〔伊豆箱根鉄道で修善寺から三島広小路まで〕
〔三島のまちをあるく〕
〔三島広小路からかえる〕
〔2023年7月17日、げつようび、はたび〕
◇ ◇
修善寺のあさははやい。やどはホテル滝亭の611号室。まどをあけるとちょうどやますそにひがのぼってくる。ほととぎすのこえもきこえてくる。さわやかなあさだ。
温泉につかってあさめし。
修善寺のえきにでる。やどのむかいの修善寺総合会館からでとるバスにのりそびれてタクシーをよぶ。えきまで1,110円。
きっぷをかってかいさつをはいる。マナカがつかえんだ。
3番のりばにはいってきた三島いきふつうにのりこむ。しろい車体にあおい線のはいった3両編成で、車両番号先頭7101、しんがり7501。東急電車だ。
座席は転換クロスシート。いきはむかしなつかしい垂直せもたれのボックスシートだっただけど、かえりは近代的な転換クロスシートだ。いや、近代的ってってもかなり年季がはいっとるけど。
しゅっぱつ。構内の5本の線が単線に集約しておがわをわたっていく。
牧之郷(まきのこう)に停車。
はんたい電車といきちがい。3両編成のみずいろ電車で、車両番号先頭3505、しんがり3009。伊豆箱根鉄道の電車はぜんぶ3両編成みたいだ。
みぎにくねって大仁(おおひと)に停車。のりばに洗面台があるのを発見。側面には大仁温泉旅館組合の文字。蒸気機関車の時代の遺物か。
くだっていく。80キロでくだっていく。
はんたい電車のとまる田京(たきょう)に停車。はんたい電車は先頭車両3504のあおいろ電車で、「三島おおまつり」のヘッドマーク。電車をおりたひとたちを構内ふみきりであしどめしといてしゅっぱつ。
ひだりに狩野川(かのうがわ)をみてすすむ。90キロですすむ。これが最高速だ。
伊豆長岡(いずながおか)に停車。のりばにひとがいっぱいまっとるし、のりばうわやのはしらには世界遺産を宣伝するきいろいつつがまいてあったりして、なかなかにぎやかなえきだ。
韮山(にらやま)に停車。一転してさびしいえきだ。
はんたい電車といきちがい。3両編成のでこっぱちあおいろ電車で、車両番号先頭3503。
原木([0]ばらき)に停車。だあれもおらん。
ひだり45度ぐらいに富士山がみえるかっておもってみてみるけどみえん。
狩野川の支流来光川(らいこうがわ)をわたる。
伊豆仁田(いずにった)に停車。
はんたい電車といきちがい。3両編成のできいろい電車で、車両番号先頭2201。
電車をおりたひとたちが構内ふみきりをわたって、わが三島いきふつうのしゅっぱつ。
大場(だいば)に停車。
大場(だいば)をでてひだりにひきこみ線。側道をよこぎってしきちのなかにはいっていっとる。
90キロでくだっていく。富士山のほうにむかっていっとるはずだけどみえん。
大場川(だいばがわ)をわたる。
三島二日市(みしまふつかいち)に停車。
三島のまちにはいっていって三島田町(みしまたまち)に停車。
はんたい電車といきちがい。車両番号先頭3501の3両編成でこっぱち電車で、うすみどりいろとはだいろの2色塗装。
まちなかをみぎにくねっていく。
三島広小路(みしまひろこうじ)にとうちゃく。
のってきた電車をみおくり。こっからひがしにのびるめぬきどおりをあるいてみたくて、めぬきどおりのひがしのはしにある三島大社にいってみたくて、ここで電車をおりた。
三島広小路駅みなみのふみきりから三島のめぬきどおりをひがしにいく。
うなぎ桜家のひがしにせせらぎ。めぬきどおりと交差してみなみにせせらぎがながれていっとって、みにいってみる。
まちなかのみずべ空間。いいふんいきだ。
ななめに伊豆箱根鉄道と交差するとこまでいったとこで、鉄橋をあおいろ電車がやってくる。
もどってめぬきどおりをひがしにちょこっといって、みぎに常林寺。
まためぬきどおりをひがしにいく。電柱もなくきれいなとおりにみせがいっぱいたちならんどる。
本町(ほんちょう)交差点からさらにひがしにいく。わが愛知県じゃあ「ほんまち」ってよむだけど、静岡県じゃあ「ほんちょう」ってよむみたいだ。
三島駅いきバスとすれちがい。
三島大社にとうちゃく。みちのきたがわが三島大社の境内でとりいをくぐってはいっていく。
総門をくぐっていく。銅板ぶきのりっぱな門だ。
さらに神門をくぐっていく。唐破風(からはふ)やねのりっぱな門だ。
ちょうど巫女さんがとおりがかる。いそがしそうだ。
舞殿のおくに神殿。いや、唐破風(からはふ)と千鳥破風(ちどりはふ)の二重破風はわが古井神社とおんなじつくりじゃんか。ここに原型があったのか。ところでおまいりをするのに行列。いや、正月でもないのに行列してからおまいりってあんまり経験がない。
由緒がきをかくにん。創建ははっきりわからんけど、鎌倉時代初期には関東総鎮守として源頼朝やおおくの武将からあがめられとったとのこと。伊豆はやっぱり頼朝因縁の地だ。
境内、福太郎ってみやげもんやでひとやすみ。つまがみやげもんをかっとるあいだにかきごおりをくう。
境内をでたとこで東海道のみちしるべを発見。三島広小路からここ三島大社まであるいてきた、めぬきどおりが東海道だったことにきづく。三島宿の時代から現在にいたるまでさかえつづけとるだ。
三島広小路駅にもどりつく直前、めぬきどおりからきたにちょこっとこみちをはいっていったとこに登喜和ってみせを発見。ここでひるめし。おれはとんかつごぜん。つまはあゆかまめし。ごちそうさまでした。
三島広小路のえきから三島いきふつうにのる。車両番号先頭3005の3両編成で、みずいろのでこっぱち電車。
まちなかをみぎにくねっていく。
自転車にわがこをのせたおとうさんがふみきりまち。
進行方向がひがしむきになって三島のえきにはいっていく。とちゅう、ひだりJR東海道線三島駅につながる線が1本分岐しとるのをかくにん。
いちばんひだりの9番のりばにとうちゃく。
おりた電車からほのまままえにあるいて、みぎがわのかいさつをでる。ひだりのかいさつはJR連絡かいさつでみぎが伊豆箱根鉄道かいさつ。
新幹線きっぷをかってJRかいさつをはいる。
地下通路をとおっていくとこで、東京いきおどりこ号がとうちゃくするって案内放送がはいる。みにいかにゃ。
ひとり1番のりばにあがったとこで、東京いきおどりこ号のあおいろ電車がはいってくる。修善寺からここ三島まで伊豆箱根鉄道をとおってきて、こっからJR東海道線にはいって東京までいくだ。伊豆箱根鉄道の電車で9番のりばにはいるときにみた連絡線をとおって1番のりばにはいってきただ。
でていくのをみおくり。
地下通路におりてつまと合流。連絡通路をとおって新幹線かいさつをはいる。
5番のりばにはいってきた名古屋いきこだま号にのってみかわあんじょうにかえる。
- 〔三島 13:25 → (東海道新幹線=名古屋いきこだま号) → 14:51 みかわあんじょう〕
〔2023年7月17日、げつようび、はたび〕