スイッチ!で岡崎市内線のことやっとった

2023.1.6 (2) スイッチ! - 岡崎市内線 1580-900

きょうの東海テレビ「スイッチ!」で岡崎市内線のことやっとった。いや~、いい時代だったよな~。ってか、廃線になったのがおれが5才のときのことでじっさいにみたおぼえもないだけど、まちなかをはしる路面電車のふぜい、電停にむらがるひとたちの活気、すばらしい光景だ。電車どおりのなまえものこっとる岡崎のまちに、まあいっかい路面電車はしらせたいな。

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2023.1.6 (1) スイッチ! - 岡崎市内線 1560-870

テレビの画面は、伊賀町交差点をみなみむきにみたとこ。たぶん伊賀町電停のあったへんだ。うしろに岡崎井田電停につながる。

2023.1.6 (2) スイッチ! - 岡崎市内線 1580-900

電停にむらがるひとたち。電車にのりきれるのか。

2023.1.6 (3) スイッチ! - 岡崎市内線 1590-900

1898年開業。さいしょは馬車鉄道だって、1912年から電車になった。いや~、みせみせののきさきをかすめるようにしてはしる電車、いいな~。

2023.1.6 (4) スイッチ! - 岡崎市内線 1580-910

電車んなかもひとがいっぱい。車掌さんものっとる。

2023.1.6 (5) スイッチ! - 岡崎市内線 1650-930

ところで1955年代からくるま社会にかわっていく。

2023.1.6 (6) スイッチ! - 岡崎市内線 1610-900

1962年、路面電車の廃止。かわりに路線バスの運行。

2023.1.6 (7) スイッチ! - 岡崎市内線 1630-900

おわかれのはな電車。

2023.1.6 (8) スイッチ! - 岡崎市内線 1680-930
2023.1.6 (9) スイッチ! - 岡崎市内線 1640-910

かなもんやのまえのさかみちをおりてくる電車。

2023.1.6 (10) スイッチ! - 岡崎市内線 1640-920

いまもこのかなもんやはあって、みせの主人のはなしによると「電車はこのさかをのぼるのがたいへんだって、ほんとにのろのろ運転だった。とびのれるぐらいのおそさだった」とのこと。いや、これからはしらせる電車はまっと高性能だでこんなさかはくもなくのぼっていくよ。ほんな光景がみたいな。

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岡崎市内線の歴史

(「西三河の鉄道のうつりかわり」から)

  • 路面電車のかたちで岡崎のまちと東海道線のえきをむすぶ鉄道ができたのは1898年12月28日東海道線の開業からたった10年だ。区間岡崎-明大寺(みょうだいじ)間で、事業者はあとで岡崎電気軌道ってなまえをかえる会社。
  • 1907年康生町まで延伸、1912年電化とあわせて軌間3フィート6インチの狭軌への改軌をはたしとった岡崎市内線だけど、1923年9月ようか岡崎井田まで延伸。岡崎のまちの南北軸が完成する。
  • 1962年6月17日大樹寺(だいじゅうじ)-岡崎井田(おかざきいだ)-岡崎-福岡町(ふくおかちょう)間が廃止となる。西三河でさいしょにできた私鉄である岡崎市内線の廃止で、岡崎のまちを南北にいきかう路面電車がすがたをけす。ちなみに、正式には岡崎市内線は岡崎井田-岡崎間にかぎられるだけど、挙母線の一部区間である大樹寺-岡崎井田間と福岡線の全線の岡崎-福岡町間とあわせて、一体運行をしとった。