前編では津島から森上までの8.0キロの区間の乗車についてかいた。こんかい、后編では森上から名鉄一宮までの9.1キロの区間の乗車についてかく。
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もりかみ
前編のおわりにかいたとおり、津島からのった電車を森上でおりたあとは、祖父江のまちなかにある善光寺にいった。えきから30分ぐらいあるいたか。へとへとになってえきにもどって、かいさつをはいる。構内ふみきりからみるしましきホームは風格がただよう。名鉄のなかでいちばんふるいっていうこの尾西線の歴史のためか。
ホームにあがると、さいしょにきたから津島いきふつうがやってきて、はんたい電車をまつ。複線である森上から津島までのあいだで例外的に森上からちょこっとのあいだが単線のため、いきちがいまちをせにゃいかんだ。
じきにみなみから名鉄一宮いきふつうがやってくる。これからのるやつだ。ホームにつくと電車からようけひとがおりてくる。時間は4時をすぎるとこで、高校生の下校時間になったみたいだ。ここまできたときがひるさがりで閑散としとったのと対照的だ。
△ 森上 - 名鉄一宮いきふつう(うえ=160218)(なか=160239)(した=160258)
16時3分、森上をしゅっぱつ。電車は単線をいく。
やまざき
山崎にとうちゃく。やっぱりホームは貧弱で、まわりにあんまり人家はない。
たまの
電車が進行方向をきたから東北にかえると、じきに玉野(たまの)にとうちゃく。自動放送による案内だけど、「たまの」のアクセントは頭高じゃなくて2拍めの「ま」にあった。「たまご」といっしょだ。ホームはひだり曲線のなかにある。
△ 名鉄一宮いきふつう - 玉野(うえ=160715)(した=160721)
玉野をでてじきに日光川をわたる。尾西線と平行してながれるかわだ。
はぎわら
はんたいの津島いきふつうがまつ萩原(はぎわら)にとうちゃく。はじめてのいきちがいのできるえきで、ホームもちょとりっぱだ。えきのまわりも、ちょっとまちになってきたか。
△ 名鉄一宮いきふつう - 萩原(うえ=160929)(した=160942)
ふたご
二子(ふたご)にとうちゃく。すぐむこうで名神高速道路をくぐるっていう位置にあるだけど、ここでは高校生がようけのってきた。いま地図をみると、みなみに一宮西高校っていう高校がある。
かりやすか
苅安賀(かりやすか)にとうちゃく。車内案内でもなんていったかききとれんかったほどで、じつにへんななまえのえきだ。あててある漢字もへんな漢字だ。ここもいきちがいえきで、運転士さんがたちあがってマイクをてにとり、はんたい電車がくるまでちいとまってくださいの案内放送をする。ワンマン運転はつらい。3分ほどしてはんたいの津島いきふつうがはいってきて、わが名鉄一宮いきふつうがしゅっぱつ。
△ 名鉄一宮いきふつう - 苅安賀(かりやすか)
(うえ=161358)(なかひだり=161447 運転士さんがはんたい電車まちの案内放送)
(なかみぎ=161707)(した=161717)
かんのんじ
苅安賀(かりやすか)をでた電車は、東海北陸自動車道をくぐって観音寺(かんのんじ)にとうちゃく。ホームは貧弱だけど、えきのまわりはだいぶまちになってきた。
観音寺をでるとすぐに電車は高架にあがっていく。まあはい終点の名鉄一宮がちかいのか。
めいてついちのみや
高架をあがってしばらく直線区間をはしったあと、ひだりにまがって名古屋本線と合流する。左右のふうけいはしっかり大都会だ。
△ 名鉄一宮いきふつう - 観音寺と名鉄一宮のあいだ
(1枚め=161949 高架をあがる)(2枚め=162019 高架をいく)
(3枚め=162037 ひだり曲線)(4枚め=162058 名古屋本線と合流)
にしびをうけながら、しましきホーム2面4線の名鉄一宮にはいっていく。高架のホームのうえは駐車場になっとるみたいで、これがためにこのえきのホームはうすぐらく、はいっていくっていう表現がにつかわしい。
16時22分、名鉄一宮の1番線にとうちゃく。森上からここ名鉄一宮までの9.1キロを19分かけてきた。表定速度は時速28.7キロ。津島から森上までの時速36.9キロよりさらにおそいのは単線が理由だ。かいさつをでて、尾西線のたびをおえた。
乗車記録 - 2016.1.7 もくようび、平日
(さんこう)