2022年3月15日、近鉄の鈴鹿線(すずかせん)にのってきた。名古屋線の伊勢若松(いせわかまつ)からにしに分岐する盲腸線で、なかなかのる機会がなかっただけど、沿線のふんいきをしりたくてのってきた。終点平田町(ひらたちょう)ではちょこっとまちあるきもしてきた。
〔ふるいから名古屋まで〕 〔名古屋から伊勢若松まで〕 〔伊勢若松から平田町まで〕 〔平田町から伊勢若松のりかえで白子まで〕 〔白子からかえる〕 |
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ふるいから名古屋まで
ふるい7時22分の岐阜いきふつうあっかい電車にのる。乗客はたちきゃく5わり。
みなみあんじょうで西尾いきふつうのあっかい電車といきちがい。
しんあんじょうに停車。乗客がどどーっておりて、あいた席にすわる。たちきゃく2わりにへる。
7時38分、知立にとうちゃく。
知立7時42分の岐阜いき快速特急パノラマスーパーにのりかえ。特別車1号車8Bにすわっていく。展望席じゃない席の、みぎ通路がわはしらまえ。あさメネットしてとった席。
神宮前に停車。セントレアいきミュースカイがはいってくる。神宮前だな。
トンネルにもぐって、名古屋にとうちゃく。8時8分。
名古屋から伊勢若松まで
近鉄にのりかえ。名古屋8時19分の五十鈴川いき急行にのりこむ。電車は、こげちゃいろの近鉄標準電車で、しんがりが1534号で先頭が5152号。
先頭5152号の座席は、くすんだあかいろの転換クロスシート。
時間がきて、しゅっぱつ。トンネルをでて、みぎ米野車両基地にひのとりとアーバンライナー。
高架をあがって、名古屋いきふつうとすれちがい。烏森(かすもり)を通過。
八田(はった)で名古屋いき急行とすれちがい。110キロで高架を軽快にすすんでいく。
名古屋いきふつうとすれちがって、しろいがっちりした鉄骨トラス橋で庄内川をわたる。
伏屋(ふしや)を通過して、名古屋いき特急のビスタカーとすれちがい。
蟹江(かにえ)は分岐をひだりにはいって、まちあい線の1番のりばに停車。はんたい線は、主線の3番のりばに名古屋いき急行が停車中。1番のりばに停車したけど、まちあいもなくしゅっぱつ。
ガーダー橋で日光川をわたって、名古屋いき準急とすれちがい。
佐古木(さこぎ)を通過。時速110キロですすんでいく。
弥富(やとみ)は主線の2番のりばに停車。むかいの1番のりばに津新町いきふつうがまちあい。はんたい線3番のりばに、名古屋いき急行がはいってくる。
しろいがっちりした鉄骨トラス橋で木曽川をわたる。
長島を通過。
しろいがっちりした鉄骨トラス橋で長良川をわたる。
連続してしろいがっちりした鉄骨トラス橋で揖斐川をわたっていくとこで、アーバンライナーとすれちがい。
2両編成の名古屋いきふつうとすれちがい。
関西線をこえてみぎにでる。
桑名に停車するとこで、ひだり養老鉄道のりばに東急電車がとまっとるのを発見。大垣いきふつう。
桑名をしゅっぱつしたとこで、アーバンライナーとすれちがい。
ガーダー橋で町屋川をわたる。
きりとおしをとおっていって、朝日(あさひ)を通過。
みぎにゆみなっていくとこで、また、2両編成の名古屋いきふつうとすれちがい。近鉄、ひょっとして編成両数へらしとるか。
ガーダー橋で朝明川(あさけがわ)をわたる。
これからみぎにゆみなっていくってとこで、ひのとりとすれちがい。おっ!っておもう。
富田(とみだ)に停車。
みぎS字曲線で阿倉川2連アーチをくぐっていく。
ガーダー橋で海蔵川(かいぞうがわ)をわたる。
高架をあがって川原町(かわらまち)を通過したとこで、名古屋いき特急のビスタカーとすれちがい。
四日市(よっかいち)てまえで、みずいろときみどりいろに特殊塗装した名古屋いき準急とすれちがい。
四日市は2番のりばに停車。運転士さんが交代。
2分して、しゅっぱつ。
新正(しんしょう)を通過。
塩浜(しおはま)は2番のりばに停車。1番のりばに塩浜いきふつうが停車中。ちょっとまえにここについただけど、塩浜どまりのふつうってあっただ。はんたい線3番のりばにはいってきた名古屋いきふつうとすれちがいながら、しゅっぱつ。
うすあおいろのトラス橋で鈴鹿川をわたる。
北楠(きたくす)を通過。
名古屋いき急行とすれちがい。
ガーダー橋で鈴鹿川派川(すずかがわはせん)をわたる。
楠(くす)はのりばのない主線を通過。ここで、まちあい線に停車中の回送電車をおいこし、はんたい線主線を通過の名古屋いき特急エースカーとすれちがい。
長太ノ浦(なごのうら)を通過。むりなあてじだ。
電車は110キロで伊勢平野をみなみにすすむ。
箕田(みだ)を通過。いっきにひなびたふうけいになる。
伊勢若松(いせわかまつ)は、はんたい線主線の3番のりばに四日市いきふつうが停車しとるとこで、まちあい線の1番のりばにはいっていく。
9時5分、とうちゃく。のってきた電車はここで3分まちあい。
むかいの2番のりばをアーバンライナーが通過。
伊勢若松から平田町まで
はんたい線まちあい線4番のりばに、伊勢若松いきふつうがはいってくる。これが鈴鹿線の電車で、おりかえし平田町(ひらたちょう)いきふつうになる電車だ。
こせんきょうをあがってのりばを移動。
4番のりばにおりて、平田町(ひらたちょう)いきふつうにかわった電車をかくにん。電車は3両編成で、車両番号は先頭から2022号、2021号、2111号。いったん先頭2022号の車内をみてみる。電車はあたらしい電車で、しろい内装色だけどつまめんだけがくろ、座席はしろくろのベンチシート、うえにまきあげる方式のカーテン。ほいから、運転室うしろにりょうきんばこがあるだけど、これは鈴鹿線がワンマン運行しとるための対応か。
発車まちのあいだに、3番のりばを名古屋いきアーバンライナーが通過していく。
つぎに、3番のりばに名古屋いき急行がはいってきて、まっとったひとたちがのりこんでいく。
さらに、3番のりばに四日市いきふつうがはいってきて、でていく。
さて、やっと4番のりばから、やっとわが平田町(ひらたちょう)いきふつうがしゅっぱつ。3番のりばの電車がきたにいったのにたいして、わが鈴鹿線電車はみなみにむかってしゅっぱつ。9時19分。
ちょこっといったとこでみぎにゆみなって、名古屋線からはなれていく。
名古屋線みなみいき線からきた線が合流してきて、単線になる。1、2番発着の鈴鹿線電車もあるのか。
にしにむかっていく。
たんぼんなかをいく。
みぎにゆみなっていくとちゅう、みぎかためんのりばの柳(やなぎ)に停車。
幹線道路をくぐる。
まあひとつ幹線道路をくぐる。
ひだりにゆみなりながら伊勢鉄道をくぐる。
ひだりぶくらみのいきちがい分岐をひだりにはいって、みぎ曲線のとちゅう、鈴鹿市(すずかし)に停車。おおきなえきの風格がある。
はんたい線にとまっとった伊勢若松いきふつうといきちがって、しゅっぱつ。
にしにむかっていく。
ひだりにゆみなっていく。
みぎにゆみなっていく。
ひだりかためんのりばの三日市(みっかいち)に停車。いや、四日市は有名だけど、おんなじ三重県に三日市ってあったのか。のりばに簡易改札機と駅員さん。
時速80キロでにしにむかっていく。
左右、まちってふんいきになってくる。
終点、平田町(ひらたちょう)ののりばがみえてくる。いっしゅんりょうめんのりばかっておもったら、線路は1本のままで、のりばはひだりかためんのりばだ。
のりばにはいっていく。おりかえし伊勢若松いきふつうになる、この電車をまっとるひとがなんにんかのりばにおる。
線路のいきどまりまでいって停車。9時30分。伊勢若松からここ平田町まで8.2キロ、11分、時速44.7キロ。
電車をおりたひとたちが、のりばのさきにあるかいさつにむかっていく。
のってきた電車が、おりかえし伊勢若松いきふつうになってでていくのをみおくり。
まっすぐのりばをおりたひだりにかいさつ。みなみむきにかいさつをでる。
いや、すっげえおおきなえきじゃん。鈴鹿市駅におおきなえきの風格をかんじてきたとこだけに、ほっからふたえきしかはなれとらんとこにこんなおおきなえきがあることにおどろく。こんな、支線の末端にこんなりっぱなえきがあることにおどろく。えきまえロータリーにタクシー2台と大小のバスが1台づつ。うち1台は鈴鹿市コミュニティーバスで、かわいい運転士さんの運転でえきをでていく。バスの時刻表があって、みてみる。白子駅(しろこえき)に、亀山駅に、鈴鹿中央病院に、近鉄四日市駅にいくバスがある。しっかりバスターミナルだ。市のなまえをなのるえきはべつにあるのに、ここ平田町駅が鈴鹿市の代表駅なのか。ちなみに、まえに関西線井田川駅(いだがわえき)で平田町駅いきバスがあることにおどろいただけど、ほれは平田町駅からでとる鈴鹿高校みずほ台経由亀山いきバスで、2時間に1本ある。
えきのきたがわは住宅街で、えきのみなみがわがまちだ。
えきまえロータリーから東西の幹線道路をよこぎって、みなみにあるいていく。東西の幹線道路もとくにひがしがわがみせがいっぱいあってにぎやかなだけど、えきからみなみにのびる道路をえきまえどおりってみこんで、みなみにあるいていく。ただ、まっすぐよこぎるには陸橋をわたっていかにゃいかんのは、ざんねんなことだ。ひがしの横断歩道のあるとこにまわって、えきまえどおりにはいっていく。
すすんで、熟女キャバクラを発見。こんなあさっぱらからあいとるわけない。
あれぁれぁってなまえのいざかや喫茶店にはいって、アイスココアを注文。店主さんやほかのおきゃくさんに、平田町でどっかみどころがあるかきいてみるけど、とくにないとのこと。ほれと、鈴鹿市内でいちばんおおきいえきはどこかきいてみると、白子駅(しろこえき)とのこと。平田町駅ってこたえはかえってこんかった。
1本ひがしのみちに移動して、えきのほうにむかっていく。オリエンタルクラブってなまえのみせに、アジア各国よりショーダンサー来店中!!ってかんばんを発見。高度経済成長時代のにほんをおもいだす。えきまえどおりもかえっていくみちも、風俗っぽいみせがおおい。ただ、おおがた商業施設もあって、ホテルもあるし百五銀行もある。
えきまえからこんどは東西の幹線道路をひがしにいってみる。チェーン店の飲食店がいくつかあるほか、鈴鹿農協平田支店や三十三銀行がある。ファミリーマート鈴鹿算所店(すずかさんじょてん)までいって、えきにひきかえす。ところで、三重県ってぞんがいさぶいな。
平田町から伊勢若松のりかえで白子まで
平田町11時3分の伊勢若松いきふつうにのる。電車は3両編成で、しんがりの車両番号2022号はいきにのったのとおんなじ電車だ。
ひがしにすすんで、11時13分、伊勢若松は4番のりばにとうちゃく。3番のりばにはいってきた名古屋いき急行をみおくり。おりかえし4番のりばからでていく平田町いきふつうをみおくり。こせんきょうをのぼりおりして、1、2番のりばに移動。
1番のりばにはいってきた、伊勢若松11時28分の松坂いき急行にのりこむ。電車は4両編成と2両編成を連結した6両編成で、先頭は2627号。
むかいの2番のりばを通過していく宇治山田いき特急のビスタカーをみおくって、わが松坂いき急行がしゅっぱつ。つぎは白子♪ 白子です♪ ほのつぎは江戸橋にとまります♪
ひのとりとすれちがいながら、白子(しろこ)にとうちゃく。11時32分。
えきから東北方向に伊勢参宮街道ぞいのめんくいくんまであるいていって、ひるめしにする。かきあげうどんとえびてんてまきを注文。ごちそうさまでした。
白子からかえる
白子(しろこ)からかえりの電車。13時9分の名古屋いきアーバンライナーにのる。名古屋まで乗車料金840円たす特急料金920円で1,760円。いや、特急料金たっかいな。
座席は2号車10A。まえから2両めで、みぎまどがわはしらかげ。
とちゅう、3号車うしろの喫煙室でいっぷく。新幹線みたいな人数制限はなくて、定員3人がはいれる。四日市からひとつうしろの9Aに移動。これならはしらまえだ。
揖斐川をわたる。みぎ車窓かわしも。うみみたいなかわだ。連続して長良川をわたる。
木曽川をわたる。みぎ車窓かわしも。
13時49分、名古屋にとうちゃく。
名鉄にのりかえ。
あっかい電車をなんぼんかのりついで、みちくさもくいながら、ふるいにもどる。