記念きっぷっていうと、だいたいおもいうかべるのは硬券だよね。ところが、このたび阪急が発売した記念きっぷは自動改札機用きっぷ。じつは、全国ではじめて自動改札機を導入したのが阪急千里線の北千里駅で、1967年のこと。いまにつながる磁気化方式とはことなるパンチカード方式っていうやつだったみたいだけど、ほいでもかいさつを自動化したってことでは記念すべき自動改札機だ。ほいで、ほの50周年を記念して自動改札機用きっぷを発売したってわけだ。自動改札機も歴史になった。
(さんこう)
- 全国はつの自動かいさつ50年 - 阪急電鉄が復刻版きっぷ販売へ:朝日新聞デジタル|2017年2月28日07時53分
- えきの自動改札機、実用化から50年 - 記念の入場券や行事を企画 - 阪急|のりものニュース|2017.02.23
- 自動改札機実用化・南千里-北千里間延伸開業50年 - 記念入場券の発売および記念行事を開催|鉄道情報ご案内|阪急電鉄|2017年2月22日
- 阪急電鉄では、千里ニュータウン開発に伴い、1967年3月1日に千里線の南千里~北千里間を延伸開業し、新設された北千里駅においては、世界初の自動改札機10台を導入、「出改札業務の自動化時代の到来」と、当時大きな話題となりました。
- また、この北千里駅で実用化された鉄道向け自動改札システムは、アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による学会「IEEE」より、社会に貢献した重要な歴史的偉業として、2007年に「IEEEマイルストーン」に認定され、同学会より贈られた銘板を北千里駅に設置しています。
- このように、世界初の自動改札機の実用化および南千里-北千里間延伸開業から、本年3月、50年という節目を迎えることに伴い、記念入場券を発売するとともに、記念イベントを北千里駅で開催します。
- 概要は以下のとおりです。
- 記念入場券の発売
- 記念行事の開催
- 写真パネルの展示
- 記念入場券の発売
- 吹田市って阪急千里線のまちだっただ - あきひこゆめてつどう|2015/08/02
- 水間鉄道(みずまてつどう) - あきひこゆめてつどう|2009/03/22
- 鉄っちゃんの ききかじり〈最初期がたの 自動改札機〉
水間鉄道の 貝塚駅と 水間駅では、磁気乗車券に 対応した 最初期がたの 自動改札機が いまも つかわれとる。 - この 自動改札機は 近鉄と 立石電機(現オムロン)が 共同開発し、1966年に 近鉄大阪阿部野橋駅で 試験導入。翌年 1967年 3月に 阪急 北千里駅で 営業運用が はじまり、近畿の 私鉄へ 一気に ひろまった。関東で 本格的に 普及したのは 1990年代だ。
- なぜ 関西で 導入が はやかったのか? 「あたらしものずきと 商魂たくましい ところが 研究に ちからを そそいだ 理由なのかも しれません」と オムロンの 担当者。水間鉄道に ある 自動改札機は、1980年ごろに 南海電鉄が 導入した ものを 1989年に ゆずりうけた。オムロンに よると、オムロン社製の 最初期がたが 現役で 活躍しとるのは 全国で ここだけ。性能は 現在の ものと かわらんが、ICカード対応の 「PiTaPa(ピタパ)」導入に ともない、来年 なつごろまでに 撤去される 予定と いう。
- 鉄っちゃんの ききかじり〈最初期がたの 自動改札機〉
- 自動改札システム (アハ 076) - あきひこゆめてつどう|2007/11/14
- 自動改札システムが「マイルストーン賞」。
- オムロンと近畿日本鉄道、阪急電鉄、大阪大学は2007年11月13日、世界初となる鉄道自動改札システムの開発で、アメリカ電気電子学会(IEEE)から「マイルストーン賞」を授与されると発表した。電気・電子技術における歴史的業績をたたえる賞で、日本では東海道新幹線やクオーツ腕時計、電卓などに続き7件目。2007年11月27日に大阪市内で授賞式を開催する。
- 受賞対象は「1965年から1971年の鉄道自動改札システム開発」。1965年に近鉄とオムロンが試作機を開発した後、1967年に阪急がパンチ式自動改札を、1971年に近鉄が磁気式自動改札をそれぞれ実用化した。(07:00)
- 以上、NIKKEI NET からです。
- 自動改札機 - Wikipedia