そばやにあったおくのほそみちけいろず

2024.6.24 (43) さらしな - おくのほそみちけいろず 2330-1620

おおがきえきまえはさらしなってそばやに、おくのほそみちけいろず。おしながきのひょうしにおくのほそみちけいろずがかいてあるだ。おくのほそみちっていうと、まっとあおもりのさきっぽまでいったのかっておもったら、ひらいずみ、きさかたがほくげんで、ほっからにほんかいがわをえちご、えっちゅう、かが、えちぜんってもどってきて、さいごおおがきまできとるだ。しらんかったな。

2024.6.24 (43あ) さらしな - おくのほそみちけいろず 2000-1500

ここにかいてあるけいろとぶんしょうをつぎにしるしとく。

けいろ

えど → せんじゅ → そうか → かすかべ → こが → ののだ → むろのやしま → かぬま → にっこう → くろかみやま → たまにゅう → やいた → よぜ → くろばね → うんがんじ → たかひさ → ゆもと → あしの → しらかわ → やぶき → こおりやま → ひわだ → ふくしま → いいざか → こおり → いわぬま → せんだい → しおがま → まつしま → いしのまき → とめ → いちのせき → ひらいずみ → いわでやま → なるこ → しとまえ → さかいだ → おばなざわ → たておか → りっしゃくじ → おおいしだ → しんじょう → ふるくち → きよかわ → はぐろやま → つるおか → さかた → ふくら → きさかた → ねずがせき → なかむら → むらかみ → ついじ → にいがた → やひこ → いずもざき → かしわざき → はっさき → なおえつ → たかだ → のう → おやしらず → いちぶり → なめりかわ → しんみなと → たかおか → くりからとうげ → かなざわ → こまつ → やまなか → だいしょうじ → よしざき → まつおか → えいへいじ → ふくい → ゆのお → いろのはま → つるがおおがき

ぶんしょう

たびだち

やよいもすえのなのか、あけぼののそらろうろうとして、つきはありあけにてひかりをさまれるものから、ふじのみねかすかにみえて、うえの、やなかのはなのこずえまたいつかはとこころぼそし。むつまじきかぎりはよいよりつどひて、ふねにのりておくる。せんじゅといふところにてふねをあがれば、ぜんとさんぜんりのおもひむねにふさがりて、まぼろしのちまたにりべつのなみだをそそぐ。

いくはるや とりなきうおの めはなみだ

これをやたてのはじめとしていくみちなほすすまず。ひとびとはみちなかにたちならびて、うしろかげのみゆるまではとみおくるなるべし。

◇            ◇

おおがき

ろつうもこのみなとまでいでむかひて、みののくにへとともなふ。こまにたすけられておおがきのしょうにいらば、そらもいせよりきたりあい、えつじんもうまをとばせて、じょこうがいえにいりあつまる。ぜんせんし、けいこうふし、そのほかしたしきひとびとにちやとぶらひて、そせいのものにあふがごとく、かつよろこび、かついたはる。たびのものうさもいまだやまざるに、ながつきむいかになれば、いせのせんぐうおがまんと、またふねにのりて。

はまぐりの ふたみにわかれ いくあきぞ

◇            ◇

ばしょう

(2024ねん6がつにじゅうよっか、げつようび、へいじつ)


【たるいからかえる】