山田友山うしびきの図

2021.8.11 願力寺 (11) 友山 - 屏風うし 1950-1000
△ うしびきの図

わがふるいのまちによっつあるてらのひとつが願力寺(がんりきじ)。ほの第16世山田友山(やまだゆうざん)は京都でにほんがをならってうしのえを得意とした。てらの庫裏にあるこのうしびきの図もほのひとつ。

山田友山
山田惟孝(やまだゆいこう)1881~1941(60才没)
1881年安城市古井町願力寺に誕生。1898年真宗中学卒業。日本画における東の横山大観とならぶ西の竹内栖鳳に師事。1903年京都市立美術工芸学校絵画科卒業。卒業制作に「曹娥(同学校蔵)」「童子洗硯之図」。古井に戻り創作活動を続ける。雅号友山は南条文雄が命名。1915年願力寺住職第16世となる。
兄=佐々木月樵/妹=山田房子(暁烏敏にとつぐ)

願力寺人物関係図 265-455

牛引きの図
竹内栖鳳の師、幸野謀嶺の花鳥画の模写から繊細な表現や動きのあるタッチを身につけ、日本画の伝統を重んじた世界を見ることができる。
友山は牛の絵を得意とした。

〔2021年8月11日訪問〕


【願力寺の境内にたつ佐々木月樵先生のいしぶみ】
【願力寺 - 友山のふでづか】