9回めのこんかいは1935年。県ざかいをこえて名古屋本線が笠松から一宮までのびる。
名古屋本線
1935年4月29日、名岐鉄道により笠松-一宮間が開業。既存区間の名鉄岐阜-笠松間は美濃電気軌道により開業しただけど、1930年に名岐鉄道が美濃電気軌道を合併しとって、ほの名岐鉄道により1935年に笠松から一宮まで延伸しただ。一宮から名古屋は、押切町(おしきりちょう)まではまあはい1928年までに開業しとって、1935年の笠松-一宮間の開業により名鉄岐阜から押切町まで路線がつながった。国営の東海道線以外に、私鉄で岐阜県の県都岐阜と愛知県の県都名古屋を直線的にむすぶ路線ができただ。路線名も名鉄岐阜-須ヶ口(すかぐち)間が名岐線となって、名鉄岐阜-笠松間の笠松線のなまえはきえる。ほれまでは笠松で竹鼻線と直結して大須までいく郊外路線だったもんが、おおきく性格をかえた。ちなみに、1935年8月ついたちに名岐鉄道が愛知電気鉄道を合併して、名鉄となる。また、東西連絡線ができてからあとの1948年に、名岐線は名古屋本線になまえをかえる。
なお、とおまわりではあるけど、名鉄岐阜から各務原線で新鵜沼までいって、ほっから犬山線に接続して名古屋につながる経路は1927年に完成しとった。
(さんこう)
- 岐阜につながる鉄道のうつりかわり - あきひこゆめてつどう
- 名鉄名古屋本線 - Wikipedia