東京から常磐線で126.9キロの里程にある勝田(かつた)を起点に那珂湊(なかみなと)を経由して終点の阿字ヶ浦(あじがうら)にいたる全長14.3キロの三セク鉄道がひたちなか海浜鉄道だ。2007年12月みっか、茨城交通から経営移管して三セクとして再出発するにあたり社長を公募するっていうことをしって、おどろいた。2008年2月29日、公募の結果、富山県高岡市の路面電車万葉線を成功にみちびいた実績をもつ吉田千秋さんが新社長にきまったことをしって、期待をもった。2012年6月13日、あきひこがかってにひたちなか海浜鉄道の延伸案をつくった。終点の阿字ヶ浦から国営ひたち公園を経由して勝田につなぐもので、既存区間と延伸区間をあわせて環状線をなす。2013年3月ついたち、2013年度予算に延伸の可能性をさぐるための費用が計上されることをしって、おどろいた。あきひこの延伸案もゆめものがたりじゃなかっただ。2015年12月25日、国営ひたち公園まで延伸するにあたって、翌年2016年3月までによっつある経路案のうちのひとつに経路をしぼる予定であることをしる。延伸区間のながさはわずかで、あきひこの延伸案みたいにいっきに環状線になるわけじゃないけど、画期的なことだ。ほいで、きょう2016年4月30日、阿字ヶ浦から国営ひたち公園までの延伸経路がつぎのような全長3.1キロの経路にきまったことをしる。
△ 2016.4.18 ひたちなか海浜鉄道延伸経路案(まいなび)
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2021年にも用地買収や工事に着手して、はやきゃ2024年度の運行開始をめざすっていう。たのしみだね。
(さんこう)
- 鉄道ニュース週報 (17) ひたちなか海浜鉄道の延伸案かたまる - 2024年度運行開始目標|マイナビニュース(杉山淳一さん)|2016/04/27
- 【茨城新聞】海浜鉄道湊線延伸ルート - 公園みなみがわ3.1キロ有力(斉藤明成さん)|2016年4月19日(火)
- ひたちなか市 - 2024年度運行めざす
ひたちなか海浜鉄道湊線の路線の延伸について、ひたちなか市は2016年4月18日、四つの延伸ルート案から、現在終点の阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園の南側を通って公園西口付近を終点とするルート案(約3.1キロ区間)に絞り込んだことを明らかにした。今後はルートを正式決定して必要な手続きを進めた上で、早ければ2024年度の運行開始を目指す。 - 「ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸を実現する会」(会長・本間源基市長)が2016年3月下旬にルート案を決め、ひたちなか市が2016年4月18日の市議会全員協議会で報告した。市企画調整課は「正式決定ではないが、今回示した案を中心に考え、意見をいただきたい」と説明している。
- ルート案は阿字ケ浦駅から北上し、国営ひたち海浜公園の南側外周に沿って進み、公園中央口を超えて公園西口付近を終点とする。他の3案に比べて比較的に距離が短く、車窓から海が見渡せることから最有力候補となった。新駅は、沿線住民のひたちなか地区への通勤や買い物の利便性などに配慮し、ひたちなかと阿字ケ浦両地区に計3カ所設置する方針。
- 終着駅は、県有地の利用を想定し、バスと接続するためのターミナルや、物産品販売や飲食を提供できる観光拠点の整備も見込んでいる。
- 総工費は約65億円と試算。当初は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の単価実績を基に約11億〜約28億円を想定していた。延伸ルートの距離が長くなった上、区間の半分程度が高架になる見通しであることから、見込額が大幅に増えた。
- 同線の延伸構想は、沿線地域の観光振興を主な狙いとして検討。市は2014年に阿字ケ浦駅から同公園周辺までの延伸ルート4案を示していた。ほかの3案は、同公園内を走る特別な事情がない▽景観が良くない▽海岸沿いは全線高架となりコスト高-などを理由に見送られた。
- 市は本年度中に基本計画や施設計画を策定する方針。2017年度以降は、地域公共交通活性化再生法に基づく法定協議会を設けて協議し、測量や地質調査、設計を進めるほか、地元の合意形成や都市計画決定、環境影響評価(アセスメント)の手続きなどを経て、2021年にも用地買収や工事に着手する。
- ひたちなか市 - 2024年度運行めざす
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- ひたちなか海浜鉄道湊線 - Wikipedia