きのう2020年4月17日、学園都市線こと札沼線(さっしょうせん)の非電化区間が廃止になった。ほんな殺生(せっしょう)な。ひでえじゃんか。ってかんじだ。いっかいは、いまの終点の新十津川(しんとつかわ)までいってみたいっておもっとった、わがゆめもかなわんくなった。
札幌(さっぽろ)と沼田(ぬまた)をむすぶ線として、1935年10月みっか、全線開通。全長113.0キロ。1972年6月19日、新十津川(しんとつかわ)-石狩沼田(いしかりぬまた)間34.9キロが廃止。盲腸線になる。2012年6月1日、札幌-北海道医療大学駅間30.5キロで電化。2020年4月17日、非電化区間としてのこった、北海道医療大学駅-新十津川駅間47.6キロが廃止。ほんとは2020年5月なのかに廃止する予定だったもんを、しんがたコロナウイルスさわぎのなか、ひとが殺到するのをおそれてのことか、予定を2回はやめて実施したもんだ。
ところで、きのうの廃止時点で、この区間の運行本数は1日1本しかなかったっていう。しらんかっただけど、2016年のダイヤ変更のときからこうなっとったみたいだ。ひどいな。いや、ほれにしても、こんな道都、札幌に直結しとる鉄道がいかせんかったとは、ざんねんなことだ。
(さんこう)
- 予定を2回はやめて…|いわせあきひこ|フェースブック|2020年4月17日12:58
- 予定を2回はやめてきょう廃止か。鉄道ファンがあつまるのをさけただな。いや、しかし、こんな道都、札幌につながる鉄道がいかせんかったとは、ざんねんなことだ。
- JR札沼線、廃線をさらにまえだおし - 緊急事態宣言うけ(長崎潤一郎さん)|JA-MSN.com|朝日新聞社|2020/04/16 22:32
- JR北海道は2020年4月16日、2020年5月7日の廃止が決まっとる札沼線(北海道医療大学-新十津川47.6キロ)の運行を2020年4月17日で終了すると明らかにした。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、大型連休中に全国から鉄道ファンが集まるのを防ぐため、定期列車の最終運行を2020年5月6日から今月2020年4月24日に前倒しすると2020年4月15日に発表したばかり。政府が北海道を含む全国に緊急事態宣言を出したため、さらに早める。
- 2020年4月27日に計画しとった沿線住民向けの「ラストラン運行」も中止し、2020年4月17日午前中の最終運行で85年の歴史に幕を閉じる。札沼線は1935年に全線開通した。廃止区間では2020年4月1日からすでに代替バスの運行が始まっとる。
- JR北海道の島田修社長は2020年4月15日の会見で、東京など7都府県に緊急事態宣言が出とることに触れ、「東京など対象地域を中心に外出自粛の要請が出とることを十分ご理解いただき、来場は控えてほしい」と、鉄道ファンに異例の呼びかけをしとった。
- しんとつかわ −週刊現代− - あきひこゆめてつどう|2012/10/23
- 札沼線(さっしょうせん) 近代化 〜2012年 はる 電化 完成〜 - あきひこゆめてつどう|2009/09/12
- 札沼線が 電化に なり、高速化すると いう。
- 札沼線 - Wikipedia
- 札沼線(さっしょうせん)は、桑園駅(そうえんえき)から新十津川駅(しんとつかわえき)までを結ぶ、JR北海道の鉄道路線(地方交通線)である。「学園都市線」という愛称が付けられとる。
- 2020年4月17日をもって北海道医療大学駅-新十津川駅間では列車の運行を終了しており、これに先立つ同年4月1日より代行バスが運行されとる。
- 札幌-新十津川間78.1キロ(札幌-北海道医療大学間30.5キロ+北海道医療大学-新十津川間47.6キロ)
〔※ 札幌-桑園間1.6キロは函館線と重複〕 - 年表
- 1931年10月10日、国有鉄道札沼北線(さっしょうほくせん)として、石狩沼田駅-中徳富駅(初代)(※ のちの新十津川駅)間34.9kmが開業。
- 1934年10月10日、札沼北線の中徳富駅(初代)-浦臼駅(うらうすえき)間13.8kmが延伸開業。
- 1934年11月20日、国有鉄道札沼南線(さっしょうなんせん)として、桑園駅-石狩当別駅間25.9kmが開業。
- 1935年10月3日、石狩当別駅-浦臼駅間36.8kmが延伸開業し、桑園駅-石狩沼田駅間が全通。同区間に石狩金沢駅、本中小屋駅、中小屋駅、石狩月形駅、札比内駅(さっぴないえき)、晩生内駅(いずれも一般駅)を新設。札沼北線を札沼南線に編入し、路線名称を札沼線に改称。
- 1943年10月1日、石狩月形駅-石狩追分駅間45.9kmが不要不急線に指定され、営業休止。
- 1944年7月21日、石狩当別駅-石狩月形駅間20.4kmおよび石狩追分駅-石狩沼田駅間19.2kmが不要不急線に指定され、営業休止。
- 1946年12月10日、石狩当別駅-浦臼駅間36.8kmおよび同区間の各駅が営業再開。
- 1953年11月3日、浦臼駅-雨竜駅間26.1kmおよび同区間の各駅が営業再開。中徳富駅(初代)を新十津川駅に改称。
- 1956年11月16日、雨竜駅-石狩沼田駅間22.6kmが営業再開し、全線での営業を再開。
- 1972年6月19日、新十津川駅-石狩沼田駅間34.9kmの運輸営業が廃止され、並行しとった国鉄バス石狩線で代替。
- 1975年、中空知広域圏の開発促進と石狩湾新港建設を焦点とする貨物輸送による新しい物流ルート開発を大義として、新十津川から滝川駅へ路線を直結させる動きが起きる。
- 1991年3月16日、「学園都市線」の愛称を設定。
- 2008年10月25日、桑園駅-北海道医療大学駅間にIC乗車券「Kitaca(キタカ)」を導入。
- 2012年6月1日、桑園駅-北海道医療大学駅間が電化開業(交流20000V・50Hz)、同区間の一部列車を電車化。
- 2016年3月26日、ダイヤ改正により、浦臼駅-新十津川駅間が1日1往復のみの運行となる。
- 2020年4月17日、石狩当別7:45発新十津川行、新十津川10:00発石狩当別行きをもって、北海道医療大学駅-新十津川駅間47.6kmの運輸営業が終了。同区間は廃止までの間運輸営業を休止。