名古屋から岐阜まで名鉄電車でいって、岐阜から関までは美濃町線(みのまちせん)の廃線あとをたどりながらバスでいった。さて、かえりをどうするか。関シティーターミナルの駅舎のなかにあった時刻表に、高速名古屋線ってのがあるのにきづき、これにした。名鉄名古屋駅となりの名鉄バスセンターまでいっきにいけるだ。平日で1日14本の運行だけど、とくにあさはやい時間帯におおくの本数があるのは、実用になっとることの証明だ。
関シティーバスってのがいって、くるときにのった岐阜関線のバスがいって、つぎにきたのが高速名古屋線のバスだった。この便の起点は関テクノハイランドってとこだっただけど、ここにくるまでにのっとった人数より、こっから人数のほうがだいぶおおかった。ちなみに1日14本のうち5本が関テクノハイランド起点で、のこる9本が美濃市(みのし)起点になる。
△ うえひだり=関シティーバス △ うえみぎ=岐阜関線バス △ した=高速名古屋線バス
定刻より4分おくれの14時37分、そこそこのひとをのせて岐阜バスの高速名古屋線バスは関シティーターミナルバス停を出発。
△ 14.37.09 高速名古屋線バス - 関シティーターミナル出発
バスは栄町1丁目(さかえまちいっちょうめ)、新田(しんでん)、赤土坂(あかつちさか)と市内のバス停でぱらぱらとひとをひろったあと、関インターチェンジから高速道路にはいる。岐阜県には、むかしっからの南北の大動脈として、国道41号線ってのがあるだけど、このにしにこれと平行してはしる東海北陸自動車道っていう高速道路ができただ。わがのる高速名古屋線バスも、この東海北陸自動車道をつかっていくっちゅうわけだ。つぎは高速各務原(こうそくかかみがはら)です、っていう車内放送をきいたへんで記憶がとぎれた。バスはねぶたくなるもんだ。
めをさましたころには、まあはい名古屋のまちにはいっとった。名古屋高速をおりてさいしょのバス停、栄(さかえ)はのりおりなしで、つぎの錦通本町(にしきどおりほんまち)でひとりおりて、ほのつぎの伏見町(ふしみちょう)で3人おりる。このみっつのバス停は都心にあるわけだけど、バスにのっとる大半のひとの目的地は終点の名鉄バスセンターだった。
△ うえ=栄 △ したひだり=伏見町あたり △ したみぎ=まあじき名鉄バスセンター
門をくぐって、さかみちをのぼって、たてもんにはいって、名鉄バスセンターの乗降ばしょにたどりつく。たてもんのなかのバス乗降場のつねで、ここもうすぐらくてあんまりきもちがよくない。ほれと、ここのとなりにあるはずの名鉄名古屋駅にいくのに、おそろしく迷路をたどらんといけんってのもかなり印象がわるくなる。大都会名古屋を代表するバスターミナルなだで、まあちょっとなんとかせんと。
△ うえひだり=名鉄バスセンターいりぐち △ うえみぎ=名鉄バスセンターさかみち
△ したひだり=名鉄バスセンター到着 △ したみぎ=バスからおりるおやこづれ
名鉄バスセンター到着は、定刻より7分おくれの15時49分。関シティーターミナルを出発したのが14時37分だで、所要時間は1時間12分。きょりはグーグルの地図ではかってみたところだいたい60キロだで、鉄道でいう表定速度を計算すると時速50.0キロっていうことになる。まあ、いい数字だ。料金は1,030円。
ちなみに、いきは名鉄電車で29分、のりかえで23分、岐阜関線バスで49分と、名古屋から関まであわせて1時間41分かかっとるで、かえりにのった高速名古屋線バスのかちってわけだ。料金も名鉄電車550円と岐阜関線バス680円であわせて1,230円になり、これも高速名古屋線バスのかちだ。電車がすたれ、高速道路がさかえるっていう現実をあらためておもいしった。
名鉄名古屋駅かいさつとなりの名鉄百貨店地下食品うりばで、名鉄百貨店創業時の路線図いりかみぶくろをてにいれてから、いえじについた
(さんこう)
- 廃線あとをあるいた - 美濃町線の新関から関まで - あきひこ ゆめてつどう|2014/04/11
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- 路線図ドットコム/岐阜県/関市東部・美濃地区バス路線図
- 高速名古屋線|岐阜バスの路線バス
- 平日あがり第10便の運行時刻表
関テクノハイランド 14:11 → せき東山 14:25 → 関シティーターミナル 14:33 → 栄町1丁目 14:34 → 栄 15:33 → 名鉄バスセンター 15:42
- 平日あがり第10便の運行時刻表