熱田神宮大高斎田おたうえまつりをみにいく。熱田神宮は境外摂社のひとつ、ひかみあねごじんじゃのとなりに大高斎田があって、まいとし6月第4にちようびにおたうえまつりがある。ひかみあねごじんじゃの祭神みやずひめはやまとたけるのみことのきさきで、みやずひめがやまとたけるのみことからあずかったくさなぎのつるぎを熱田神宮に奉納したっていう経緯がある。
〔2023年6月25日、にちようび〕
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おー、さおとめがそろっとる。ひかみあねごじんじゃの境内にはいったとこで、きょうのおたうえまつりの主役であるさおとめがならんで写真とっとる。みどりいろのみずたまもようのきものにすげがさ、あっかいたすき、しろいてこう、しろいきゃはん、しろいたびがいかにもさおとめらしい。
おとこの奉耕者もうしろにならんで記念さつえい。
社務所のわきでのりと。
しゅっぱつ。
移動。
熱田神宮大高斎田のしきちにはいっていく。
JAなごやのテントのしたで神事。
さて、しろいほっかむりにすげがさをかぶってじゅんび。
たんぼにむかって礼。
あぜにはいっていく。
あぜにひろがってたうえのまいをまう。
ふたりがくみになってせなかあわせになって、むかいあって、まいをまう。
交差して千手観音。
となりあってまえうしろ。
まいはつづく。いや、めをたのしませてくれるもんだ。
いよいよたうえだ。たんぼにはいっていく。
長方形のたんぼの長辺にならんでなえをさしていく。
うたにあわせてふりをつけながらなえをさしていく。
たうえがおわってひきあげ。
斎田のしきちをでておつかれさまー。
(さんこう)
- ひかみあねごじんじゃ
- 熱田神宮 > 大高斎田御田植祭
- 宮簀媛(みやずひめ)とは? - コトバンク
- 『古事記』『日本書紀』によれば、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の妃。尾張(愛知県)の国造の祖。ヤマトタケルが、東征の往路で婚約し、復路にその約に従って結婚するために媛の家に入ったところ、媛は月経をむかえてしまう。尊が「さ寝むと吾は思へど汝が著せる襲の襴に月立ちにけり(あなたと契ろうと思っとったのに、あなたの衣のすそに月が出てしまった)」と歌うと、媛は「君待ち難に我が服せる襲の襴に月立たなむよ(あなたを待ちきれずに月が登ったのですわ)」と即妙に歌い返した。これらは女性の生理を詠んだ希少な歌謡群でもある。この后婚姻は成立し、尊は伊勢の斎宮より拝領した草那芸剣を媛のもとに置いて伊吹山に出かけるが、そのまま帰らぬ人となった(『古事記』)。熱田神宮(名古屋市熱田区)は、この剣を宮簀媛が奉斎したことがその起こりとなったという。(寺田恵子さん)