三河線の複線化に公費投入か!

ちゃくちゃくと三河線の近代化がすすむ。

2009年12月12日に三河八橋(みかわやつはし)が高架になった。2010年3月27日に土橋(つちはし)が橋上駅になった。名古屋本線からの分岐点である知立(ちりゅう)では2023年の高架完成をめざして工事がすすんどって、ことし2015年2月28日には2、3番ホームがかりホームとしてみなみにいざった。若林(わかばやし)もこれから高架にせえっていう。2027年には名古屋本線から直通の特急が三河線のりいれてくる。

まったく豊田のちからはつよく、こっちが名古屋本線なっちゃやへんかしゃんっておもうぐらいだ。知立からしんあんじょう、東岡崎をへて豊橋にいたる区間は豊橋線ってなまえをかえる。

ほんで、このあとがきょうの話題。

名古屋本線からの直通特急ののりいれにともなってやることになる複線化について、愛知県が公費を投入せえかっていうだ。いや~、いいはなしだ。あかじほてんばっかりが鉄道への支援じゃないぞ。複線化っていう鉄道の根幹的な事業に公費を投入し、ほの発展につなげるっていうだ。こうした風潮が全国にひろまることをのぞむ。

20150301_150530 知立 - 新2ホームをでた猿投いきふつう
知立の新2番ホームをでた猿投(さなげ)いきふつう

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名鉄名古屋から豊田市40分視野 - 愛知県、名鉄三河線で公費投入検討

  • 愛知県は名鉄名古屋豊田市間の鉄道の便をよくするため、名鉄で特急運行ができるよう支援する。三河線での特急のおいこしなどに必要な路線の複線化に公費の投入を検討する。地方自治体がおおて鉄道会社の複線化に公費を投じて支援するのはめずらしいっていう。リニア中央新幹線の開業をにらみ、名古屋市トヨタ自動車が本社をおく豊田市との連絡を改善し、ひとのながれの円滑化をはかる。
  • 愛知県は有識者鉄道事業者でつくる検討会議をひらき、名鉄名古屋から豊田市を40分圏内でむすぶための施策を検討してきた。名鉄名古屋本線三河線をつかう「三河線ルート」、JR中央線愛知環状鉄道の「愛環ルート」、名古屋地下鉄と名鉄豊田線の「豊田線ルート」の3経路をあげ、所要時間の短縮をさぐってきた。
  • 2015年2月にじゅうよっかの会合では三河線ルートで改善策にとりくむ方針をきめた。この経路は所要時間がもっともみじかく特急運行ができれば、さらなる時間短縮も期待できる。時間のもっともかかる愛環ルートや、地下鉄のため通過駅をもうけにくい豊田線ルートにくらべて「現実的」って判断した。
  • 公費投入を検討する方針をしめし、愛知県が主導する姿勢をうちだしたのもとくちょうだ。ふみきりをへらす連続立体交差は公費を投じることがおおいのにたいし、鉄道会社の事業に寄与する複線化に投入するのはめずらしい。
  • 愛知県では「複線化しても需要が2、3倍とはならんだらあ。名鉄に単独で投資負担をもとめるのは困難」って判断。名鉄名古屋駅再開発をひかえた名鉄三河線への投資負担をできるかぎりおさえたいかんがえで、公費投入も視野にいれる。くにの補助制度の活用もふくめ整備方針を来年度以降検討する。
  • 鉄道アクセス向上にとりくむのはほかの移動手段より不便な鉄道のつかいがってをよくするためだ。高速道路をつかうと通常は40分前后ですんどる。名駅(めいえき)から40分圏内をひろげ、自動車産業のおひざもとで、愛知県の経済をささえる豊田市などとの連絡がよくなや県外からの利用者もとりこめる。
  • 豊田市三河線の高架化をすすめており、将来、路線を追加できる構造にして、複線化の前提となる構造物の整備にとりくんどる。豊田市は「豊田との便がよくなやターミナル駅となる名鉄名古屋駅の魅力もます」ってしとる。
(ねたもと)
名鉄名古屋から豊田市40分視野 - 愛知県、名鉄三河線で公費投入検討|にっけい|2015/2/25 10:48

(さんこう)