きょうは プライベートで やすみの ひ。アピタの 喫茶店で 本でも よもうか、コロナで 映画でも みようか。
ほだ! ほっトラムに のっとらんかった!
て ことで、10時 23分 碧海古井発の 名鉄西尾線電車に のり、最新鋭路面電車 「ほっトラム」の はしる 豊橋を めざした。はんぱな おおきさの 固定クロスシートが 不評の あかい ふつう電車が 新安城の 2番線に 到着するや いなや、名鉄本線豊橋方面の 電車が でる 5番線に ダッシュ! ぎりぎり 10時 33分発の 豊川稲荷いき急行電車に とびのる。接続電車じゃ ない 電車に のれたのは 得した 気分。こんども あかいろ電車だが、シートは ベンチシートだ。転換クロスシートを のぞみたい ところだが、最近の 名鉄車両は 特急でさえ ベンチシートと なる ものが おおく、やむを えず。10時 56分、国府に 到着。国府と かいて 「こう」と よむ。これより 豊川稲荷線に はいる。
あ! のりかえにゃ 豊橋に いけん!
のりかえせにゃ いかん ことに 気づき、11時 9分発の 豊橋いき急行を まつ ことに。ひょっとして 新安城での ダッシュのりかえって 必要なかったか。しばし 国府駅構内を ぶらぶら。周辺人口から すれば 新安城に はるかに およばんのだが、駅舎は エレベーターなどの バリアフリー設備も 完備して おり、旧態然たる 新安城を ひきはなす。
国府を でて、伊奈駅を すぎると まもなく JR豊川線との 共用区間と なる。豊川線の スピードに あわせて ある ためか、せっかくの 名鉄の 高性能車両の 本領が 発揮できず、並行する JR東海道線の 快速電車に 差を つけられるのが もどかしい。また、豊橋駅が 名鉄が JRから まがりしとる 関係から 発着本数が 1時間に 6本に おさえられとるのも くやしい。そのため、名鉄が 豊橋に のりいれる 電車は 急行以上のみと なり、名鉄本線ふつう停車駅から 豊橋に いく ひとは この 国府駅か 伊奈駅で のりかえを しいられると いう 理不尽も ある。
11時 19分 豊橋着。
ついたのは 3番線。広大な 豊橋駅で 名鉄が つかわせて もらえるのは この 1線だけだ。けなげにも この 1線だけで ふんだんな 設備を 擁する JR東海道線に 伍する。ホーム反対の 4番線の のぼり方面に いくと 豊橋鉄道の 新豊橋駅の たてものが みえる。
駅舎の むこうに 渥美線の 線路が あるのだが、名鉄の 線路を 延長した 位置に あり、線路が つながって 相互のりいれが 実現すればと おもわされる。さて、目的の 豊橋鉄道市内線の ある 豊橋駅正面ペデストリアンデッキがわに むかい、期待に むねを ふくらませ 豊橋鉄道市内線ホームへの 階段を おりる。
とまっとるのは ほっトラムじゃ ない。とまっとった 従来型電車の 運転士さんに、つぎに ほっトラムが 発車する 時間を たしかめといて、自動券売機で 一律かたみち 150円の きっぷを かう。
あ! 1日フリー乗車券 400円ってのが ある!
すでに かっちゃった 150円の きっぷを つぎに きた ひとに うりつけ、1日フリー乗車券に かいなおす。ほっトラムが くるまで 2台の 従来型電車を たのしむ。
いよいよ おめあての ほっトラムが きた!
12時 11分、出発。車両は いちおう 3両が 連結しとると いう ことだが、実体は 1両だ。ひとつの 車両が 構造上 3分割されて おり、交差点などでは 車体を くねらす ように して スムーズに カーブを まがって いく。従来型車両が 難儀を しながら カーブを まがって いくのを みると、ほっトラムの 優秀さが ひきたつ。
座席は、車両 両端に よこひとりがけ固定クロスシートで 16席、中央が ベンチシートが おりぐち両側に 14席で、合計 30席 ある。おおむね 座席が うまり、たち客は 多少 あった 程度だった。
さすが 最新鋭電車、グゥイーンと 一気に 加速して くれる さまも ここちいい。むかしながらの チンチン電車の ような にぶさじゃ ない。とはいえ、信号を まもりながら、クルマと いっしょに 道路を はしるので 絶対的には 時間が かかる。
12時 36分、終点の 赤岩口 到着。
時刻表上は 22分で 到着の はずなので、計算すると 3分ほど よぶんに 時間が かかった ようだ。このへんは 路面電車ゆえか。ここから さらに 連絡バスが 待機して おり、けっこうな 人数が のりかえて いった。うまく 公共交通が 連携しとる ものと 感心した。
(さんこう)