きのう2016年12月よっか、留萌線沿岸部の留萌-増毛間16.7キロ廃止のニュース、いっぱいやっとったよね。さいごの運行ってことで、鉄道ファンでにぎわったげな。おわかれのもよおしまであったって。1970年ごろから過疎化で利用客がへって、95年の歴史に幕か。
でも、北海道民がもとめとるのはこれだよね。北見市のホームページについとったもんだけど、2013年3月31日現在の北海道の高規格幹線道路の地図だ。
うん、じっさいひとびとがのぞんどるのはこの高速道路さ。点線の部分がいっぱいあるよね。これからつくっていく部分だ。どんどんどんどんのびていくね。
留萌線も沿岸部の鉄道廃止とひきかえみたいに深川から留萌へと高速道路がのびていく。北海道新幹線の開業をまえに廃止になった江差線も、いれかわりに高速道路がのびていく。大部分が運行休止中の日高線も、いまさら鉄道の復旧なんかいらんかのように高速道路がのびていく。ずーっとむかしに廃止になった広尾線も、いまとちゅうまでできとる高速道路が広尾までのびていく計画になっとる。根室線も、まあはい高速道路が十勝支庁までいっとって、これから釧路支庁、根室支庁へとのびていくほか、分岐して網走支庁のほうにものびていく。根室線富良野支線、日高線ともども廃止がとりざたされる宗谷線も、まあはい一部区間は高速道路ができとって、こんご稚内までつながる計画になっとる。
ほや、社会全体としてこいだけ高速道路の建設にかねかけとや、鉄道の維持にかねなんかかけとれやへんわな。北海道民がもとめとるのは高速道路だ。公共交通機関でどこにでもいきたい派のおれにとってはかなしいことだけど、北海道民は鉄道なんかもとめとやへんだ。また、みちをあるくひとがおらんくなる。
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留萌線沿岸部の廃止をつたえるテレビニュース - 2016.12.4
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(さんこう)
- 一部廃線の留萌線、最終列車運行后もファンのすがた:社会:読売新聞|2016年12月05日17時49分
- 北海道留萌地方の旧JR留萌線・留萌-増毛駅間は、最終列車の運行から一夜あけた2016年12月5日午前も、沿線を鉄道ファンらがおとずれ、惜別の余韻にひたるすがたがみれた。
- 健さんの映画『駅』の舞台になったえきがなくなる - 2016.12.4 - あきひこゆめてつどう|2016/05/06
- 留萌線沿岸部の廃止決定におもう - あきひこゆめてつどう|2015/08/12
- 高規格幹線道路とは|北見市
- 高規格幹線道路とは、「高速自動車国道」および「一般国道の自動車専用道路」のことをいいます。
- これらは一般的に、自動車が高速ではしれる構造でつくられた自動車専用道路のことをさし、1987年6月に閣議決定された 「第四次全国総合開発計画」に高規格幹線道路として位置づけられました。
- 現在、全国では都市・農村地区からおおむね1時間ていどで利用が可能となるように14,000キロほどの道路網の形成が計画されております。
- 北海道においても、1,825キロの高規格幹線道路網が計画されておりますけど、ざんねんながらほの供用率は全国の8わりにくらべ、北海道は6わり、オホーツク地域は3割と、おおはばに整備がおくれており、未整備区間がおおくのこされとる状況です。