の1年まえが届出の期限。しかし、代替交通手段の確保やじもとの同意がえれるばあいは廃止期日を最大6か月間くりあげれる。JR北海道は廃止期日を2016年12月いつかとする意向だ。最終運行は前日の2016年12月よっかとなる。
JR北海道は当初、つきじめとなる2016年11月30日を最終運行としたい意向だった。しかしじもとの要請で2016年12月よっかになった。2016年11月30日はすいようび。2016年12月よっかはにちようび。わずか4日間の延長だけど、週末の廃止になったおかげで、おおくのひとがおわかれ運行に参加できるだらあ。
ところで、増毛駅6時11分発の始発列車のために、留萌駅から5時30分ごろに回送列車が出発する。これからの時期、あの列車を旅客あつかいしてもらえんだらあか。留萌の宿泊者もふえるっておもうだけど。
△ 増毛 - 6時11分発の始発列車(まいなび)
JR北海道にとって、留萌線留萌~増毛間の廃止は事業再編の「決着」じゃない。路線全体があかじだで、安全を第一のみはたをかかげた「事業の選択と集中」の過程だ。こんごの廃止を危惧する路線としては、
札沼線の北海道医療大学-新十津川間
石勝線の新夕張-夕張間
根室線の滝川-新得間と釧路-根室間
釧網線(せんもうせん)の東釧路-網走間
日高線の苫小牧-様似間
宗谷線の名寄-稚内間
などがあげられる。どれも輸送密度500人未満の閑散路線だ。留萌線深川-留萌間はこんかいの廃止対象からまぬがれたとはいえ、安心できん。
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うーん、今年度2016年度のうちに廃止になることは、まえにこのブログでもかいたとおりで、しってはおっただけどね。ほれにしても、原則1年まえにとどけでにゃいかんものを、例外規定を適用してまでくりあげ廃止にしちゃうとはね。公共交通よ、どこへいく。
(さんこう)
- 極端にご利用のすくないえき 【中部篇】 - あきひこゆめてつどう|2016/02/21
- 留萌本線 - 深川から増毛まで
無残としかいいようがない。まっかっかだ。留萌から増毛までの沿岸部の廃止が決定しとるだけど、深川から留萌までの内陸部もこれにつづいちゃうのか。
- 留萌本線 - 深川から増毛まで
- 留萌線沿岸部の廃止決定におもう - あきひこゆめてつどう|2015/08/12