きのう2021年1月みっか、はつのりで蒲郡までいってきた。西尾線をみなみにふるいから吉良吉田まで、蒲郡線をひがしに吉良吉田から蒲郡までっていう行程になる。西尾線は、福地でとちゅう下車して熱池（にいけ）の八幡社におまいり。蒲郡線は、みぎに三河湾のうみをみて、前方につぎつぎとひなびたえきをみていく。蒲郡は、役行者（えんのぎょうじゃ）の喫茶店でいっぷく。うどんやさんでひるごはん。さいごにみなとをみて、えきにもどった。
◇ ◇
ふるい8時14分の西尾いきふつうにのる。電車は、2両編成きんぎょばちと2両編成鉄仮面を連結した、あっかい電車。はつのりにふさわしいまっかな電車がうれしい。
高架の桜井から地平におりたとこで、しんあんじょういきふつうのあっかい電車とすれちがい。
あんじょうしの区域から西尾市の区域にはいって、相対ホームの米津に停車。いきちがいもなく、しゅっぱつ。
矢作川をわたる。
みぎかわしもに米津橋。
みぎかためんホームの桜町前に停車。ホームにまっとったふたりがのってこんかったのは、はんたい電車をまっとるだっただ。
高架をあがって、みぎかためんホームの西尾口に停車。
8時29分、しましきホームの西尾はみぎがわ1番のりばにとうちゃく。いつになくなんにんかのひとがこの電車をまっとるのが、めずらしい。おりかえししんあんじょういきふつうになるこの電車だけど、きたにいくなら、むかいの2番のりばでしゅっぱつをまっとる佐屋いき急行にのったほうがはやいだ。急行からふつうにのりかえるってことか。
2番のりばにまっとった、佐屋いき急行のあっかい電車がでていくのをみおくり。
いったんかいさつをでて、コンビニでかいもん。手帳とボールペンとハンカチをかう。あさあわててでてきて、わすれてきただ。
かいさつをはいりなおして、2番のりばにはいってきた西尾8時43分の吉良吉田いき急行にのる。電車は4両編成かんつうがたのあっかい電車。
しばらく高架をすすんで、地平におりる。
8時46分、相対ホームの福地にとうちゃく。のってきた電車をみおくってから構内ふみきりをみぎにわたって、かいさつをでる。
えきからほぼたんぼんなかを西南にあるいて、熱池（にいけ）の八幡社にとうちゃく。ここでちんぼまつりことてんてこまつりがおこなわれるだ。参道のいりぐちに、「愛知県／無形民俗文化財／てんてこ祭」のかんばん。きょう1月みっかがほのてんてこまつりのひになるだけど、ことしはしんがたコロナウイルスさわぎで中止。
参道をすすんで、拝殿からおまいり。みぎの社務所から、じもとのひとたちがおさがりくばりにでていく。
拝殿ひだりからおくにまわりこんで、本殿をかくにん。拝殿も本殿も、すっきりした木造かわらぶきひらいりのたてもんだ。
えきにもどって、2番のりばにはいってきた、福地9時17分の吉良吉田いき急行にのる。電車は4両編成きんぎょばちのあっかい電車。
いったん進行方向をひがしむきにかえて、矢作古川と広田川（こうだがわ）をいっぺんにわたる。
みなみむきにもどって、相対ホームの上横須賀に停車。ここで、さきにまっとった佐屋いき急行のあっかい電車とすれちがい。西尾から福地までのった、かんつうがたの吉良吉田いき急行がおりかえしてきただ。
時速100キロですすむ。
ひだり曲線をいく。
直線にもどって、また、時速100キロですすむ。こんなきのまくらぎの単線を時速100キロではしる名鉄って、はやいだ。きもちいい。
きっついひだり曲線にはいってすぐ、相対ホームの吉良吉田はみぎがわ3番のりばにとうちゃく。9時25分。
3番のりばからホームのたかさ分の階段をおりて、のりかえかいさつにすすむ。このさき、蒲郡線の電車にのるにはのりかえかいさつをとおっていかにゃいかんだ。
のりかえかいさつでいきさきをつげて事前精算。ほのまますすんでホームのたかさ分の階段をあがって、蒲郡線専用かためんホームの2番のりば。さっきからとまっとった吉良吉田9時31分の蒲郡いきふつうにのる。電車は6011編成2両6000系かんつうがたのあっかい電車で、運転士さんひとりのワンマン運行。室内、ベンチシートの座席にぬのカーテン。コロナ対策のため、運転室と客室のさかいにビニールシートがたらされとって、前方視界は最悪。
△ みぎうしろにさつえい
ひがしにすすんで、相対ホームの三河鳥羽に停車。さきにまっとった吉良吉田いきふつうのあっかい電車とすれちがい。むこうも6000系かんつうがた。蒲郡線はかんつうがたしかはしってない。
しましきホームの西幡豆はみぎがわ通行で停車。いきちがいもなくしゅっぱつ。
みぎにうみ。三河湾のうみだ。
しましきホームの東幡豆は、ここもみぎがわ通行で停車。いきちがいもなくしゅっぱつ。
みぎにうみ。
ひだりかためんホームのこどもの国に停車。
西尾市の区域から蒲郡市の区域にはいるへんで、みぎにうみ。うみのむこうの陸地は西浦半島。さきっぽに西浦温泉のホテルがいくつかみえる。
しましきホームの西浦は、ふつうにひだりがわ通行で停車。はんたい電車まち。
しばらくまって吉良吉田いきふつうのあっかい電車がはいってきて、しゅっぱつ。
相対ホームの形原に停車。スーツケースをてにもったおんなのひとものりこんできて、電車んなかもはなやかになる。
みぎかためんホームの三河鹿島に停車。4、5人のってくる。
ひだりうえから東海道線がちかづいてくる。
東海道線とならんだとこで、みぎかためんホームの蒲郡競艇場前に停車。
ここで乗客がどどーっておりていく。まあはいつぎは終点の蒲郡だっていうのに意外なことだ。こせんきょうでひだり東海道線三河塩津のえきにつながっとるだけど、みんなほっちにいくわけでもなく、みぎにえきのそとにでていく。
高架をあがって、ひだり東海道線とならぶ。
10時1分、しましきホームの蒲郡はひだりの2番のりばにとうちゃく。ひだり東海道線蒲郡のえきにとまっとるのは、岐阜いきふつうの313系電車。ふるいからここ蒲郡まで36.6キロ。ふるいから名古屋まで35.4キロとほとんどおんなじだ。
ホームから地平におりて、精算証をわたしてかいさつをでる。こんなりっぱなえきなのに自動改札機がないってのが、なんともいえん。
えきまえにでたとこで、あったかー！ わがあんじょうや西尾とくらべて、ここ蒲郡はあきらかにあったかい。三方をやまにかこまれとるってことが、こんなにも温暖な気候をもたらすのか。あんじょう、西尾をふくむ西三河はだだっぴろい平野で、まともに伊吹おろしがふきすさぶ。
ロータリーきたがわの CHATARO でいっぷく。このみせにはいるのは3回めぐらいになるだけど、役行者（えんのぎょうじゃ）の店主さん、おれのことおもいだしてくれた。テレビ出演して修行をしとるとこもみただけど、どこのやまで修行しとるのかってきいたら、三谷（みや）だとのこと。蒲郡のすぐひがしだ。まいあさ3時ごろに豊橋のほうまでしいれにいって、ほのかえりに三谷で修業しとるだ。午后3時からえきまえ地下街に移動してやきとりやさん。人間、らくをしちゃあいかんってのが信条らしい。ところで、役行者さん、ギターをひきはじめる。ものがなしくもやさしいねいろ、いいな。
みせをでたとこで、けいとの帽子がないことにきづく。みせんなかにわすれてなかった。電車んなかだ。えきにもどって駅員さんにはなしをすると、みつかったらここに帽子がもどってくるようにしてくれるとのこと。ついでに、蒲郡線が3本の電車で運行しとることもきく。
こんどこそ駅前商店街をきたにあるく。きっちりはば3間、5.4メートルの、化粧板をしきつめたきれいなみちだ。銀座どおりをよこぎって、ふつうのアスファルト道路になる。つきあたりT字を右折。すぐにクルマどおりにでて左折。
クルマどおりのひだりがわにめんるい食堂清田庵。てんぷらうどんがたべたかっただけど、店員のおねえさんのすすめもあって天あんたまうどんにする。あんたまは、あんかけたまごとじの略。ごちそうさまでした。
銀座どおりからひがしにいって、和菓子の大和屋はやすみ。
ほっから東南方向にいって、サンヨネ蒲郡店もやすみ。
東海道線のきたがわをにしにあるいていって、森菊織物（もりきくおりもの）のてまえにふるいおやしき。木造かわらぶき2階だてのたてもんがふたつ。ひらやの洋館がひとつ。
えきのみなみがわにでて、アピタをとおりぬけてみなとにでる。うみに面してしゃれた洋館のオンディーナっていうみせがあったけど、この時間、喫茶のみのご利用はごえんりょくださいってことで、あきらめる。
えきにもどったとこで、あったーっ！ 電車んなかにおきわすれてきたけいとの帽子があった。あったのは蒲郡線の電車じゃなくて、西尾線の電車んなかだった。ほれをここまでとどけてくれただ。お礼をいって、ふるいにもどる。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2021年1月みっか、にちようび
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- 洋館は蒲郡にある海賓館マリンセンターハウスっていうたてもんで、みせはこんなかにある欧風料理オンディーナっていうみせ。おすすめだよ。
