2022年5月17日、かようび、平日。中山道は加納宿(かのうじゅく)にいってきた。現地までは名鉄電車でいきかえり。現地は、電車をおりた名鉄岐阜駅からおすし街道をとおって加納宿いり。ほっから中山道加納宿まちづくり交流センターをたずねたり、加納天満宮におまいりしたり、清水川のみずべ空間をたのしんだり、うなぎのにもんじやでひるめしをくったり、ひがしりっきょうをたずねたり、ほのついでにねじりまんぽを発見したりしてきた。
(名鉄でふるいから岐阜まで) (おすし街道から加納宿にはいる) (中山道加納宿まちづくり交流センター) (加納天満宮) (清水川のみずべ空間) (うなぎのにもんじや) (ひがしりっきょうをたずねて) (ねじりまんぽ) |
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(名鉄でふるいから岐阜まで)
ふるい8時40分、しんあんじょういきふつうのあっかい電車にのる。乗客がいっぱい。
みなみあんじょうで西尾いき急行のこおろぎ塗装とすれちがい。
8時48分、しんあんじょうは1番のりばにとうちゃく。2番のりばにまっとった、吉良吉田いきふつうのあっかい電車がすぐにでていく。
橋上コンコースをのぼりおりして、4番のりばに移動。しんあんじょう9時ちょうど、岐阜いき特急のこおろぎ特急にのる。まえにこおろぎ塗装を増結。
座席は、しんがりから2両めの2号車6D。ひだりまどがわはしらまえ。偶数番号の席がはしらまえになる。
知立に停車。この特急は須ケ口(すかぐち)にもとまります♪って、車内放送。
左京山てまえでいったん停止。30秒ぐらいしてさいしゅっぱつ。
神宮前、金山、名古屋って停車。
ぐいーんっておおきくひだりにゆみなったあと、庄内川鉄橋をわたる。
須ケ口(すかぐち)に特別停車。はんたい線、豊橋いき急行のあっかい電車がでていく。
一宮(いちのみや)に停車。しゅっぱつしたとこで、みぎ、東海道線大垣いき新快速の313系ステンレス電車とならぶ。
須ケ口いきふつうのぎんいろ電車とすれちがって、木曽川堤(きそがわづつみ)を通過。
ほのまま、木曽川鉄橋をわたっていく。ちゃいろいごっついトラス橋だ。
おおきく車体をみぎにかたげて、笠松(かさまつ)に停車。はんたい線にとまっとる、豊橋いき快速特急のこおろぎ特急もおおきく車体をひだりにかたげとる。
回送のあっかい電車とすれちがい。笠松いきふつうの方向幕をだしとるけど、回送電車だ。
岐南(ぎなん)を通過。
茶所車両基地にはいっていくパノラマスーパーとすれちがい。ほのまま茶所(ちゃじょ)を通過。
ひだりにゆみなりながら、新荒田川(しんあらたがわ)をわたる。
さらにひだりにゆみなりながら、ふみきりを通過。むりにつっこんできたクルマと衝突事故のあったふみきりだ。こっからは、ひだりに中山道とおすし街道の重複区間が平行する。
岐阜東どおりのとおるふみきりをとおって、加納(かのう)を通過。
ふみきりをとおる。
歩行者専用のななめふみきりをとおる。
須ケ口いきふつうのあっかい電車とすれちがって、おすし街道のとおるふみきりをとおる。ひだりに中山道とおすし街道の重複区間が平行するのはここまで。
ななめふみきりをとおって、みぎにゆみなりながらどてうえ高架をあがっていく。
ずーっとみぎにゆみなりながら、どんどんどてうえ高架をあがっていく。
進行方向がきたむきにかわって、高々架の東海道線のした、1点分岐をとおっていく。上下線が1点で合流して、ほっから終点岐阜のよっつの線にわかれていくだ。たすきがけ分岐とかを設置する余地がなくて、こんな構造になっとるにちがいない。おかげで、岐阜いき電車が1点分岐てまえでまたされることもある。
9時56分、岐阜はいちばんひだりの1番のりばにとうちゃく。
のりばのねもとにあるかいさつをでて、ひだりにおおかいだんをおりて、神田どおり。にしむきに神田どおりにおりた。みなみはすぐJR岐阜駅、きたは長良橋につながる、岐阜のめぬきどおりだ。
(おすし街道から加納宿にはいる)
東北方向、あるいて五島花店(ごしまはなてん)おいわけまで移動。きたからきたおすし街道が、このおいわけをひだりにはいってみなみにのびていくだけど、こっからおすし街道をみなみにあるいて加納宿までいくことにする。こっからきたのおすし街道は、まえにあるいた。
五島花店おいわけからしばらく、おすし街道をみなみにあるいていく。化粧舗装がしてあることで、このみちがおすし街道にまちがいないことがわかる。
各務原線(かがみはらせん)につきあたり。てまえを右折するもんだっておもっとったら、直進してふみきりをわたるほうが化粧舗装してある。ふみきりをわたる。
ふみきりをわたって、右折。
高間堂(たかまどう)ビルのある十字路を左折して、また、みなみにいく。
高々架の東海道線につきあたって、右折。
線路ぞいをにしにあるいて、高砂町3丁目交差点。
この交差点からにしに、名鉄岐阜駅をでて、名古屋本線のどてうえ高架をみなみにいくこおろぎ特急がみえる。
この交差点を左折してみなみに東海道線をくぐっていくだけど、東海道線の高々架のしたに加納じょうかまちの北番所があったらしい。こっからみなみが加納じょうかまちだ。同時に加納宿でもある。織田信長が本拠とした岐阜とはべつの、加納のまちにはいっていく。
みなみにあるいていって、みちのみぎわきに亀姫侍女のいしぶみを発見。これがなんのいしぶみなのかわからんだけど、亀姫は徳川家康の長女にして、初代加納城主奥平信昌(おくだいらのぶまさ)の正室。ほの亀姫の侍女ゆかりのなんかがあっただ。
また、みなみにあるいていって、おすし街道はせばまる。ほのさきの名古屋本線ふみきりをひだり名古屋方面にいくこおろぎ特急がみえる。きょうのってきた岐阜いき特急が加納駅を通過して、みっつめにあったふみきりがこのふみきりだ。
おすし街道ふみきりをみなみにわたる。このふみきりの左右にいまはなき広江駅(ひろええき)があった。いま名古屋本線は、きたに東海道線をこえて名鉄岐阜駅までいっとるけど、美濃電気軌道が1914年に笠松線として開業したときは、おすし街道とまじわるこの地点にできた広江駅がきたの始発駅だった。名鉄岐阜駅までのびるのは、はんとしあとのこと。
おすし街道ふみきりをわたってすぐの、広江の漢方太田薬局の十字路で中山道と合流。きたからきたおすし街道はこの十字路を左折。中山道と重複してひがしにいく。この十字路からみなみが単独の中山道で、みなみに直進して中山道にはいっていく。このあたりの中山道はまあはいなんかいもあるいた。
ちょこっとみなみにすすんで、清水川(しみずがわ)にかかる広井橋(ひろいばし)をわたる。いや、広江橋のまちがいじゃないのか。みょうだな。
またみなみにすすんで、加納大手町(かのうおおてまち)交差点のすぐてまえの信号交差点を右折。この交差点が加納城のおおてもんがあったとこで、ここで中山道が右折してにしにいくだ。
にしにちょこっといったすぐひだり、中山道加納宿まちづくり交流センターにはいる。まえにここでもらった『加納のまち』って冊子のなかにかいてある「ひがしりっきょう(東陸橋)」のことをききたかった。「1913年の東海道岐阜駅の現在地への移転によってつくられ、これによって笠松線が東海道線をこえて名鉄岐阜駅まで開通することができた」っていうひがしりっきょうだ。ほれはいまもあるのか。あるならどこにあるのか。
館員のおねえさんふたりにこえをかける。「こないだのゴリ夢中、みましたよ。この交流センターも登場しましたね。ひょっとしてゴリさんといっしょに出演しとったおねえさんですか」。「いえ、べつの職員です」。出演しとったのは、まえにきたときに『加納のまち』をくれた館員のおねえさんにちがいない。ほのことをたしかめるために質問したようなもんだ。本題のひがしりっきょうについてきいてみると、学芸員のおる岐阜市歴史博物館ならわかるじゃないかとのこと。あらためていってみることにする。
質問をおえて、展示資料の見学。「近世加納城・じょうかまちのたんじょう」って資料に、
「関ケ原のたたかいにかった徳川家康は、この地にあらたなしろを建設。当時この地には東西にのちの中山道がとおっとって、南北にのちのおすし街道がとおっとって、交差点付近に広江村(ひろえむら)、沓井村(くついむら)、加納町(かのうちょう)があった。ほのみなみには中世加納城のほりや土塁がのこっとった。短期間でしろとまちを建設することができる稀有の土地だった。ほいで、沓井にあった加納天満宮を現在地に遷座した」ってかいてある。
なるほど、地図をみてみると、いまの清水川のきたに広江があって、みなみに沓井がある。さっきわたったはしは広井橋でまちがいなかっただ。広江の広と沓井の井をあわせ広井になる。
(加納天満宮)
中山道加納宿まちづくり交流センターからにしに移動。中山道からちょこっときたにはいったとこで、加納天満宮にとうちゃく。おまいり。由緒がきによると、1300年代っていうむかしっから住民の信仰があつかったとのこと。
(清水川のみずべ空間)
加納天満宮のうらに清水川。広井橋でわたった清水川がかみにここまできとるだ。南北のクルマどおりのとおる天満橋からしもに、きれいに整備されたみずべ空間。
かわんなか、いわのうえにかもがあそぶ。
(うなぎのにもんじや)
みなみに中山道にもどって創業1620年うなぎのにもんじやでうめどん。うえから鶴、特、梅、竹って4段階あるうちのうめどんにした。ごちそうさまでした。
すてきなてあらいをかりて、みせをでる。
(ひがしりっきょうをたずねて)
さて、名鉄岐阜駅までもどるのに、名古屋本線おすし街道ふみきりをきたにわたったとこから、線路ぞいをあるいていく。
線路がどてうえ高架をあがってみぎにゆみなっていくとこで、むこうからパノラマスーパーがやってくる。
進行方向がきたむきにかわったとこで、須ケ口いきふつうのあっかい電車がやってくる。
名古屋本線が東海道線と交差する地点にとうちゃく。さいしょは地平の東海道線をどてうえ高架の名古屋本線がこえていっとっただけど、いまは東海道線が高々架になってどてうえ高架の名古屋本線をこえていく。
交差地点の東南からしばし電車見物。岐阜いきふつうのあっかい電車が、東海道線をくぐって名鉄岐阜駅にはいっていく。
セントレアいき特急のこおろぎ特急がでてくる。
東海道線をくぐっていく岐阜いき急行のあっかい電車と、高々架をむこうにいく大垣いき特別快速の313系ステンレス電車が空中交差。
どてうえ高架をにしにくぐりぬけたとこで、岐阜いき特急のこおろぎ特急が東海道線をくぐって、名鉄岐阜駅にはいっていく。
名鉄岐阜駅をでた、豊橋いき急行のぎんいろ電車が東海道線をくぐっていく。
名古屋本線のにしにそってとおる、南北のクルマどおりが天満橋からきたとおりなだけど、ひがしりっきょうとの関係もようわからん。
(ねじりまんぽ)
交差地点からちょこっときたに、ねじりまんぽを発見。名古屋本線のどてうえ高架をななめにくぐりぬけるトンネルだ。
ねじりまんぽをにしからひがしにくぐりぬけたとこで、うえをあっかい電車がいく。
名鉄岐阜駅にとうちゃく。えきまえの地図かんばんにおすし街道の経路もかいてある。きょうあるいたみちだ。
おおかいだんをあがって、岐阜イクトんなか、ビドフランスでひとやすみ。
かえりの電車。セントレアいき特急、豊橋いき特急、西尾いきふつうってのりついで、ふるいにかえる。