天竜二俣のたび - 2021年12月ふつか

2021.12.2 (74-1) 二俣城 - 本丸の紅葉 1930-1440

2021年12月ふつか、天竜二俣のたびにいってきた。名鉄、新幹線、遠州鉄道天竜浜名湖鉄道ってのりついで現地までいって、二俣城の紅葉、天竜川のながれ、鳥羽山城の紅葉にこころみたされてきた。

2021.12.2 (4) しんあんじょう - 岩倉いきふつう 1980-1480
〔ふるいから豊橋まで〕
2021.12.2 (18) 東京いきこだま号 - 豊橋 1600-1190
〔豊橋から浜松まで〕
2021.12.2 (21) 新浜松 - 西鹿島いきふつう 2000-1500
〔新浜松から天竜二俣まで〕
2021.12.2 (85) 鳥羽山城展望台 - 遠州平野 2000-1500
〔天竜二俣をあるく〕
[地図][乗車記録]

◇            ◇

ふるいから豊橋まで

2021.12.2 (1) ふるい - 岩倉いき急行 1590-1180

まんだあさひがのぼったばっかりのふるいのえきに、6時49分の岩倉いき急行がはいってきて、のる。電車は、鉄仮面のあっかい電車。

みなみあんじょうをでたとこで、みぎ車窓に東岡崎いきバスがあさひにむかっていくのをみる。

2021.12.2 (3) 岩倉いき急行 - 東海道線ごえ 1600-1200

東海道線をこえるとこで、みぎ車窓に線路のむこうにあさひがかがやくのをみる。

2021.12.2 (4) しんあんじょう - 岩倉いきふつう 1980-1480

6時57分、しんあんじょうは3番のりばにとうちゃく。ふるいからここしんあんじょうまで5.7キロ、8分、時速42.8キロ。4両編成だった電車が、まえに2両増結してふつうにかくさげになって名古屋方面にでていくのをみおくり。

2021.12.2 (5) しんあんじょう - 一宮いき急行 1600-1200

4番のりばから、一宮いき急行のぎんいろ電車がでていくのをみおくり。

こせんきょうをのぼりおりして、5番のりばに移動。3番のりばから、岐阜いき急行のあっかい電車がでていくのをみおくり。4番のりばから、津島いき急行がでていくのをみおくり。また、むかいの6番のりばに豊川稲荷いき急行のこおろぎ特急がはいってきて、まちあい。特急電車の急行運用なわけだけど、以前は閉鎖だった特別車を開放してひとがのっとるのをかくにん。あさのしんあんじょうは、いろんな運行がみれておもしろい。

また、4番のりばに、岐阜いき特急のパノラマスーパーがはいってくる。

2021.12.2 (11) しんあんじょう - 豊橋いき特急 1990-1440

さて、5番のりばにしんあんじょう7時9分の豊橋いき特急がはいってきて、のりこむ。電車はこおろぎ特急で、特別車1号車5Bにすわっていく。ひだり通路がわはしらまえ。きのうのばんにメネットしただけど、まどがわはあいとらんかった。

あさひにむかってすすんで、東岡崎に停車。ひだりがわのブラインドはぜんぶおろされとって、となりの5Aのおじさんもねとる。

国府に停車。伊奈に特別停車。

2021.12.2 (12) 豊橋いき特急 - 下地 1600-1200

飯田線との共用区間にはいって、下地を通過。のりばに、電車まちのひとがいっぱいおるのを発見。めずらしい光景だ。

2021.12.2 (14) 豊橋いき特急 - とよがわ(本長篠いきふつう) 1600-1200

下地からすぐにとよがわをわたる。鉄橋のうえで、飯田線本長篠いきふつうの2両編成313系ステンレス電車とすれちがい。下地でまっとったひとたちがのる電車だ。

2021.12.2 (15) 豊橋いき特急 - 豊橋 1600-1060

7時40分、豊橋は3番のりばにとうちゃく。しんあんじょうからここ豊橋まで38.3キロ、31分、時速74.1キロ。

豊橋から浜松まで

2021.12.2 (16) 新幹線回数券 - 浜松豊橋 880-600

豊橋はいったんにしえきにおりて、かくやすきっぷ自販機で新幹線自由席浜松いききっぷをかう。本来1,550円が1,450円。

2021.12.2 (17) 豊橋 - 東京いきこだま号 2000-1470
2021.12.2 (18) 東京いきこだま号 - 豊橋 1600-1190

かいさつをはいって、豊橋8時9分の東京いきこだま号にのる。座席は、自由席13号車12A。みぎ3席まどがわ。

2021.12.2 (19) 東京いきこだま号 - 浜名湖 1400-1050

ひがしにすすんで、浜名湖をわたる。

2021.12.2 (20) 浜松 - 東京いきこだま号 1970-1500

8時21分、浜松にとうちゃく。豊橋からここ浜松まで35.3キロ、12分、時速176.5キロ。時間をかった。

新浜松から天竜二俣まで

2021.12.2 (21) 新浜松 - 西鹿島いきふつう 2000-1500

遠州鉄道にのりかえ。高架ののりばに、新浜松いきふつうのあっかい電車がはいってくる。乗客がいっぱいおりてきて、おりかえし西鹿島(にしかじま)いきふつうになるこの電車に、まっとった乗客がいっぱいのりこんでいく。電車は2両たす2両の連結で、西鹿島いきふつうでうしろになるあっかい電車の車両番号は2106と2006。

2021.12.2 (22) 新浜松 - 西鹿島いきふつう 1880-1500

まえ2両はそらいろ電車で、車両番号は1507と1007。

2021.12.2 (23) 西鹿島いきふつう - 新浜松 1600-1200

車内、座席はベンチシート。車両と車両のあいだも全開になっとって、とってもひろびろ感がある。

2021.12.2 (24) 西鹿島いきふつう - 新浜松しゅっぱつ 1600-1200

8時36分、しゅっぱつ。なんちゅうみはらしのいい電車だ。浜松のまちから遠州平野にきたむきにすすんでいく。

2021.12.2 (25) 西鹿島いきふつう - 第一通り 1600-1200

すぐに第一通り(だいいちどおり)。

2021.12.2 (26) 西鹿島いきふつう - 遠州病院 1600-1140

またすぐに遠州病院(えんしゅうびょういん)。

2021.12.2 (27) 西鹿島いきふつう - 八幡 2000-1500
2021.12.2 (28) 西鹿島いきふつう - 八幡(新浜松いきふつう) 2000-1500

八幡(はちまん)であっかい電車といきちがい。これも2両たす2両の連結で、まえ2両はえがかいてある。

2021.12.2 (29) 西鹿島いきふつう - みなみアルプス 2000-1500

すすんで、みぎ10度にゆきやま。いくえものやまなみのおくに、ひとつだけゆきをかぶったやまがてっぺんをのぞかせとるだ。やまなみはみなみアルプスにちがいなく、ゆきやまは赤石岳なのかどうか。

2021.12.2 (30) 西鹿島いきふつう - 助信 1600-1200

助信(すけのぶ)。

電車は時速70キロでなめらかにはしる。

2021.12.2 (31) 西鹿島いきふつう - 曳馬 1600-1200

曳馬(ひくま)。ここでクルマいすのおばさんがのってきて、まえのけしきをみとる。かぶりつきをゆずってあげえっておもってこえをかけると、いいですよって。ほのおばさんが、みぎに富士山がみえますよっておしえてくれる。

2021.12.2 (34) 西鹿島いきふつう - 富士山 1940-1500
2021.12.2 (34-1) 西鹿島いきふつう - 富士山 700-500

おー、富士山! みぎ車窓にゆきをかぶった富士山がみえる。みなみアルプスのゆきやまより、いちだんとぐいってうえにたかい。いや、こころうたれる。まさか浜松から富士山がみえるともおもっとらんかった。
(※ 写真は上島をすぎたとこでさつえい)

2021.12.2 (32) 西鹿島いきふつう - 上島 1580-1100
2021.12.2 (33) 西鹿島いきふつう - 上島(新浜松いきふつう) 2000-1480

上島(かみじま)でクルマいすのおばさんは電車をおりる。ここでいろどり電車といきちがい。うしろはあっかい電車。

2021.12.2 (35) 西鹿島いきふつう - 自動車学校前 1600-1200

高架をおりて、自動車学校前(じどうしゃがっこうまえ)。浜松で自動車学校って、ここしかないのか。

2021.12.2 (36) 西鹿島いきふつう - さぎの宮 1600-1200

さぎの宮(さぎのみや)。

2021.12.2 (37) 西鹿島いきふつう - 積志 1600-1200

みぎがわ通行で積志(せきし)に停車。のりばにまっとるひとたちがみんなせなかをむけとるのがおもしろい。

2021.12.2 (38) 西鹿島いきふつう - 積志(新浜松いきふつう) 1560-1150

はんたい電車がやってきて、しゅっぱつ。

やっぱり電車は時速70キロでなめらかにはしる。高架の区間だけじゃなくて、ほんとに線路がきちんと整備されとる。

2021.12.2 (39) 西鹿島いきふつう - 西ケ崎 1600-1200

西ケ崎(にしがさき)で運転士さんが交代。

2021.12.2 (40) 西鹿島いきふつう - 小松 1600-1200

みぎがわ通行で小松(こまつ)に停車。

2021.12.2 (41) 西鹿島いきふつう - 浜北 1600-1200
2021.12.2 (42) 西鹿島いきふつう - 浜北(新浜松いきふつう) 1600-1200

浜北(はまきた)でみどりいろ電車といきちがい。

2021.12.2 (43) 西鹿島いきふつう - 美薗中央公園 1600-1200

美薗中央公園(みそのちゅうおうこうえん)。

2021.12.2 (44) 西鹿島いきふつう - 小林 1600-1200

みぎがわ通行で小林(こばやし)に停車。いや、ほんとにどのえきもこぎれいにしてあって、ほとんどのえきにホーム柵もある。

2021.12.2 (45) 西鹿島いきふつう - 小林芝本間 1600-1200

高架で国道152号線をのりこえる。高架は2011年にできたもんで、国道152号線天竜二俣にむかう。

2021.12.2 (46) 西鹿島いきふつう - 芝本(新浜松いきふつう) 2000-1500

芝本(しばもと)できいろい電車といきちがい。あかでんでなだかい遠州鉄道だけど、いまはほんとにいろとりどりの電車がはしっとる。あれ、しゅっぱつせんなあっておもったら、運転士さんがのりばにおりてきっぷをもらっとる。車掌さんにわたすよりちかかったか。

2021.12.2 (47) 西鹿島いきふつう - 岩水寺 1600-1200

みぎがわ通行で岩水寺(がんすいじ)に停車。ひなびたえきで、のりばにまっとるひともおらん。

すすんで、みぎに車両搬入ひろば。遠州鉄道の新車はトレーラーでここまで搬送されてきて、こっから線路にはいる。

2021.12.2 (48) 西鹿島いきふつう - 西鹿島 1600-1180

すすんで、ひだりに電車の車庫。

2021.12.2 (49) 西鹿島いきふつう - 西鹿島 2000-1500

すぐに西鹿島(にしかじま)。終点の西鹿島だ。伝統のあかでんがなんぼんかとまっとる。

2021.12.2 (50) 西鹿島いきふつう - 西鹿島 2000-1500

いちばんみぎがわの、みぎかためんのりばの1番のりばに停車。9時9分。新浜松からここ西鹿島まで17.8キロ、33分、時速32.4キロ。表定速度がひくいのはえきかんがみじかいためで、快適な移動だった。

さて、遠州鉄道から天竜浜名湖鉄道にのりかえ。1番のりばにおりたすぐわきにかいさつがあって、駅員さんに天竜浜名湖鉄道にのりかえるにはどうせやあいいのかってきくと、いっかいかいさつをでて券売機できっぷをかってくれとのこと。共同駅なだけど、いっかいかいさつをでにゃいかんかった。

天竜二俣までのきっぷをかってかいさつをはいりなおして、地下通路をとおって3番のりばにあがる。

2021.12.2 (51) 西鹿島 - 西鹿島いきふつう 2000-1500

3番のりばに天竜二俣方面から列車がはいってくる。時間からみて、これが天竜二俣いきふつうになるにちがいない。天竜浜名湖鉄道のにしの起点新所原(しんじょはら)からくるじゃなかった。おりかえして天竜二俣いきふつうになるだ。

2021.12.2 (52) 西鹿島 - 天竜二俣いきふつう 1980-1480

まえにまわったとこで、いきさき表示が天竜二俣にかわっとる。車両番号はTH2110。

2021.12.2 (53) 天竜二俣いきふつう - 西鹿島 1600-1180

車内、座席配置は、中央部がボックスシートでりょうはしにベンチシート。

2021.12.2 (54) 天竜二俣いきふつう - 西鹿島しゅっぱつ 1600-1200

9時16分、西鹿島(にしかじま)をしゅっぱつ。

2021.12.2 (55) 天竜二俣いきふつう - 西鹿島二俣本町間 2000-1500

みぎ曲線で天竜川の堤防のたかさまであがっていく。

2021.12.2 (56) 天竜二俣いきふつう - 天竜川鉄橋 1980-1480

天竜川鉄橋をわたる。

2021.12.2 (57) 天竜二俣いきふつう - 天竜川鉄橋(鹿島橋) 1980-1470

ひだり、かみに鹿島橋(かじまばし)をみる。しろい鉄骨トラスのつりばしのしたは、みぎがわにしろいさすがひろがとって、ひだりがわにいわがむきだしとる。

2021.12.2 (58) 天竜二俣いきふつう - 天竜川鉄橋 1990-1470

とちゅうまでガーダー橋だったはしがみどりいろの鉄骨トラス橋にかわって、むこうぎしにとうたつ。

2021.12.2 (59) 天竜二俣いきふつう - 鳥羽山トンネル 1200-900

すぐに、みぎ曲線で鳥羽山トンネルにはいっていく。

2021.12.2 (60) 天竜二俣いきふつう - 二俣本町 1600-1200
2021.12.2 (61) 天竜二俣いきふつう - 二俣本町(駅名板) 1600-1200

またみぎ曲線でトンネルをでて、きたむきからひがしむきにむきをかえて、二俣本町(ふたまたほんまち)に停車。まわりをこだちにかこまれて、ひだりかためんのりばひとつだけのわびしいえきだ。このえきが天竜二俣のまちなかにいちばんちかくて、ここでおりてもいいかなっておもっただけど、とりやめ。

2021.12.2 (62) 天竜二俣いきふつう - 二俣川鉄橋 1600-1200

ガーダー橋で二俣川をわたる。みぎ、みなみに天竜川にそそぐかわだ。

2021.12.2 (63) 天竜二俣いきふつう - 天竜二俣 2000-1500

ふみきりをすぎて天竜二俣(てんりゅうふたまた)のえき。なんちゅうだだっぴろい構内だ。てまえひだりにふるい客車があって、みぎおくに車両基地がみえる。えきのまわりはやまにとりかこまれとる。

2021.12.2 (64) 天竜二俣いきふつう - 天竜二俣 2000-1500
2021.12.2 (65) 天竜二俣いきふつう - 天竜二俣 2000-1500

列車はいちばんみぎののりば、3番のりばにはいっていく。木造ののりばうわやがなつかしい。

2021.12.2 (66) 天竜二俣いきふつう - 天竜二俣(第3村) 2000-1500
2021.12.2 (67) 天竜二俣(第3村) - 天竜二俣いきふつう 1920-1500

停車。9時20分。西鹿島からここ天竜二俣まで2.3キロ、4分、時速34.5キロ。ところで、あれ? 駅名板、第3村ってかいてある。天竜二俣じゃなかったのか。かいさつをでるとこでかかりのおじさんにきいてみると、「エバンゲリオンってまんがのさつえいで、このえきが『第3村駅』として登場した」とのこと。ほういうことだったのか。

天竜二俣をあるく

2021.12.2 (68) 天竜二俣 - えきまえのたばこや 1600-1180

えきまえのたばこやでたばこをかうとこで、みせの大将が「きょうはひえますね」っていう。たしかにさぶい。浜松からきたにここまできたでさぶいだっておもっとったけど、ほじゃなくて天竜二俣でもきょうはさぶいひだっただ。

幹線道路を、えきからにしにまちなかのほうにあるいていく。秋野不矩(あきのふく)美術館や本田宗一郎ものづくり伝承館はあとまわしにして、さきに二俣城や鳥羽山城にいくことにしただ。とちゅうでご婦人がおはようございますってあいさつをしてくれる。きもちいいな。

2021.12.2 (69) 二俣川 - 双竜橋 1600-1200

二俣川にかかる双竜橋(そうりゅうばし)をにしにわたる。

2021.12.2 (70) 二俣川 - 双竜橋からかみに上竜橋 1600-1200

はしのうえからかみに、あっかい欄干の上竜橋をみる。

2021.12.2 (71) 天竜二俣 - クローバーどおり商店街 1600-1180

はしをにしにわたってふたつめの信号交差点からみぎ、きたにとおりがのびる。かどに案内看板がたっとって、このとおりがクローバーどおり商店街ってかいてある。この南北のとおりが天竜二俣のめぬきどおりなだ。みなみいきに磐田駅いきバスがやってくる。浜松とだけじゃなくて磐田ともつながっとるだ。

また幹線道路をにしにいくとこで、こんどは山東いきバスとすれちがい。運転士さん、かわいいな。山東天竜二俣のまちなか、きたのほう。

幹線道路がひだりにくのるとこで、直進するみちにはいっていって、二俣城のあるこやまのふもとにとうちゃく。にしむきにあがっていく、参道のいしだんをあがっていく。

2021.12.2 (72) 二俣城 - 天竜二俣のまち 2000-1500

おどりばまであがったとこでふりかえると、天竜二俣のまちがみはらせる。四方をこやまにとりかこまれてまとまるまち。いいかんじだ。

2021.12.2 (73) 二俣城 - いしだん 1600-1200

おどりばからさらにいしだん。

2021.12.2 (74-1) 二俣城 - 本丸の紅葉 1930-1440

あがりきったとこで、おーっ! 紅葉のみごとなこと。二俣城本丸あとのひろばを紅葉がとりかこんどって、ひろばの一角に天守のいしがき。

2021.12.2 (75) 二俣城 - 本丸の紅葉 2000-1500

いや、うつくしいにもほどがあるけしきだ。

2021.12.2 (76) 二俣城 - 本丸の紅葉 1980-1480

天主のいしがきにのぼって、本丸あとのひろばをみおろす。

2021.12.2 (77) 二俣城 - 本丸から天竜川をみおろす 2000-1500

いしがきからおりて、こだちのすきまからきたに天竜川をみおろす。10年まえに、天竜浜名湖鉄道の運行する天竜かわくだりぶねが転覆したのが、たぶんこのあたりだ。

2021.12.2 (78) 二俣城 - 紅葉 2000-1500

本丸からみなみのほうにあるいていって、いしがきづみのうえにいちょうのじゅうたん。すばらしい。すばらしすぎる。

2021.12.2 (79) 二俣城 - ほりきりの紅葉 2000-1500

ほりきりの紅葉。ことばもでん。

二俣城のこやまをにしにおりていく。こだちのあいだのまがりくねったほっそいみちで、けものでもでてきそうでこころぼそい。

2021.12.2 (80) 二俣城西南 - 天竜川(きたどり) 2000-1500

おりきったとこが天竜川の堤防。こだちのあいだから、かみに天竜川をみる。きたからみなみにながれてきた天竜川が、二俣城にあたってにしにそれる。

2021.12.2 (81) 二俣城西南 - 天竜川(みなみどり) 2000-1500

おんなじとこから、しもに天竜川をみる。ひだりまわりに鳥羽山城をぐるーってまわりこんでいく。

2021.12.2 (82) 鳥羽山城きた - 天竜川(きたどり) 2000-1500

堤防をみなみにあるいていって、鳥羽山城のあるこやまののぼりぐちまでいったとこで、ふりかえってかみに天竜川をみる。かわらにおいてあるふねはいまもつかっとるもんか、天竜かわくだりぶねでつかっとったもんか。

2021.12.2 (83) 鳥羽山城みはらしひろば - 天竜川 2000-1500

鳥羽山城のあるこやまをのぼっていって、とちゅうのみはらしひろばから西南方向に天竜川をみおろす。ひだりまわりに鳥羽山城をぐるーってまわりこんでいくのが、ようわかる。

2021.12.2 (84) 鳥羽山城 - 本丸の紅葉 1980-1480

のぼりきったとこで、おーっ! ここ鳥羽山城本丸あとのひろばにも、みごとな紅葉がいっぱい。

2021.12.2 (85) 鳥羽山城展望台 - 遠州平野 2000-1500

展望台にのぼって、東南方向に遠州平野をみはらす。こやまの斜面の紅葉をへだてたしたに、天竜川がひだり、ひがしにながれていく。ひがしにながれていって、またみなみにおおきく蛇行していく。こころが解放されるながめだ。

ところで、あせばんだ。こやまをふたつのぼって、すっかりあせばんだ。上半身はだかになって、あせをふく。

2021.12.2 (86) 鳥羽山城 - 天竜川鉄橋(気動車) 2000-1500

こんどは、展望台に列車のおとがきこえてくる。

2021.12.2 (87) 鳥羽山城 - 天竜川鉄橋(気動車) 2000-1480
2021.12.2 (87-1) 鳥羽山城 - 天竜川鉄橋(気動車) 1780-1120

ちょうど列車が天竜川の鉄橋をわたっていくとこだ。列車は、ひがしの起点掛川からにしの起点新所原までいく列車。

2021.12.2 (88) 鳥羽山城 - おおてみち 2000-1500

鳥羽山城本丸あとからみなみに、おおてみちをおりていく。みちにかぶさるきのえだもまっかっか。みちもまっかっか。うえもしたもまっかっか。

2021.12.2 (89) 鳥羽山城 - 駐車場の紅葉 2000-1500

こやまの中腹にある駐車場までおりたとこで、こんどはみごとにいろんだいちょうのき。

2021.12.2 (90) 鳥羽山ごえのみち - 天竜川 2000-1500

駐車場から鳥羽山ごえのみちを東南方向におりていくとこで、みぎしたに天竜川。

2021.12.2 (92) 天竜二俣 - 田代家 2000-1500

おりきったとこに田代家住宅。冠木門(かぶきもん)まであるでっかい2階だての木造住宅で、田代家は天竜川のいかだくだしで財をなしたうちだっていう。

2021.12.2 (91) 田代家 - 「天竜川のいかだについて」 1580-1180 2021.12.2 (93) 天竜二俣 - 冠木門と田代家 2000-1500

説明がきをよんでみる。
天竜川のいかだについて」
「いかだはみなみ信州やきた遠州の山林資源(すぎ、ひのき、まつ、さくら、たけなど)をならべつなぎあわせて、ふねのようにふじづるでくんだもので、いかだしがのって天竜川をくだりました。いかだは前后2艘からなり、鹿島(かじま)をへて遠州灘河口の掛塚(かけつか)まではこばれ、ふなづみされて江戸や全国に運搬されました」。
「田代家はたけいかだで家康公をたすけたなどの功によりいかだくだしの特権をえて、うけつぎ問屋を経営しとった旧家です」。
「いかだながしはトラック陸送とダムの完成によりすがたをけしました」。

なるほど、みなみ信州やきた遠州の木材を、天竜川のいかだではこんどった時代があっただ。

2021.12.2 (94) 天竜二俣 - 船頭やどと鳥羽山洞門 2000-1500

田代家住宅のまえのみちをえきのほうにちょこっとあるいていったとこで、ひだりに船頭やど。まんだほういうたてもんがのこっとるだ。船頭やどからまあちょっといったとこで、鳥羽山洞門をくぐる。鳥羽山城のあるこやまをぬけるのに、ひがしから、この鳥羽山洞門、いきに列車でくぐった鳥羽山トンネル、幹線道路とおる鳥羽山トンネルのみっつがある。むかしは鳥羽山ごえのみちをいかにゃいかんかっただけど、いまはみっつのトンネルでつながっとる。

2021.12.2 (95) 二俣本町 - 新所原いきふつう 1600-1200

鳥羽山洞門をでてすすんでいって天竜浜名湖鉄道のふみきりをわたるとこで、列車と遭遇。二俣本町のえきからあおいろ列車がでてくる。

2021.12.2 (96) 二俣本町にしふみきり - 新所原いきふつう 1590-1200

ふみきりをとおっていく。

2021.12.2 (97) 鳥羽山トンネル - 新所原いきふつう 1600-1200

ひだり曲線で鳥羽山トンネルにはいっていく。

2021.12.2 (98) 鳥羽山公園入口バス停 - 西鹿島いきバス 1560-1180

幹線道路にでて、ひがしにあるいていくとこで、西鹿島いきバスが鳥羽山公園入口バス停に停車。おばあさんがひとりおりてくる。

すすんで、城下通(しろしたどおり)バス停。

2021.12.2 (100) 三松 - うな重 1560-1200

幹線道路がみぎにくのってまあちょっといったとこでみぎにはいって、三松(さんまつ)にとうちゃく。ここでひるめしをくうぞってめぼしをつけといたみせだ。はいって、うな重を注文。ごちそうさまでした。

いや、すばらしいたびができた。「すばらしい」で満腹になった。きょうはこれ以上「すばらしい」をうけとめれん。秋野不矩美術館や本田宗一郎ものづくり伝承館の見学はまたの機会にして、かえりのバスにのる。

2021.12.2 天竜二俣の地図(あきひこ) 1060-1200

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(さんこう)

*1:ひだり通路がわはしらまえ

*2:みぎ3席まどがわ

*3:実きょり