2009年10月ようかの台風18号による豪雨で、とちゅうの家城(いえき)から終点の伊勢奥津(いせおきつ)までの17.7キロが運行休止になった名松線(めいしょうせん)。JR東海から廃止の方針がしめされるも、沿線の美杉町民らの署名運動がみのり、三重県が治山工事、津市が水路整備、JR東海が鉄道施設の復旧工事を担当することで合意。2016年3月26日、全線復旧をはたす。
復旧后はけっこうなひとをあつめとるっていう名松線だけど、まっとようけひとがきてくれるようにってことで、終点、伊勢奥津の周辺をまわる無料臨時バスがこの2016年8月なのかから運行をはじめただげな。経路は伊勢奥津駅から道の駅美杉、北畠神社までいってもどってくるもので、津市が運行。
おれもきょねん、列車と代行バスをのりついで伊勢奥津までいっただけど、すぎのみどりのこさが印象にのこる、すてきな沿線だった。伊勢奥津からちょこっとあしをのばすと、さらにみどころがあるらしい。こんかいの無料臨時バスの運行で名松線沿線がいちだんとにぎわうようになるといいね。
(さんこう)
- JR名松線で美杉観光を - 7日から津市が臨時無料バス(池内琢さん)|ちゅうにち|2016年8月7日
- 2009年の台風被害からこの2016年春、6年半ぶりに全線復旧したJR名松線で美杉地区を観光で訪れてもらおうと、津市は2016年8月7日から同線終点の伊勢奥津駅(いせおきつえき)を発着する無料シャトルバスを運行する。行楽シーズンの2016年11月までの土日を中心とした15日間運行し、美杉地区の活性化を目指す。
- 伊勢奥津駅周辺は、武家の庭園で名高い北畠神社や川上山若宮八幡宮といった名所や木工品や地元の野菜などを購入できる「道の駅美杉」などの観光資源があり、同駅から各地を巡る交通手段の確保が課題だった。
- 津市は今年2016年のゴールデンヰーク(4月29日~5月8日)に民間業者に委託し、無料シャトルバスを1日4往復でテスト運行した。津市の調査では利用した2,160人のうち6割が名松線に乗ること自体を目的とする鉄道ファンだった。
- 美杉地区は2016年8月11日の「みすぎ夏まつり納涼花火大会」、28日に木工体験などが楽しめる「美杉なぁなぁまつり」がある。2016年11月11~13日には北畠神社内の「北畠氏館跡庭園」の夜間ライトアップもあり、津市は今后も鉄道ファンのシャトルバスの需要があると判断。運営費100万円を充てて運行する。
- 散策の帰りに道の駅美杉に立ち寄る人が多いため、余裕を持って買い物を楽しんでもらおうと、津市はバスの本数を1日7、8往復に増やして対応する。
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