明治用水総代研修会で明治用水頭首工を見学

まんだあっつい7月のこと。明治用水総代研修会に参加。

あんじょうし大東町(だいとうちょう)の明治用水会館で座学。水のかんきょう学習館織田理恵館長がおるのを発見。このひとにまえに葭池樋門(よしいけひもん)のことでいろいろしんせつにおしえてもらった。むこうもおれのことをおぼえとってくれてうれしい。司会は鳥居事務局長。杉浦正行理事長あいさつ。理事に野畑忠男、古田修、神谷美紀夫、山口実。用水課長早川氏から説明。ホームページとラインで明治用水の最新情報をながしとるとのこと。中野工務課長から断水予定の説明。わがふるいは関係なさそう。織田理恵館長から総代就任届と造林事業、みどりのダムの説明。植村財務課長から農地転用の説明。明治用水へのとどけがなくても市役所へのとどけでできちゃうで注意が必要とのこと。

【おしかものたび > 葭池樋門】

座学がおわってバス2台で水源視察にむかう。わがバスには植村さん、神谷美紀夫さん、柘植さんが同乗。東井筋(ひがしいすじ)は本流井筋ともいうとのこと。小幹流(しょうかんりゅう)は22本。いや、小幹流ってわかりにくいことばだ。支流でいいのに。明治川神社交差点東北かどに明治用水開通記念のいしぶみ松方正義(まつかたまさよし)の書で「疎通千里(そつうせんり)利沢万世(りたくばんせい)」ってかいてある。広畔制水門(ひろくてせいすいもん)にたちより。除塵機(じょじんき)がある。

豊田市水源町(すいげんちょう)の明治用水水源管理所にとうちゃく。

2023.7.15 明治用水頭首工 2000-1500

明治用水頭首工で有栖(ありす)所長の説明をうける。2022年5月15日に大規模漏水が確認された明治用水頭首工について、ほの復旧にあたるために水資源機構から派遣された支援隊の隊長だ。いま現在17名で復旧にあたっとるとのこと。これまでは漏水かしょのまわりにくろいどのうをつんだりして応急的な措置をこうじてきたけど、これから抜本的な対策として明治用水頭首工のいちばんひがしのP1堰柱(せきちゅう)をとりかえる工事にかかるとのことで、2023年10月から工事をはじめて2025年に完了予定とのこと。ほいから一気通貫やいたも検討しとるとのこと。

説明のあと有栖所長に個別質問。魚道の確保はすでにやってあるけど、東岸魚道やいたを2023年9月までにやるとのこと。ほいから、東岸のくろいどのう、マックスヲールがながされたら西岸の取水ポンプで取水して1週間はもつとのこと。さらに、たたきでできとる旧頭首工の導水堤は現代の技術でもかたくて撤去しきれんくて、残存しとることが容認されとるとのこと。いや、服部長七(はっとりちょうひち)のたたき、おそるべし。

【矢作川の明治用水ふなとおし】

(2023年7月15日、どようび)


(さんこう)

  • 明治用水大規模漏水の支援隊として8人を現地に派遣 - 水資源機構 |2022年6月4日05時05分|中日新聞
    • 明治用水頭首工(めいじようすいとうしゅこう/豊田市水源町)の大規模漏水を受け、水資源機構は2022年6月3日、支援隊として8人の職員を現地に派遣した。機構は、さいたま市中央区の本社に緊急災害対策支援本部、名古屋市中区三の丸一の中部支社内に現地本部をそれぞれ2023年6月1日付で設けとる。
    • 支援隊は、東海農政局から応援者の派遣要請を2022年5月末に受け対応。8人は、排水ポンプ車の稼働状況の監視や農業用水給水地区の給水状況の確認にあたっとる。
    • 東海農政局の要請を受けて2022年5月17日には、排水ポンプ車2台とポンプ3台、職員32人を派遣した。排水ポンプ車2台は、現在も頭首工付近での水のくみ上げで利用されとる。
  • 明治用水頭首工で発生した大規模漏水事故に対する支援活動|水資源機構
    • 明治用水頭首工(愛知県豊田市)において発生した大規模な漏水事故について、2022年5月17日に東海農政局から支援要請を受け、直ちにポンプ車などの機材及びポンプを設置・操作する人員32名を現地に派遣し、矢作川から緊急取水を開始しました。
      水資源機構 (1) ポンプ車とポンプ 1380-680
    • 東海農政局から人的支援の要請も受け、緊急災害支援隊を編成して現地に派遣し、2022年5月17日から2022年7月29日に仮設ポンプの維持管理、農業用水を配水しとるパイプラインの巡回点検、空気弁の漏水対応などの人的支援(延べ238人・日)を行ないました。
      水資源機構 (2) 支援作業 1340-790
    • 水資源機構が行なった機材及び人的支援による貢献について、2023年3月29日に東海農政局長から感謝状が贈呈されました。
      水資源機構 (3) 感謝状 1040-740