榎前八剣神社

2020.4.20 (3) 榎前八剣神社 - 拝殿 2000-1500

榎前のまちのひがしのはずれに、榎前八剣神社(えのきまえはっけんじんじゃ)がある。まちがのっとる台地のひがしのはずれでもある。こっからひがしは土地がひくくなってたんぼがひろがる。

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2020.4.20 (1) 榎前八剣神社 - 参道 2000-1500

神社の境内はひろくて、みなみからきたにむかってなが~い参道がつづく。

2020.4.20 (2) 榎前八剣神社 - とりい 2000-1500

参道をすすんで、まあたらしいとりい。

2020.4.20 (3) 榎前八剣神社 - 拝殿 2000-1500

まあたらしい拝殿におまいり。銅板ぶき、ひらいりのすっきりした外観だ。

2020.4.20 (4) 榎前八剣神社 - 本殿 2000-1500
△ ひだり側面からみた本殿

拝殿からおくに、わたり殿でつながってまあたらしい本殿がある。銅板ぶき、流造(ながれづくり)、ひらいりの神社らしい外観だ。流造ってのは、うしろのやねにくらべて前面のやねがしたにながれおりてきとるやつだ。

由緒がきがあって、よんでみる。

榎前八剣神社社殿造営の記

やまとたけるのみことが東征にむかうとちゅう、えのきの大木のかたわらで休憩されたことから榎前っていうようになって、このときからちいさなほこらをたてて祭神(さいじん)として崇敬してきた。

1895年建築のりっぱな社殿があっただけど、1945年1月13日の三河地震で本殿が倒壊。拝殿もおおきな損傷。ほのあと、本殿に東端(ひがしばた)からふるいやしろをゆずりうけ、再建。拝殿は補強してつかってきた。

1997年10月31日、あたらしい社殿が完成。工事費1億3,700万円。木造ひらやだて、銅板ぶき。社殿の面積143.12平方メートル。設計監理かぶしきがいしゃMC三河設計。施工大文社寺建築(だいぶんしゃじけんちく)ゆうげんがいしゃ。

まえに矢作神社にいって、古代の英雄やまとたけるのみことが矢作の地で敵とたたかったことをしっただけど、ここ榎前の地にもたちよっとっただ。地名の由来も、ほの故事によるっておもしろい。社殿の建築は1997年。どおりであたらしいはずだ。工事費1億3,700万円は、おもったよりやっすい。2億円はするのかっておもった。

2020.4.20 (5) 榎前八剣神社 - えのき 1500-2000

境内のこだちのなかにえのき。ほー、このきのしたで、やまとたけるのみことはやすんだのか。

境内から東南につづいて農村公園。ほのひがしに南北に遊歩道がのびる。神社からみちをへだてたにしに町内会事務所。みちをへだてたきたにえのき保育園。保育園からみちをへだてたにしにおてら。

2020.4.20 (6) 榎前 - れんげばたけ 1500-2000

神社の東北、遊歩道のひがしがわに、きれいなれんげばたけがひろがる。一帯は、まちのひとたちのたまりばになっとる。

〔2020年4月はつか訪問〕


(さんこう)