2022年8月にじゅうよっか。京阪電車にのって、大津のまちをあるいて、かえりの電車。東海道線大津のえきは2番のりばにはいってきた、13時40分の草津いき新快速にのりこむ。電車は12両編成で、先頭クモハ223-2058は223系ステンレス電車。
ひがしにむかって、しゅっぱつ。4線区間のうちがわ線をいく。
網干(あぼし)いきふつうの223系ステンレス電車とすれちがい。
みぎにゆみなりながら膳所(ぜぜ)を通過。快速停車駅じゃないだ。ひだりに京阪石山坂本線(いしやまさかもとせん)京阪膳所(けいはんぜぜ)のえき。
くだっていく。
おおきくひだりにゆみなりながら、京阪石山坂本線(いしやまさかもとせん)をくぐる。
ほのままひだりにゆみなっていくとちゅう、石山(いしやま)に停車。みぎに京阪石山坂本線京阪石山のえき。
瀬田川(せたがわ)をわたる。みぎ車窓かわしも、国道1号線のとおる瀬田大橋(せたおおはし)と、東海道のとおる瀬田の唐橋(せたのからはし)。
まんだ4線をいく。
瀬田(せた)を通過。
まんだ4線をいく。京都大坂神戸間が4線区間なのはしっとったけど、ひがしにこんなとこまで4線区間がつづいとるってしらんかった。
ひだりにゆみなっていくとこで、網干(あぼし)いきふつうの221系ステンレス電車とすれちがい。わが223系よりひと世代まえの221系で、しろっぽい車体がとくちょうだ。
南草津(みなみくさつ)に停車。ちょっとかっくんブレーキになって、停車。
草津川をわたる。
草津川をくぐる。いや、びっくり。地平をはしっていっとるのにかわをくぐるってどういうことだ。はじめての体験だ。このてまえでわたったのがいまの草津川で、いまくぐるのがむかしの草津川。むかしは天井川(てんじょうがわ)だっただ。滋賀県に天井川がおおいって、地理の時間にならったよな。
ゆるくみぎにゆみなっていくとちゅう、草津(くさつ)は5番のりばにとうちゃく。13時50分。電車はここまでだ。ひょっとして、ここでむかいに電車がまっとってのりついでいけるのかもっておもっとっただけど、ほんなきのきいた電車はなくて、ただ、つぎにくる電車をまつしかなかった。つぎにくる電車は、草津14時1分の米原いきふつう。大津を13時46分にでた電車だ。
のりばにおりたとこで、そとがわ線をやってきた貨物列車が、むかいの6番のりばをとおりすぎていく。EF210-328。
ところで、のりばのまちあいしつは冷暖房完備。さすが関西。
こんどは、のってきた電車が5番のりばから米原かたにひきあげられていく。うしろは225系ステンレス電車。まえが223系、うしろが225系の連結だった。223系のつぎの世代が225系で、これがJR西日本のさいしんがたになる。
つぎは草津線。草津線のりば2番のりばから、柘植(つげ)いきふつうのみどりいろ電車がでていく。東南方向にすすんで滋賀県から三重県にはいって、終点の柘植で関西線と接続する。
また、米原かたにひきあげられとった電車が、姫路いきふつうとして4番のりばにはいりなおしてくる。
さて、5番のりばにはいってきた、草津14時1分の米原いきふつうにのる。電車は6両編成で、先頭クモハ221-45の221系ステンレス電車。
ちょこっといって、草津線のかたがわ線がわが電車のいく東海道線を、ひだりからみぎうえにのりこえていく。東海道線から草津線にのりいれていく電車はこの線をとおっていくだ。ちなみに、さっきみた柘植いきふつうのみどりいろ電車は、草津始発の電車のため、この線をとおらんで、ただ東海道線からみぎにはなれていった。
ちょっとくたびれた。しばらく転換クロスシートの座席にすわって、ぼんやりしていく。電車は湖東平野を東北方向にすすんでいく。
稲枝(いなえ)をすぎたとこで、ひだりに荒神山(こうじんやま)。わが滋賀大学の駅伝は、ここまでみなみにやってきて彦根のまちにおりかえしていっとった。
河瀬(かわせ)、南彦根(みなみひこね)って停車。
網干いきふつうの223系ステンレス電車とすれちがい。
芹川をわたって彦根のまちにはいるとこで、みぎから近江鉄道が合流してくる。
彦根に停車。かっくんブレーキで停車。ひだり、まちなかに彦根城。井伊直政(いいなおまさ)のつぎの代に、佐和山城からここにうつった。
みぎに佐和山(さわやま)。石田三成の佐和山城がここにあった。佐和山のむこうは、中山道鳥居本宿(とりいもとじゅく)。
やますそをみぎにゆみなっていくとこで、貨物列車とすれちがい。EF66-109。
しろいがっちりしたトラス橋で矢倉川(やぐらがわ)をわたる。
みぎにフジテックのエレベーター工場。エレベーター研究塔のしろいたっかい塔のめだつこと。
14時44分、米原(まいばら)は6番のりばにとうちゃく。ここでとちゅう下車するために大津から在来線でここまできた。ほじゃなかったら、京都にでて新幹線でかえるとこだった。
えきまえ、米原市役所3階にある米原市観光案内所にたちより。3階までののぼりおりはフジテックのエレベーター。もらえるって約束の北国街道えまきをもらう。北国街道は、鳥居本宿で中山道からわかれてきたにすすんで北陸につながる街道で、関ケ原宿で中山道からわかれてきたにすすんできた北国わき往還がきのもとじゅくで合流。鳥居本宿からきのもとじゅくまでのあいだに、米原宿と長浜宿。いや、ぜんぜんしられとらんけど、米原もじつはしゅくばまちなだ。これまで北国街道の経路がいまいちようわからんかっただけど、このえまきではっきりわかる。北国街道米原宿と中山道番場宿(ばんばじゅく)をむすぶきりとおしものっとる。鳥居本宿はこないだあるいてきたとこだけど、こんどは鳥居本宿、米原宿、番場宿って三角めぐりをすることもできる。
えきにもどって、米原15時33分の東京いきこだま号にのる。座席は、15号車5E。ひだり2席まどがわ。いや、車内がらすきで、指定席とらんでもよかったか。
自席にもどってメネット。
岐阜羽島停車の案内。車掌さんのこえのかわいいこと。
岐阜羽島は、ひだり笠松いきふつうのあっかい電車と同時しゅっぱつ。日常の世界にもどっていく。
16時2分、名古屋にとうちゃく。
名鉄にのりかえ。名古屋16時33分、豊橋いき特急のパノラマスーパーにのる。座席は、1号車5A。展望席最后列ひだりまどがわはしらまえ。メネットしといた席だ。
山王(さんのう)をすぎてひだりにゆみなっていくとこで、岐阜いき特急のパノラマスーパーとすれちがい。
おおきくひだりにゆみなって一ツ木(ひとつぎ)を通過するとこで、豊明いきふつうのあっかい電車とすれちがい。しっかり日常の世界だ。
16時58分、しんあんじょうにとうちゃく。
のりばを移動して、しんあんじょう17時7分、西尾いきふつうのあっかい電車にのる。
17時15分、ふるいにとうちゃく。きょうのたびをおえる。
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