2022年10月じゅうよっか、きんようび、平日。羽島市役所はコミュニティーバス担当の生活安全課ではなしをきいてもらったあと、竹鼻をまちあるきしてきた。
【中野のわたし】 → 【羽島市コミュニティーバスでみおとしにあう】 → 【竹鼻をまちあるき】
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羽島市役所はコミュニティーバス担当の生活安全課ではなしをしたあと、竹鼻のまちあるきをはじめる。
にしに羽島市役所前駅につながるとおりをにしにあるいて、十字路の西北かどに竹鼻まつりだし会館を発見。
おー、ジグソーパズルのたたみ! はいってさいしょにめがいったのがだしじゃなくてたたみ。ようみると竜のもようになっとる。こんなのかんがえだしたひと、ただもんじゃないな。羽島市うまれの山田憲司さんってひとだった。いろの濃淡はたたみのいぐさの角度をかえることで変化させとるっていう。
おすすめのさつえい角度まで紹介しとるのもおもしろい。
展示してあるだしは2台。たっかっ! この2台をふくめて竹鼻にあるだしはぜんぶで13台。まいとし5月のおまつりでひきまわすっていう。いや、ほんなにおおきくもない竹鼻のまちで13台もだしがあるのか。
かえりがけにかかりのおじさんにめしがくえるとこをきいて、竹鼻のまちを西北につきぬける。ざんねんながらまちなかにめしをくえるとこがないだ。
竹鼻線ふみきりをにしにわたったとこにみつけたカレーカフェでひるめし。インド料理をうたうだけあって、カレーもナンもにくもうまい。ただ、ナンは5食分ぐらいはあるじゃないかってでっかさ。大半をのこしちゃっただけど、ありがたいことにもちかえりにしてくれる。
みせをでてまちなかにもどる。もどって、羽島市歴史民俗資料館にいく。まえに竹鼻線開通100周年展にあった竹鼻鉄道えはがきについて、ガラスで反射しちゃってよみとれんとこがあっただけど、なんてかいてあったのかおしえてもらいたい。
資料館にはいって館長さんにきいたらすぐにわかった。きょうもちょうど展示してあっただけど、わざわざ原本をとりだしてきてくれて、写真をとらせてくれた。よみとれんかったとこは「陸路半里」ってことが判明。竹鼻線の終点大須からおちょぼ稲荷までのきょりだけど、半里、2キロなら合点がいく。あと、あたまの1行としりの1行もかくれとったことがわかって、それぞれ「にほん3稲荷のひとつ須脇おちょぼ稲荷」と「新岐阜より正専寺前まで1時間」ってかいてあった。竹鼻線が大須までいっとった時代、竹鼻線はおちょぼ稲荷への参詣鉄道でもあった。
ところで、いまやっとる展示の主題はわたし。いやいや、きょう中野のわたしで木曽川をこえてきたとこだわ。ひがしの木曽川とにしの長良川にはさまれとる竹鼻のまちだけど、むかしはかわをこえるにはわたししかなかっただ。
ほいから館長さんがおしえてくれる。長良川にもゆいつのわたし小紅のわたしがあるって。おー、これもいってみにゃ。
2階にあがって佐久間良子さんと面会。羽島ウールきもののポスターだけど、いつみてもきれいなこと。2階のはんぶんが羽島市映画資料館になっとって、ほこにかざってあるだ。
みなみにちょこっといって、不二竹鼻まちやギャラリーにはいってみる。なかはしっかり改装してあって、歌川広重のうきよえを展示中。かかりのおじさんがよってきて、東海道53つぎのえをこんせつていねいに説明してくれる。とりわけ庄野のゆうだちの説明には感心。さかみちをいきかうたびびとととつぜんのゆうだち。ほれをみごとな遠近感でえがいてたっかい評価をえたっていう。
まちあるきをきりあげてかえりの電車。名鉄だけでかえれるだけど新幹線をつかってかえることにする。
不二竹鼻まちやギャラリーから羽島市役所前のえきに移動。かいさつをはいったとこで、さきに笠松いきふつうのあっかい電車がはいってくる。ちょうど下校の時刻で、まっとった高校生らがのりこんでいく。
ちょっとして新羽島いきふつうのあっかい電車がはいってきて、のる。こっちはがらがら電車だ。
のることふたえきで新羽島にとうちゃく。
新幹線にのりかえ。東京いきひかり号にのる。岐阜羽島は1時間に2本とまるうちの1本がひかり号なだ。これはおおきい。
のることひとえきで名古屋にとうちゃく。
名鉄にのりかえ。豊橋いき特急のパノラマスーパーでしんあんじょうまで。
西尾いきふつうのあっかい電車にのりかえてふるいまで。きょうのたびをおえる。