うけつけからおくにとおされて席にすわる。イタリア料理のみせなのに和室。和室にテーブルがおいてあって、いすの席にすわる。みせのなまえはユギーノユーゴっていうだけど、店主のゆうごさんにちなんでつけたなまえらしい。
主食にえらんだのはニョッキ。スパゲッティーでもなくマカロニでもなく、まあ、こむぎこだんごってとこか。
主菜は、おれがとりにくステーキ、つまがさかなフライ。ごちそうさまでした。
へやからどまにおりたとこでかんじょう。うえをみあげると、こやぐみがまるみえのふきぬけ。年季のはいったたてもんだ。
そとにでて、ふりかえってみせをみる。いりもやづくりつまいりのたてもんだ。
たてもんは本宿代官屋敷(もとじゅくだいかんやしき)だったたてもんで、代官をつとめとった富田家のもん。このとなりで富田病院を経営しとった富田家が、このたてもんを改修。東京から一流の料理人をよんでイタリアレストランとして開業したもんだ。はなれてある土蔵も、なかに資料を展示。
名古屋本線本宿駅(もとじゅくえき)から東南500メートル。東海道からみなみにさかをあがったとこにある。富田病院のとなり。
〔2022年5月いつか訪問〕