JR西日本の特急にくろしおってのがある。大阪と南紀をむすぶ特急だけど、ふりこしき特急を投入して速度向上をはかっとった。曲線を非ふりこしき特急にくらべて20キロはよはしれる381系と、おなじく30キロはよはしれる283系を運行にあてとった。
ふりこしき特急
△ ひだり=381系(スーパーくろしお当時)、みぎ=283系(オーシャンアロー当時)
ところが、2012年3月17日のダイヤ改正で非ふりこしき特急の287系を投入するにいたり、なんと、はよはしれるはずの381系や283系まで速度をおさえられちゃった。なんちゅうことだ。かつては天王寺-新宮(しんぐう)間を最速3時間10分台ではしっとったものが、2015年3月じゅうよっかのダイヤ改正では最速3時間42分と、30分もおそなっちゃった。平均だと4時間もかかるっていう。
非ふりこしき特急
△ 287系(こうのとり運用のもの)
ほんできわめつけに、今年度2015年度中にふりこしき特急の381系と283系は引退になるっていう。ふりこしき特急はやめにしちゃうだね。怠慢だ。
(さんこう)
- カーブで揺れる特急…乗り物酔い続出で引退へ - 国鉄時代の「振り子式電車」 - スピードアップに貢献 - 産経WEST|2015.5.22 14:00
- はじめての ワイドビューしなの♪ 〜86.5km/h〜 - あきひこゆめてつどう|2012/05/20
- ワイドビューしなの 3号は さいしょの 停車駅 千種 (ちくさ)に いくまでに おおきく ひだりに カーブして、進行 方向を 東南から 東北に かえるだけど、ほの かんにも ふりこしき 電車の とくちょうを はっきり あらわす。電車は カーブする ときに 車体を カーブする 方向に かたげるだけど、ふりこしき 電車は ほの 車体を かたげる タイミングが ふつうより はやいのと、かたげかたが カクンって いう ふうに コンパクトに かたげるのが とくちょうだ。たっとる 人間が ひだりに かたむく ときに たとえて いうと、ふつうは あしもとを 軸に からだが かたむくのに たいして、ふりこしきは こしの へんを 軸に 上半身は ひだりに 下半身は みぎに くるって まわるって かんじだ。もちろん ふりこしき 電車の ほうが ふつうの 電車より、ほいだけ はよ はしれる。
- 塩尻に 停車中、デッキに おじさんが やって くる。写真 とっとるのが じゃまかと おもって、すいませんって いうと、「いや ちょっと 空気に あたりたくて・・・」って いう。ふりこしき 電車 独特の ゆれに よったらしい。
- やまがちな この 区間を、86.5km/hって いう たかい 表定 速度で はしった ワイドビューしなのに 感心。ふりこしき 電車は すごい!
- くろしお、287系 投入で おそく なる 〜3月 17日 ダイヤ 改正〜 - あきひこゆめてつどう|2012/01/27