中国地方に三江線(さんこうせん)っていう線がある。江の川(ごうのかわ)にそって、中国山地の盆地にある三次(みよし)と、にほんかいに面した江津(ごうつ)をむすぶ全長108.1キロの線で、本来なら芸備線(げいびせん)のうちの広島-三次間68.8キロとあわせて、中国地方の中心地広島とにほんかいがわとをむすぶやくめをはたすべき線なだけど、1975年に全線開業したこの線がほのやくめをはたしたことはない。
三江線の時刻表をみてみるとこのとおりだ。1日にわずか5往復か4往復の運行しかなく、しかも全線をいくのはほのうちの3往復しかない。全線の所要時間はいちばんみじかいのでも3時間21分で、いちばんながいのだとじつに5時間3分もかかるだぞ。表定速度はいちばんみじかいのでも時速32.3キロで、いちばんながいのにいたっては時速21.4キロっていうおそさだ。本数はすくないわ、時間はかかるわで、ほやだあれものやあへんて。
ほんなことならってことで、JR西日本も2012年10月にこの三江線で「通常の列車運行もやりながらバスもはしらせてみる」っていう実験をやったぐらいだ。「おんなじかねかけるなら、バスのほうが列車の倍の運行が可能だぞ」ってことをたしかめたかったらしい。
ほんな三江線がきょねん2013年8月豪雨で被害をうけて、いまも浜原(はまはら)から江津までの50.1キロが運行休止になっとる。
(ヰキペディアの記述から)
高千穂鉄道とか岩泉線とか、おおあめの被害からたちなおれんくて、ほのまま廃止になっちゃった線もあるで、ひょっとしたら・・・っておもっとったとこで、「2014年7月、三江線運行再開!」のニュースをめにした。
(あさひの記事から)
- 運行再開は2014年7月
JR西日本米子支社は、2013年8月の集中豪雨で鉄橋の橋脚が流出するなどして運行休止になっとる三江線の浜原-江津について、2014年7月中に運行再開みこみと発表した。この区間はバスによる代行輸送がおこなわれとる。- JRによると、浜原-江津50.1キロで橋脚流出やきりど崩壊、土砂流入、道床流出、ケーブル損傷などあわせて72か所で被災した。河川の護岸工事や治山工事などを担当する島根県と復旧工事のスケジュールを調整した結果、2014年7月中に運行再開のみこみがたったっていう。JRがわの工事費は6億円で、島根県がわの工事費は4億8千万円。
- (ねたもと)
- JR三江線の江津-浜原:朝日新聞デジタル (鈴木芳美氏)|2013年12月13日11時39分 〔※ まあはいリンクぎれ〕
いや~、よかった、よかった。こいで、いつか三江線が広島とにほんかいがわをむすぶやくめをはたすひがくるのを、まつことができる。
(さんこう)
- のぞみは つながらんかった - 岩泉線の 廃止 とどけ でる - あきひこ ゆめてつどう|2013/11/10
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- (掲載してある急行ちどり運行路線図のなかに三江線もふくまれとる)
- 高千穂鉄道 廃線 - あきひこ ゆめてつどう|2008/12/30
- 三江線 - Wikipedia