あさの通勤時間帯に名古屋方面からくる電車で神宮前いきふつうってのがあることをしって、のってみることにした。鳴海どまりとかならまんだわかるだけど、どういうわけか神宮前どまりなだ。しらべてみると7時30分に弥富をしゅっぱつして、ほっから尾西線、津島線ってとおって名古屋本線にのりいれてくる電車だった。ほんとなら始発の弥富からのってみたいとこだけど、時間的にきびしくて津島線の甚目寺からのることにした。
◇ ◇
甚目寺(じもくじ)はかいさつをはいるまえにあさの通勤ふうけいをながめる。津島線のみなみに平行する津島街道からT字分岐して甚目寺のえきのわきをとおる信長街道を、どんどんひとがやってくる。きれいに化粧舗装された歩行者専用状態の信長街道を、電車にのるひとたちがえきにむかってやってくる。あさのひかりのなか、くるまなんか1台もとおっとらんみちをゆうゆうとあるいてきてえきにはいっていく。すばらしい光景だ。
さて、かいさつをはいってこせんきょうをわたって名古屋方面のりばにおりる。
あさひをしょうめんにうけてえきにはいってきた神宮前いきふつうは鉄仮面のあっかい電車。4両編成鉄仮面を重連した8両編成っていうながい電車だ。
8時2分、しゅっぱつ。たちきゃく5わり。つぎの須ケ口(すかぐち)から準急にかくあげになるって案内放送がはいる。
須ケ口がちかづいてみぎにゆみなっていくとこで信号まち停止。
さいしゅっぱつして名古屋本線に接続する須ケ口のえきにはいっていく。
須ケ口は3番のりばに停車。たちきゃくが7わりにふえて、準急にかくあげになってしゅっぱつ。
ひだりにゆみなって新川橋(しんかわばし)を通過。
のりばのあるまちあい線にはいって二ツ杁(ふたついり)に停車。たちきゃく8わりにふえる。まちあいもなくすぐにしゅっぱつ。
須ケ口いき急行のあっかい電車とすれちがい。わが神宮前いきふつうもほだけど、あさの通勤時間帯にはこんなかわったいきさき種別の電車もあるだ。
西枇杷島(にしびわじま)を通過。通過だでいいけど、とまるだったら4両がのりばからはみだしになる。
枇杷島分岐点てまえでのろのろ運転。
めのまえを新鵜沼いきミュースカイが犬山線にはいっていくのをみて、しゅっぱつ。これをさきにいかせるためののろのろ運転だっただ。
枇杷島分岐点から庄内川鉄橋にはいって、岐阜いき快速特急のパノラマスーパーとすれちがい。うしろにまてんろう。
みぎに東海道線と新幹線がそってきて、岐阜いきふつうのあっかい電車とすれちがい。これもあさの通勤時間帯ならではのかわったいきさき種別の電車だ。ひるまの時間帯、岐阜いきふつうは須ケ口が始発になる。
上下共用しましきのりばの栄生(さこう)に停車。むかいののりばを岐阜いき快速特急が通過。
新幹線とすれちがってまてんろうにむかっていく。
トンネルにもぐるてまえで犬山経由岐阜いき急行のあっかい電車とすれちがい。これもあさの通勤時間帯ならではのかわったいきさき種別の電車だけど、こんどのダイヤ改正で消滅する。
トンネルにもぐって名古屋に停車。こっからふつうにかくさげになるって案内放送がはいる。乗客がどどーっておりて座席に5わりにへる。
地上にでて佐屋いき準急のぎんいろ電車とすれちがい。
岐阜いき特急のパノラマスーパーとすれちがい。
上下共用しましきのりばの山王(さんのう)に停車。
ひだりにゆみなっていくとこで新鵜沼いき快速特急のこおろぎ塗装とすれちがい。
岐阜いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。
金山は名古屋本線のりば4番のりばに停車。いや、あるいは常滑線3番のりばに停車するのかっておもっとっただけど、名古屋本線4番のりばだった。ここでまた乗客がおおぜいおりて、座席に2わりにへる。つぎは終点の神宮前。神宮前の集客力はちいさい。
ひとえきかんだけの複々線区間をそとがわ線をいくとこで、はんたい線そとがわ線をやってきた犬山いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。これもひるまの時間帯にはないいきさき種別の電車だ。
こんどはうちがわ線をやってきた一宮いき急行のぎんいろ電車とすれちがい。一見ひるまの時間帯にもあるいきさき種別の電車だけど、うちがわ線をやってきたってことは常滑線からきたってことで、ずーっと名古屋本線をはしってくるひるまの時間帯の一宮いき急行とはちがうかわりだねだ。
終点神宮前は、金山から予定されたとおり名古屋本線のりば4番のりばにとうちゃく。8時27分。
さて、この電車これからどうなっちゃうのかってきになってみてみると、方向幕が回送にかわる。ひょっとしてつぎのいきさき種別にかわって運行を継続するのかともおもっとっただけど、ほじゃなかった。
この電車が東岡崎方面に回送されていくのをみおくり。どこまでいくのかな。なんかの機会にほれををつきとめれるひがくるのか。あるいはこんどのダイヤ改正で「弥富始発神宮前いきふつう」っていういきさき種別自体が消滅しちゃうのか。
〔2023年2月27日、げつようび、平日〕