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日高本線、たかなみ被害から復旧のみとおしなし

「車窓から日高山脈はもちろん、サラブレッドがくさをはむすがたや、こんぶをほすふうけいがみれる線」ってことでまえにとりあげた日高本線(ひだかほんせん)が、いま、たいへんなことになっとるらしい。

日高本線2015年たかなみ被害地図(あさひ)
日高本線2015年たかなみ被害地図(あさひ)

ことし2015年1月上旬に北海道のほうで暴風雪がふきあれただらあ。ほの暴風雪にともなうたかなみで、厚賀(あつが)-大狩部(おおかりべ)間の線路が被害をうけちゃっただよ。2015年1月なのかから鵡川(むかわ)から終点の様似(さまに)のあいだで運行休止になっとっただけど、復旧のみこみがたたんくて、1月27日からは静内(しずない)から様似までのあいだでおりかえし運行をはじめただげな。こんなふうに孤立区間で運行するのは、JR北海道はじまって以来の苦肉の策らしい。孤立区間での運行のために、災害げんばを徐行運転しながら車両をおくりこむってこともやったげな。バス代行輸送っていう方法もあるだけど、北海道内の深刻なバス不足のためできんかったらしい。

厚賀-大狩部間の災害げんばを徐行運転でとおりすぎるおりかえし車両(あさひ)
△ 厚賀-大狩部間の災害げんばを徐行運転でとおりすぎるおりかえし運行用の車両(あさひ)

ほんで、具体的にどんな被害かっていうと、やまがわからは土砂が流出してきて、うみがわからはたかなみが路盤をけずっていくっていうぐあいらしい。ひだりはすぐやま、みぎはすぐうみっていうとこを日高本線がはしっとるだ。やまとのあいだに道路でもはしっとやあ、こんな被害にならんですむともいう。で、こんかいはおもさ1トンのどのうを100個もつんで、応急処置をしとるだげな。

厚賀-大狩部間のもりつちがくずれたイメージ(北海道新聞)
△ 厚賀-大狩部間のもりつちがくずれたイメージ(北海道新聞

ところで、「これまでのばんそうこうをはるような対策じゃあ、あかんぞ! 抜本的な復旧工事をやらにゃ!」ってことで、JR北海道がいま鉄道総合技術研究所ってとこに調査をたのんどるだげな。もちろん抜本的な復旧工事をやるにはこれまでとはけたちがいの資金がいりそうで、調査結果がでるのをまって、JR北海道が道やぢもと自治体との協議にはいるとのこと。うん、しっかりかねかけて、しっかり復旧させてほしいもんだ。

日高本線のたかなみによる被害

  • 2004年度から2014年度までのあいだに発生した被害は267件で、これは北海道のなかでも群をぬくおおさ
  • さらにほの267件の被害うちの4わり108件が、この厚賀-大狩部間で発生しとる

日高本線の利用実態

  • JR北海道によると2013年度の乗車密度は312人で、ワースト5位である

日高本線の運行本数(平日くだり)

  • 苫小牧(とまこまい)-鵡川(むかわ)間=1日10本
  • 鵡川(むかわ)-静内(しずない)間=1日8本
  • 静内(しずない)-様似(さまに)間=1日7本

(さんこう)