あらいのせき、あらいじゅくにまたいく。げつようびにひとりででんしゃにのっていったあらいのせき、あらいじゅくに、にちようびにつまとふたりでくるまでいく。いっぱんこうかいのたてもんもげつようびはあいとらんかって、こんどはあいとるにちようびにいってなかまでみてくる。
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ふるいのわがやをでて、おかざきかいどうをいく。やはぎばしにしづめからこくどう1ごうせんにはいる。おかざきをぬけてひがしみかわへいやにおりていって、とよかわためとういんたーから23ごうばいぱすにはいる。とよはしのまちをとおまきにして、みなみにいく。むきがかわって、てんぱくばらをひがしにいく。しんせんなけしきだ。しずおかけんにはいるへんでみぎにくねっていく。
とんねるをぬけて、おおーーーっ!おおーーーっ! くだりざかのむこうにひろがるおおうなばら。どこまでもつづくおおうなばら。ここがあのなだかいしおみざかか。いままでみたこともないゆうだいなけしきだ。みちがひだりにくねりながらくだっていっても、まんだおおうなばらがみぎにみえつづける。おおーっ!おおーっ!
ちょっといきすぎて23ごうばいぱすをおりる。とうかいどうをとおってにしからあらいじゅくにはいりたかっただけど、ひがしからあらいえきまえをとおってあらいのせきにつく。
ちゅうしゃじょうにくるまをとめて、ふなつきばからあらいのせきをみる。こないだはたっとったあまどがとりはずされて、ろうかとしょうじがみえる。
にゅうじょうりょうをはらって、ひがしからめんばんしょにちかづく。
めんばんしょのなかにすわるせきしょのやくにん。
ふなつきばからあがったたびびとは、しらべをうけてめんばんしょのまえをとおっていく。
めんばんしょのにしにおんなあらためのながや。おんなにかぎって、こんなかでさらにあらためをうける。えどじだい、いりでっぽうとでおんなはきびしくとりしまられた。
しりょうかんをけんがく。
かつしかほくさいのやはぎばし。きょうわたってきたやはぎばしだ。きづくりのおおきなたいこばしをたびびとがいっぱいいきかう。
あらいじゅくいずみまちどおりののきべつちず。あらいのせきからにしにつづくとうかいどう。ひだりかねんてになってみなみにのびていく。かねんてよりてまえひだりに、はたごきのくにや。かねんてのとこにやごろう、ぶへい、はちろべえのみっつのほんじん。
あらいのせきはおおごもんをでて、ほのままとうかいどうにはいる。
すすんでひだりにはたごきのくにや。きづくりかわらぶきにかいだてで、きいろいぬのかんばんがあざやかだ。きしゅうはんのひとたちがここにとまった。
いっかいのへやにおひなさんがかざってある。
きおけのふろ。あんどんよこのがくにあるおんなのひとはゆなか。
とうかいどうをちょこっとはずれてみなみにいったとこにこまつろう。げいしゃのおきやだ。
すりへってくろびかりしとるきづくりのかいだん。いったいどいだけのかずのげいしゃがこのかいだんをのぼりおりしたことか。
にかいのおおべや。ここでげいしゃがけしょうをしたり、しゃみせんのけいこをしたりしとったのか。あんないがかりのおじさんにたずねる。いまはあらいにげいしゃはおらんだけど、めいじじだいになってなくなったのかってきくと、めいじじだいになってできたもんだっていう。ほれもこうはんになって。このこまつろうができたのが1901ねん。いや、えどじだいにげいしゃがおったわけじゃなかった。ほいで、おきやのけんすうが11けんもあったっていうでおどろく。どいだけにぎわうまちだっただ。ざんねんなことに、せんごなんねんかしてげいしゃはおらんくなったっていう。
おおべやそとのえんがわ。ここにでて、とおりをいきかうおとこたちをさそったのか。
にかいおくのこべや。ここでもてなしをすることもあったのか。
けんぶつをおえて、こまつろうのあんないがかりのおじさんにきいたかきごやにいくもまんいん。あらいをあとにする。
(2025ねん2がつここのか、にちようび)
(さんこう)
- このまえにいったときのこと















