KTXサンチョン、製造 もとに 損害 賠償 訴訟

にほんで いうと こんな かんじだ。


東海道新幹線 N700系 車両を つくっとる 日本車両に たいして、「あんまり 故障 ばっかり おこして こまるじゃんか!」って いって、JR東海が 裁判を おこす。


まあ こんな ことは ないだらあけど、韓国では つぎの ような ことが おこった。


KTXサンチョン 2010.10.28 プサン駅 (共同) 450-281
KTXサンチョン
2010.10.28 プサン駅 (共同)

国産化 率 87%を ほこり、韓国 鉄道 公社 ごじまんの はずだった KTXサンチョン (=KTX-2)が 故障 つづきで ある ことに ごうを にやし、ことしの 5月に 製造 もとの ヒョンデ ロテムに たいして リコールの 要請を した ことは まえの ブログに かいただけど、8月 ここのか、ついに 損害 賠償 訴訟を おこすに いたった。

  • 2004年の 韓国 高速 鉄道 (KTX) 開通 以来、こう いった 訴訟 提起は はじめて。
  • 韓国 鉄道 公社と ヒョンデ ロテムに よる コンソーシアム (企業 連合)が、ブラジルの 高速 鉄道 建設 事業の 受注を めざし、にほんや フランス、スペインなどと はげしい 競争を くりひろげとる なか、車両の 欠陥を めぐって 訴訟に 発展した ことから、注目が あつまっとる。
  • 韓国の 技術で 開発された KTXサンチョンは 去年の 3月の 導入 以来、制御 安全、けん引 装置、空気 制動 システムなどで あわせて 53件の 欠陥が みつかっとって、とおかに 1回の わりあいで 故障した ことに なり、ことし 2月にも ソウル 近郊の トンネルで 脱線 事故が おきとる。
    • 【53件の 欠陥の うちわけ】
      制御 安全 14件、けん引 装置 14件、空気 制動 システム 13件、補助 装置 7件など
  • 開通時に 導入された フランスの アルストム社の 「KTX-1」と くらべ、1両 あたりの 故障 率は 5.4倍に のぼるって いう。


韓国 鉄道 公社の いいぶん

20分 以上 運行が おくれた ケースが 38件 あり、料金 返還で 2億 8千万ウォン (およそ 2千万円)の 損失が でた ほか、KTXの イメージが 失墜した。

38件の おくれの うち 32件 (営業 損失 2億 6,353万ウォン=およそ 1,879万円)に ついて、さきに 弁償する よう もとめたけど、ヒョンデ ロテムは 2件 (営業 損失 488万ウォン=およそ 34万 8,000円)を のぞいて しはらいに おうじとらん ことから、今回 提訴に ふみきった。



ヒョンデ ロテム がわの いいぶん

一部の 欠陥は みとめるけど、(不十分な) 整備、補修が 原因で 故障した 可能性も かんがえる 必要が ある。

われわれが 責任を とるべき 部分に ついては きちんと 責任を とるって いう 意思を つたえ、具体的な 補償 案に ついて 韓国 鉄道 公社と 協議中で あるにも かかわらず、突然 訴訟を おこされた ため 当惑しとる。


裁判の ゆくえは わからんだけど、車両を つくる がわの ヒョンデ ロテムも、車両を 運行する がわの 韓国 鉄道 公社も、故障や 事故の 原因を よう 分析した うえで 的確な 対応を して、安定した 鉄道 運行を する ように して ほしいね。




(ねたもと、さんこう)