西尾線から名古屋本線にのりいれていく急行に弥富いき急行ってのがある。いや、運行が変則的になるあさゆうの時間帯をのぞいて、西尾線から名古屋本線にのりいれていくのはこれしかない。2020年10月27日、この弥富いき急行にのってみなみあんじょうから名古屋までいったときのようすを、以下に紹介する。
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しゅっぱつは、西尾線みなみあんじょう。12時14分の弥富いき急行にのる。電車は4両編成きんぎょばちのあっかい電車。なかでも最高の前面展望をあたえてくれる3700系だ。ちなみに弥富いき急行は1時間に2本あるだけど、14時44分の電車からは佐屋いき急行にかわる。関西線と接続する弥富までいかんで、ふたつてまえの佐屋どまりになるだ。理由はわからん。
あんじょう平野をきたにすすんで、名古屋本線と合流するしんあんじょうは3番のりばに停車。こっから西三河平野をにしにすすむ。
吉良吉田いき急行のこおろぎ塗装とすれちがい。うしろはぎんいろ電車。この吉良吉田いき急行が、わが弥富いき急行のおりかえしだ。
牛田（うしだ）を通過。
ひだり曲線のとちゅう、知立（ちりゅう）は5番のりばに停車。ここで豊橋いき特急のパノラマスーパーとすれちがい。えきは高架工事のまっさいちゅう。
きっついみぎ曲線で一ツ木（ひとつぎ）を通過。
豊川稲荷いき急行のあっかい電車とすれちがい。名古屋本線を国府（こう）までいって、ほっからひだりに分岐する豊川線にはいっていく電車だ。
ひだり曲線で富士松（ふじまつ）を通過。
3面6線の豊明（とよあけ）は4番のりばに停車。むかいの3番のりばに、犬山いきふつうのあっかい電車がまちあい。はんたい線5番のりばにとまっとる東岡崎いきふつうのあっかい電車とすれちがい。このえきは準急停車駅なだけど、弥富いき急行または佐屋いき急行は特別停車するだ。このあたり、名古屋本線にしいきで1時間に6本の急行があるなかで、弥富いき急行または佐屋いき急行の2本だけがここに特別停車する。
2面4線の前后（ぜんご）は2番のりばに停車。
ひだり曲線で中京競馬場前を通過。こっから名古屋市の区域になる。
ひだり曲線で豊橋いき快速特急のパノラマスーパーとすれちがい。
有松（ありまつ）を通過。弥富いき急行または佐屋いき急行は通過するけど、一宮いき急行が停車するえきだ。名古屋本線にしいきで1時間に6本の急行があるなかで、一宮いき急行の2本だけがここに特別停車する。ちなみに、1時間に6本の急行があるなかの、のこり2本の岐阜いき急行は豊明にも有松にも停車せん。
豊橋いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。9505編成4両9500系ぎんいろ電車はしんがた電車だ。
すぐに左京山（さきょうやま）を通過。めだたんえきだ。
高架をあがって、ひだり曲線のとちゅう、2面4線の鳴海（なるみ）はいちばんひだりの1番のりばに停車。このえきは、そとがわの1番のりばと4番のりばが主線になる。むかいの2番のりばに、岩倉いきふつうのあっかい電車がまちあい。
すぐに吉良吉田いき急行のあっかい電車とすれちがい。わが弥富いき急行のおりかえしだ。
地平におりて、みぎS字曲線のおわりに本星崎（もとほしざき）を通過。
みぎ曲線のとちゅう、2面4線の本笠寺（もとかさでら）は2番のりばを通過。このえきの2面4線は、緩急接続のためじゃなくてふつうをおいこすためなだけど、むかいの1番のりばに電車はとまってない。
桜（さくら）を通過するとこで、東岡崎いきふつうのぎんいろ電車とすれちがい。
たにぞこまでおりて、呼続（よびつぎ）を通過。すぐに山崎川をわたる。
高架をすすんで、豊川稲荷いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。9503編成4両9500系ぎんいろ電車は、左京山てまえですれちがった豊橋いき急行におなじくしんがた電車だ。どんどんぎんいろ電車がふえていく。
すぐに分岐をひだりにはいって、堀田（ほりた）はまちあい線の1番のりばに停車。ホームのない主線をとおっておいこしていく電車もないまま、すぐにしゅっぱつ。一宮いき急行なら、主線を岐阜いき特急がいったあとにしゅっぱつするとこだ。
みぎ曲線で高架をおりていったとこで、豊橋いき特急のこおろぎ特急とすれちがい。
名古屋本線の複線のあいだに常滑線の複線がわりこんできて、神宮前（じんぐうまえ）。2面4線のえきのいちばんひだりの1番のりばに停車。1番のりばと4番のりばが名古屋本線のホームで、2、3番のりばが常滑線のホームになる。
神宮前から電車はふつうにかくさげ、線路は複々線にかくあげ。えきの4線からほのままつづく複々線で、うちがわ線をやってきた、河和いきふつうのあっかい電車とすれちがい。
4番のりばからでてきた東岡崎いきふつうのあっかい電車とすれちがい。
すぐに金山（かなやま）は1番のりばに停車。こっから複線にもどる。
みぎ曲線にさしかかるとこで、豊橋いき急行のあっかい電車とすれちがい。
正面に摩天楼がみえてきて、しましきホーム1面の山王（さんのう）に停車。神宮前からふつうにかくさげになってはおるだけど、急行にのってきたっていう意識をまんだひきずっとって、なんでふつう停車駅の山王にとまるのかっておもっちゃう。
いよいよ摩天楼がおおきくなってきて、豊橋いき快速特急の貴婦人特急とすれちがい。まあはい2本しかのこってない1700系貴婦人のうちの1本、1702編成だ。
トンネルにもぐって、12時50分、名古屋にとうちゃく。みなみあんじょうから名古屋まで33.7km、36分、56.2km/h。ここまでのってきた電車をみおくって、近鉄線のりかえぐちから近鉄の構内にはいる。
（さんこう）
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*1:神宮前からふつうにかくさげ
