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極端にご利用のすくないえき 【南部篇】

つづきものでかいてきたこの「極端にご利用のすくないえき」もこんかいの南部篇で最終回になる。ふくまれる区間は海峡線の津軽今別から木古内まで、江差線木古内から函館まで、函館本線の函館から長万部まで、室蘭本線長万部から苫小牧まで、日高本線の苫小牧から様似までと、すべて沿岸部だ。

路線図は「極端にご利用のすくないえき」にいろがつけてあるだけど、あかまるが1日平均乗車人員1名以下のえきで、みどりいろのまるが1日平均乗車人員10名以下のえきだ。いや、おそるべき基準だ。1日平均乗車人員が100名以下だってもじゅうぶんに極端にご利用のすくないえきだっておもうだけど、さらにほの10分の1、100分の1を基準にしてあるだ。ちなみに、わがもよりえきの碧海古井は1日平均乗車人員が500人ほどだ。

極端にご利用のすくないえき (1) 南部 1080-750
△ 極端にご利用のすくないえき (1) 南部 〔かくだい〕

ぱっとみて、みどりいろのまるがおおいなっておもうだけど、線ごとにみてみる。

  • 海峡線 - 津軽今別から木古内まで
    • 海峡線は特急と貨物を通過させるだけの線だ。えきがないで論評のしようがないじゃないかっておもうけど、ほじゃない。まえにあった松前線を廃止してこの線につくりかえとるわけで、えきがひとつもないことがおかしい。松前にもひとがすんどるはずで、鉄道で移動する権利があるはずだ。
      なお、この2016年3月26日に開業する北海道新幹線は、この海峡線を貨物とならんではしる。
  • 江差線 - 木古内から函館まで
    • 函館の近郊区間っていう性格がつよいでか、みどりいろのまるがひとつあるだけだ。ほれはいいとして、木古内からこの半島を横断してにほんかいがわの江差にいたる区間が、新幹線開業をまえにして廃線になったのは納得がいかん。江差のひとたち、木古内までいきゃあ新幹線にのれるぞ!っておもったら、レールをはずされちゃった。典型的な「新幹線ができて在来線がほろびる」の図だ。
  • 函館本線 - 函館から長万部まで
    • 北海道の一大幹線であるにもかかわらず、函館の近郊区間をのぞいて、ほとんどがみどりいろのまるだ。あかまるもよっつある。地域として衰退した地域なのか。
  • 室蘭本線 - 長万部から苫小牧まで
    • 函館と札幌をむすぶ特急がとおる幹線区間だけあって、みどりいろのまるがみっつあるだけであり、相対的に健全な区間っていえそうだ。
  • 日高本線 - 苫小牧から様似まで
    • さぞかしあかまる、みどりいろのまるだらけかとおもいきや、さにあらず。あかまるはふたつしかなく、みどりいろのまるとあわせても全体の3分の1しかない。健闘しとるじゃんか。たかなみ被害で大半の区間でバス代行輸送になっとる日高本線だけど、はよ復旧してほしいもんだ。

◇            ◇

総括していうと、函館-長万部間の不振がめだつ。


(さんこう)